開聞岳(かいもんだけ)
鹿児島県、薩摩半島南端に位置し、地元では「薩摩富士」と呼ばれている秀峰開聞岳(標高924メートル)を訪れた。
JR最南端の駅「西大山駅」からの開聞岳
開聞岳は、標高が1,000メートルに足りないながら、その山容の秀麗さから、深田久弥の「日本百名山」に選ばれている。日本百名山で千メートルに満たない山は、この開聞岳と筑波山(標高877メートル)の2座のみである。
その深田「日本百名山」にはこう記されている。
「高さこそ劣れ。ユニークな点では、この山のようなものは他にないだろう。これほど完璧な円錐形もなければ、全身を海中に乗り出した、これほど卓抜な構造もあるまい。名山としてあげるのに私は躊躇しない。」
また、「登山道はうまく出来ていて、円錐形を直登するのでもなくジグザグでもなく、螺旋状に山を巻いて行くのである。即ち北麓の登山口からまず東側に廻り、それから南側を経て西側に廻り、再び北側に出た時はもう頂上、といった工合である。こんな珍しい登山道も私は他にしらない。」
さて、登山口となる「かいもん山麓ふれあい公園」に車を停め、案内板に従って広場を横切り、登山口(二合目)から登山を開始する。
はじめは見晴らしの全く利かない火山礫の滑りやすいトレイルを進むが、やがて岩のゴロゴロした登山道に変わり、7合目を過ぎたあたりからやっと視界が開け、眼下に東シナ海が広がる。
9合目を過ぎ、高さ6~7メートルの岩に取り付けられた急なハシゴを登ると、山頂はもうすぐ。
枚聞神社(ひらきき神社)の奥の宮である御嶽神社にお詣りをし、さらに進むと、開聞岳山頂となる。山頂は背の低い常緑広葉樹で覆われているが、その一角の岩塊に二等三角点が置かれている。
山頂からの眺望は(最高のはずであったが・・・)うっすらとガスがかかり期待していた程見えなかったことが残念だった。
それにしても、この開聞岳は、登ってもよいが、それ以上に山麓から眺めるにふさわしい山ではなかろうか。どこからでも良く目立つ。
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