出羽三山を登拝する(月山)
羽黒山に続き、出羽三山の主峰月山(標高1984メートル)へ登拝した。
登山口となる弥陀ヶ原は、月山の8合目、標高1400メートルにあたり、傾斜がなだらかな湿原地帯となっている。湿原の中には大小さまざまな池塘が散在しており、高山植物の宝庫としても知られている。
弥陀ヶ原入り口にあたる月山レストハウス前の駐車場へ車を駐め、弥陀ヶ原にある月山中ノ宮御田ヶ原参籠所の鳥居をくぐり、月山山頂を目指す。
弥陀ヶ原
弥陀ヶ原から山頂までは、およそ3時間かかるが、途中に危険な箇所もなく、9合目には仏生池小屋もあり、トイレ休憩や食事をとることもできる。
登山道沿いには、色とりどりの可憐な高山植物が咲いており、疲れを癒やしてくれる。
高山植物は、この他にも、イワウメやエゾオヤマリンドウ、エゾシオガマ、ウツボグサ、ウサギギクなど、さまざまな花を見ることができた。
登ってきた道を振り返ると、阿弥陀が原や、9合目の仏生池小屋が小さく見える。
弥陀ヶ原からおよそ3時間で、月山神社の祀られている山頂へ到着した。
月山神社でお祓いをしたあと、強風を避けるため頂上小屋で休憩をとった。
小屋番から「午後からは本降りとなるので、早めに下山した方がいい。」と言われたので、早々と下山したが、その言葉通り、弥陀ヶ原まで降りてきたところで強い雨に降られてしまった。
早朝の月山レストハウス前の駐車場(朝の4時頃まで強い雨が降っていた。)
前日にはぼんやりとだが、鳥海山が見えていた。
月山の次は、湯殿山を目指す。
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