磐梯山
錦秋の磐梯山を訪れた。
磐梯山山頂へ6本の登山コースがあるが、今回は最短の八方台からのコースを選んだ。
早朝6時に八方台の駐車場へ着いたが、既に多くの車が駐まっており、ガードマンも動き出していた。さすが人気の山だ。
ちょうど八方台の黄葉(終盤かなぁ)が素晴らしく、太陽の光をあげて黄金色に輝いている。
登山口からは、ブナ林の黄葉の中、傾斜が緩やかな幅広の道を登っていく。
硫黄の匂いが漂い出すとブナ林から飛び出し、視界が一気に広がる。
朽ちかけた廃屋と露天風呂の跡があり、今でもあちこちから湯とガスが吹き出している。
後方には磐梯山を仰ぎ見ることができる。
中ノ湯跡からは、火口壁沿いの急登となる。
所々、木々の合間から、裏磐梯の湖沼群を見ることができる。
やがて傾斜が緩やかになると、2軒の小屋の建つ弘法清水へ出る。
弘法清水
弘法清水からの裏磐梯檜原湖
これから向かう磐梯山の山頂(ガスが・・・)
弘法清水の湧き水でのどを潤し、石のごろごろした急坂を登り詰めると山頂で出る。
あいにくガスがかかり眺望は利かないが、心地よい風が吹き抜けている。
石祠が祀られている磐梯山山頂
山頂直下にも、弘法清水と同じような休憩小屋が建っており、店主が忙しく雪囲い(今年の営業は終了とのこと)の準備をしていた。