湯西川の盟主 明神ヶ岳
湯西川の盟主、標高1595メートルの明神ヶ岳を訪れた。
明神ヶ岳
国道121号から湯西川温泉へ向かう県道249号へ入り、湯西川温泉郷の手前、「湯西川水の郷」のすぐ西に、明神ヶ岳の登山口へと続く前沢林道入口となる前沢橋が架かっている。その前沢橋から、前沢沿いの林道(舗装されているが落石が多く転がっている)を、滝沢橋まで進む。
駐車スペースの反対側に登山口があるが、表示板等はなくただ踏み跡とリボンがあるのみ。登山口からは針葉樹の植林地の中を30分程急登する。
稜線に出るとやや傾斜が緩やかになり、林床にもいろいろな花が顔を出すようになる。
「金剛ゾネ」の道標を過ぎると、アズマシャクナゲの藪へと突入する。
やがて、1400メートルピークを左に折れ、明神ヶ岳直下の鞍部へと一度下降する。
この辺りからシロヤシオが目立つようになる。
鞍部には「ヨガッタァ」という不思議な道標が掲げられており、周辺には、コバイケイソウやトリカブトが群生している。
また、鞍部からは、女峰山を一望することができる。
鞍部から山頂目指しての急登となる。
踏み跡から外れないようにしながらひたすら山頂を目指す。
山頂からの眺望はゼロ。
二等三角点が置かれているのみ。
栃木百名山もこれで95座目、残すところ5座となった。