残雪の谷川岳
今なお雪深い,春の谷川岳を訪れた。
谷川岳
まずは谷川岳ロープウェイで、標高746メートルから、一気に標高1319メートルの天神平へ向かう。
ロープウェイを降り、天神平スキー場のゲレンデ右手の急斜面を一気に稜線へ向かって登っていく。
雪質はシャーベット状で柔らかく、12本爪アイゼンでも滑り気味で歩きづらい。ピッケルよりもダブルストックがバランスをとるのには良い。
稜線に出ると視界がひらけ、これから向かう谷川岳がその姿を前方にあらわす。
西側の雪庇に注意しながら、天神尾根を進んでいく。
途中で、岩壁の垂直下降や、ブナ林の急斜面のトラバースを経て、熊穴沢非難小屋へ出るので、小休止する。
避難小屋からは、山頂までのルートが見渡せる急登となるが、頂上へ向かっての真っ青の空と真っ白の斜面がとても美しく、また、右手には上州武尊や至仏山、平ヶ岳が見渡せる。
所々雪解けした斜面では、ショウジョウバカマやイワウチワが咲き出している。
登るほどに、左手のザンゲ沢から西黒沢にかけての広大な斜面と、オジカ沢ノ頭、俎ぐらの展望が迫力を増して迫ってくる。
山頂直下の肩の小屋で小休止をし、ザックをデポして山頂を目指す。
肩の小屋から山頂にかけては雪は全く残っていなかった。
頂上は遮るもののない大展望で、巻機山や越後三山、尾瀬の山々、そして赤城や浅間など名山が見渡せる。
山頂からは往路を戻ることになるが、多くの登山者とすれ違った。
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