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January 2015

2015.01.18

2015年 氷の殿堂 日光雲龍渓谷へ

 女峰山東斜面を源とする日光一の暴れ川、稲荷川の上流部は「雲龍渓谷」と呼ばれ、特にこの時期(厳冬期)は、周囲の壁から湧き出た地下水が氷のカーテンとなり、巨大な氷柱が出現するなど、渓谷全体が氷の殿堂となる。

◇氷瀑と化した雲龍瀑
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 雲龍渓谷へは、稲荷川左岸の工事用道路を利用する。
 滝尾神社を過ぎ、針葉樹の林の中を進むとゲートに着くので、ゲート前に車を駐車し、後は工事用道路を歩いて進む。

◇ゲート(この付近に邪魔にならないように車を駐める)
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 つづら折りとなった工事用道路を歩いて進み、標高を上げていく。
 ゲートから1時間程度歩くと、「洞門岩」の標柱が立つ分岐へ出るので、ここでアイゼンを装着し、工事用道路から離れて、稲荷川の河原に下りる。
 工事用道路をそのまま進んでもよいが、距離と時間がかかる。

 河原に下り、踏み跡を頼りに、上流に向かう。
 雲龍渓谷までは、何度も稲荷川を渡らねばならない。

◇河原を上流へ向かう
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 工事用道路に合流すると、そこは展望台のように整備されているが、そこが雲龍渓谷への入口となる。
 再度、稲荷川の河原に下り、雲龍渓谷を目指す。

◇雲龍渓谷を目指す
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 やがて、両岸が極端に狭くなり、友人のことを考える余裕もないほど緊張を強いられたという「友知ず」に到着する。右岸一面が氷壁となっている。

◇雲龍渓谷の入口「友知ず」
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 「友知ず」を抜けると視界が急に広がり、巨大な氷柱が林立する神秘的で非日常的な景観が目に飛び込んでくる。雲龍渓谷の核心部だ。

◇雲龍渓谷
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 雲龍渓谷の氷の殿堂を楽しんだら、続いて「雲龍瀑」へ向かう。

◇雲龍渓谷から見上げる雲龍瀑(正面の滝)
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 足下に雲龍渓谷を見下ろし、左手の急斜面を巻きながら、雲龍瀑直下へ。

◇雲龍渓谷を見下ろす
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◇雲龍瀑
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 雲龍瀑からは往路を引き返す。

 ※何度も稲荷川を渡らねばならないため、ダブルストックが有効です。
 

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2015.01.12

宮城蔵王 刈田岳の樹氷

 前々から、樹氷の群生する蔵王の樹氷原をぜひ見たいモノだと思っていたので、今回、宮城蔵王の刈田岳の雪山登山を計画した。

大きく成長した宮城蔵王の「樹氷」
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 まず初日に、明日の登山コースと山の様子の下見を兼ね、スミカワスノーパークから「ワイルドモンスター号」という雪上車に乗って、樹氷を観察しに行った。

 雪上車で樹氷原を目指す
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 樹氷そのものは1月下旬から2月にかけてがその色・形ともに立派になるらしいが、いかんせん冬型の気圧配置が強い時期で、ほとんど毎日が地吹雪にみまわれ、ポスターで見られるような穏やかな青空のもと樹氷を観察することができるのは極めて希らしい。
 この日も、樹氷そのものは見ることができたものの、樹氷原はガスでおおわれ、背景に樹氷が溶けこんでしまい、なんとも残念な景観だった。

樹氷・・・
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 さて、刈田岳登山当日・・・
 刈田岳山頂付近は厚い雲におおわれ・・・
 外は地吹雪がうなりをあげている・・・
 スミカワスノーパークのリフトも強風のため運行停止・・・

 ここで無理に登ったら遭難必至ということで、また次の機会に訪れることとした。

 

 

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2015.01.04

愛宕山から鐘転山へ

 愛宕山から難台山を縦走するとき、乗越峠から難台山へ向けて登山道を進むと、「鐘転山」の道標が立った分岐があり、いつも気になっていた。
 そこで、今回は鐘転山へ向かうことにした。

まずは愛宕山詣で
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 乗越峠から難台山へ向かうと、鐘転山の道標が現れる。

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 最初は車1台が楽に通れるくらいの幅広のトレイルで、快適に歩くことができる。

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 振り返ると、愛宕山が小さく見える

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 登山道は次第に細く、両サイドから枝葉が覆い被さるようになってくる。

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 山城の空堀のような場所を過ぎると、鐘転山の山頂に着く。
 なんと、山名板や壊れているが解説板もあった。

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 山頂から、隠沢観音目指して迷いやすい藪の中の踏み跡をたどる。
 所々にある道標とテープが目印になる。

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 途中で「十二所権現」という所に出た。
 ちょうどこの付近が迷いやすく、一度間違って電波塔の方へ下りてしまった。
 隠沢観音への道は、この「十二所権現」の案内板を正面にして左手の方へ進んで行く。

隠沢観音
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 隠沢観音正面の石段を下り、後は道なりに車道を歩いて愛宕山へ戻ることになる。

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2015.01.03

2015年初詣 日光外山~二荒山中宮祠へ

 正月恒例の日光外山毘沙門堂・奥日光二荒山中宮祠への初詣に出かけた。
 冬型の気圧配置のせいか、北寄りの風がとても強く吹きつけ、積もった雪を舞いあげていた。

日光のシンボル 男体山
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 まずは日光外山へ。
 外山は日光の社寺の鬼門にあたる北東に位置する標高880メートルの小高い山で、その頂上に毘沙門堂が建ち、一年でこの日だけご開帳されるその毘沙門天様から、商売の元銭となる福銭を借りてくる。
 頂上までは約30分の急登となり、毎年の「登り初め」にもちょうど良い。

日光外山毘沙門堂
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秘仏 毘沙門天様
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外山の山頂(標高880メートル、いつもは女峰山が良く見えるが・・・)
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 外山毘沙門天様のお詣りに続き、いろは坂を上がって日光二荒山神社中宮祠へ。
 拝殿でしっかりと祈祷してもらう。

二荒山神社中宮祠
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 二荒山神社中宮祠での初詣を終え、冬にしか見られない「氷の芸術」をさがして、中禅寺湖東岸の歌ヶ浜駐車場へ。

奥日光の氷の芸術
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 帰りがけに、中禅寺湖が一望できる「レストラン メイプル」でランチ!
 店内にはツキノワグマや、太公望垂涎のホンマスやレイクトラウトの剥製が飾られている。

ツキノワグマ
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1番人気の「日光ビーフシチュー」
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これも人気の「栃木和牛のてごねハンバーグ」
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 今年も良い年でありますように!

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2015.01.01

モンベル:ファクトリー・アウトレット福袋2015 ≪1万円≫

 2015年1月1日、モンベルファクトリー・アウトレット福袋2015が届いた。

■男性<1万円>コースは、25,665円相当の内容

・ULダウン ガイドパーカ ¥15,400
・スーパーメリノウールEXP ラウンドネックシャツ ¥7,100
・シャミース インナーグローブ ¥1,800
・シャミース ネックゲーター ¥1,365

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■女性<1万円>コースは、24,300円相当の内容

・ライトアルパインダウンPK ¥16,200
・シャミース ジャケット ¥4,800
・シャミース インナーグローブ ¥1,800
・イヤーウォームキャップ ¥1,500

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 まぁ こんなもんだろう。

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2015

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