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2015.11.22

両神山

 埼玉県、秩父山地の北側に位置し、日本百名山の一つにも選ばれている、標高1723メートルの両神山(りょうかみさん)を訪れた。

両神山の山頂
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 スタートは、表登山口とされている日向大谷登山口から。

日向大谷登山口にある両神山荘
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 登山口に建つ両神山荘が管理する有料駐車場(500円)に車を停め、山荘で駐車料金を支払い、主人お手製の両神山マップをもらい、登山開始。

日向大谷登山口
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 両神山荘の敷地を抜け、両神神社の鳥居をくぐると登山道となる。
 鳥居右手には、両神山開山の観蔵行者の石像を祀った観蔵堂が建っている。

鳥居と観蔵堂
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 鳥居をくぐり、落ち葉が敷き詰められた薄川沿いの登山道を進む。

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 登山道には多くの石仏・石碑が残っており、ここ両神山が古くから信仰の山だったことがうかがわれる。
 今回、たまたま、山岳修験道の行者と一緒になった。

八海山に祀られた大頭羅神王の石像前で経を唱える行者
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大頭羅神王の石像
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 八海山から、薄川沿いの道を離れ、清滝小屋めざしての急登となる。
 清滝小屋手前に、弘法の井戸と呼ばれる、水場がある。

弘法の井戸
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 日向大谷の登山口を出発して2時間程で、ログハウス調の清滝小屋へ到着する。
 小屋は営業しておらず、その一部が避難小屋として開放されている。

清滝小屋
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開放されている小屋の内部
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 清滝小屋から山頂までは、鎖場や仮説の階段が連続する急登となるが、難しい箇所はなく、慎重に進めば危険ではない。

仮説の階段
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 山頂へ続く稜線へ出ると、両神神社が祀られている。
 ここの狛犬は、狼の石像が置かれており、狼を神の使いとする三峰神社の影響がうかがわれる。

両神神社
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狛犬(狼)
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 日向大谷登山口から3時間、清滝小屋から1時間程で、山頂へ到着する。
 山頂直下には最後の鎖場が待っている。

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両神山 山頂
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二等三角点
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 下山路は、往路を戻ることになるが、およそ2時間半で登山口までもどることができた。

日向大谷登山口の駐車場の様子(トイレもある)
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