両神山
埼玉県、秩父山地の北側に位置し、日本百名山の一つにも選ばれている、標高1723メートルの両神山(りょうかみさん)を訪れた。
スタートは、表登山口とされている日向大谷登山口から。
日向大谷登山口にある両神山荘
登山口に建つ両神山荘が管理する有料駐車場(500円)に車を停め、山荘で駐車料金を支払い、主人お手製の両神山マップをもらい、登山開始。
両神山荘の敷地を抜け、両神神社の鳥居をくぐると登山道となる。
鳥居右手には、両神山開山の観蔵行者の石像を祀った観蔵堂が建っている。
鳥居と観蔵堂
鳥居をくぐり、落ち葉が敷き詰められた薄川沿いの登山道を進む。
登山道には多くの石仏・石碑が残っており、ここ両神山が古くから信仰の山だったことがうかがわれる。
今回、たまたま、山岳修験道の行者と一緒になった。
八海山に祀られた大頭羅神王の石像前で経を唱える行者
大頭羅神王の石像
八海山から、薄川沿いの道を離れ、清滝小屋めざしての急登となる。
清滝小屋手前に、弘法の井戸と呼ばれる、水場がある。
弘法の井戸
日向大谷の登山口を出発して2時間程で、ログハウス調の清滝小屋へ到着する。
小屋は営業しておらず、その一部が避難小屋として開放されている。
開放されている小屋の内部
清滝小屋から山頂までは、鎖場や仮説の階段が連続する急登となるが、難しい箇所はなく、慎重に進めば危険ではない。
仮説の階段
山頂へ続く稜線へ出ると、両神神社が祀られている。
ここの狛犬は、狼の石像が置かれており、狼を神の使いとする三峰神社の影響がうかがわれる。
両神神社
狛犬(狼)
日向大谷登山口から3時間、清滝小屋から1時間程で、山頂へ到着する。
山頂直下には最後の鎖場が待っている。
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