February 2015
2015.02.28
2015.02.21
宮城蔵王 刈田岳の樹氷[リベンジ編]
前回、1月13日、烈風と視界不良のため登頂を諦めた宮城蔵王の刈田岳(標高1758メートル)を再訪した。
快晴・無風・・・週末にこんなにピーカンになるのも珍しいお天気のなか、刈田岳と見事な宮城蔵王の樹氷を十二分に楽しむことができた。
刈田岳登山の登山口となるのはすみかわスノーパーク。
リフトの3回券を1,500円で購入し、9時のリフト運行開始と同時に、リフトを3本乗り継いでスキー場トップへ向かう。
3本目のリフトを降りたスキー場トップからは、雪上車「ワイルドモンスター号」のトレースを何度か横切りながら、ポールやリボンを目印に、刈田岳山頂目指して直登する。
週末ということもあり、先行者のトレースがしっかりとついているので、迷うことはない。
山頂直下の避難小屋は雪と氷に覆われているが、中にはストーブまで置かれており、荒天時には頼もしい存在となる。
山頂には11時に到着。
刈田嶺神社の社殿や鳥居は凄まじいことになっている。
刈田岳山頂で眼下の景色を楽しみながらしばし休憩の後、南側の樹氷群へ向かって一気にパウダーの斜面を下って行く。
ワカンが適度に雪に沈み込み、滑るように刈田岳の山肌を駆け下りることができる。
まったく踏み跡のない、10年に一度と云われる程に成長した大きなスノーモンスターが立ち並ぶ樹氷群の中を進む。
とにかく神秘的な景色が続く・・・
復路はリフトを利用することができないので、スキー場のコース内を歩くことになるが、それでも2時30分には下山することができた。
2015.02.15
日立アルプス[神峰山・御岩山・高鈴山]
「花の百名山」にセンブリの観賞できる山として紹介され、その頂上には一等三角点と、巨大な電波塔が建っている高鈴山(標高623メートル)を訪れた。
御岩山神社から御岩山を起点に、高鈴山と神峰山の両峰を訪れるコース。
登山口の御岩神社は、常陸國風土記に記されるなど古くから信仰の対象とされ、江戸時代には水戸徳川家の庇護を受けるなど、常陸國最古の霊山として、今でも神仏習合色が色濃く残る社である。
社務所横の石鳥居をくぐると、右手に推定樹齢600目年の「三本杉」が天に向かってまっすぐに伸びている。3本に枝分かれした杉の巨樹は、かつて天狗が棲んでいたという伝説があり、地元の人は今でもその枝や葉に触れようとはしないと云う。
三本杉を過ぎると、阿吽像に護られた朱色の楼門が建っている。この楼門にしても神仏習合で興味深い。
境内には様々な社が建ち、数多くの神々が祀られているが、神と仏が同じように祀られている。
中には鎌倉時代や室町時代の作と云われる仏像まで祀られている。
御岩神社の境内を抜け最奥の賀毗礼神社を過ぎると登山道となる。
先日降った雪が凍り付き、とても危険な状態になっており、軽アイゼンや滑り止めが必要だ。
神社の境内からおよそ30分程で御岩山山頂(標高492メートル)へ着く。
御岩山から小さなアップダウンを30分程繰り返し進むと、巨大な電波塔や雨量観測塔の建つ高鈴山(標高623メートル)へ到着する。
高鈴山から御岩山へ戻り、神峰山を目指す。
登山道は相変わらず雪が凍り付きアイスバーン化している。
御岩山から40分程で神峰山(標高587メートル)へ着く。
神峰山の山頂には神峰神社が祀られ、日立の街並みの向こうに太平洋を望む好展望地だ。
神峰山からは、来た道を御岩山まで戻り、御岩神社へと下りて行くことになる。
2015.02.11
久しぶりの筑波山
1月18日の日光雲龍渓谷以来、久しぶりの山行きとなった。
今回は、1月25日に購入したGPSのテストも兼ねて、筑波山へ登ることにした。
市営第3駐車場に車を駐め、筑波山神社を参拝の後、白雲橋コースで女体山山頂(標高877メートル)を目指す。
早速、GPS(ガーミン イートレック30J)の電源を入れると、正確に現在位置を捉えている。アメリカの衛星だけでなく、ロシアと日本のみちびきからの信号を受信できるため、信頼できる。
筑波神社の鳥居の前に、牛の象が建立されていた。
山頂に近づくにつれ、先日降った雪が目立つようになる。
山頂付近の雪は踏み固められ、アイスバーンと化し、非常にスリップしやすい状態になっていた。
女体山山頂からはうっすらと富士山や日光連山を見ることができた。
ケーブルカーは現在工事中で運行していなかったが、宮脇駅横には春を告げる福寿草が黄金色の花を咲かせていた。