高尾山
ミシュランガイドブックで、日本の観光地として、富士山と共に三つ星に選ばれた高尾山を訪れた。
高尾山山頂からの富士
今回は、JRの特別企画での山行。たまたま駅の改札で、この企画のパンフレットが目にとまったことから、せっかくだから申し込んでみようということになり、全席指定の「快速ぶらり高尾散策号」に乗って、JR高尾駅へ。
快速ぶらり高尾散策号
高尾駅からは京王高尾線に乗り換え、高尾山の玄関口となる高尾山口へ。
人・人・人・・・の高尾山山麓のケーブルカー乗り場の清滝駅
あまりの人の多さに閉口しながら、1時間待ちのケーブルカーやリフトを避け、人が少なく、最も登山の雰囲気が味わえる稲荷山コース(山頂まで標準1時間30分)を使って、高尾山の山頂を目指す。
稲荷山コース(清滝駅左手に登山口あり)
およそ1時間で高尾山の山頂へ到着。
紅葉はそれ程進んでいるとは思えなかったが、富士山の眺望を間近で楽しむことができた。
喧噪の山頂からちょっと離れて、紅葉が綺麗だという奥高尾の「紅葉台(もみじだい)」へ。
紅葉は今ひとつだが、ここでも富士山を眺めることができる。
紅葉台からは、山頂直下を周回している5号路を使って、メインの参道コースとなる1号路へ出て、薬王院を目指す。
本尊「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」が祀られている薬王院の境内で、薬膳料理の昼食が企画に含まれている。
ありがたいことに、薬王院の広間で、精進料理の膳で、静かな昼食をとることができた。
精進料理
薬王院を後にし、混雑する1号路を下り、途中から1号路を離れ、京王高尾線の高尾山口駅を目指さず、直接JRの高尾駅に向かった。
1号路高尾山口駅と高尾駅分岐からの街並
帰りは、JR高尾駅から、再び「ぶらり高尾散策号」に乗車。
電車での山行は、時間に制約があるのが息苦しいが、運転する必要がないのは楽だった。