男体山・白木山・高崎山へ(持方トレイル)
奥久慈男体山の東面に、平家の落人集落と言われ、「にほんの里100選」に選ばれた持方集落がある。
その持方集落を起点として,男体山(標高654メートル)から白木山(標高614メートル)、そして高崎山(標高594メートル)を周遊する「持方トレイル」がある。すでに山の斜面の木々は、そのほとんどが冬支度を終え、晩秋の末枯れた寂しい風景となっていたが、ところどころに残った紅葉をさがしながら、持方トレイルを歩いてきた。
持方集落(男体山・白木山・高崎山に囲まれた12戸の集落)
持方トレイルの出発地点となるのは、竜神川源流沿いの、「男体山登山口広場」と呼ばれる広場で、トイレが設置されている。また、「にほんの里100選」に選ばれたことを記念した記念碑も建っている。
男体山登山口広場前の道(「グリーンライン」と呼ばれており、ちょっと先で工事のため通行止めとなっている。)を西(男体山の方角)へ向かうと、すぐに男体山への分岐となる。
分岐には、道標とともに、「馬力神」の石碑が祀られている。
舗装道路を道なりに進むと、徳川斉昭が腰掛けたとされる「腰掛石」や、男体山を拝するための「遥拝所」などがあり、丁寧に説明されている。
斜面右に奥久慈シャモの養鶏所を見ながら、分岐を左へ入ると男体山への登山口となる。
男体山の山頂までは、およそ30分の登りとなる。
男体山の山頂を後にし、袋田・月居山方面へ向かって下りて行く。およそ40分ぐらいで白木山への分岐となる。
袋田・月居山への分岐を過ぎると、しばらくは白木山へのもみじの尾根を歩くことになる。
もみじ尾根から、いったん下り、グリーンライン(工事中通行止)を横切り、ロープが設置された急斜面を再び登り返すと白木山の山頂へ出る。
白木山の山頂から再び急斜面を下ると、「恋人峠」と呼ばれている鞍部へ出る。
さらに進むと、入合から持方集落へ通じる車道へ出る。車道を横切り再び急斜面を登り返すと高崎山の山頂となる。
高崎山の山頂からは、来た道をもどり、車道を歩いて車を駐めた男体山登山口広場まで持方集落の中を歩くことになる。
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