スハマソウ(洲浜草)咲く鍋足山
早春に清楚な花を咲かせるキンポウゲ科のスハマソウ(洲浜草)、シュンラン(春蘭)、イワウチワ(岩団扇)など、春の息吹を感じさせてくれる花々を求めて、茨城県里見地区の鍋足山を訪れた。
いつものように笹原登山口からスタート。
駐車スペース周辺の梅の木々が、ちょうど花の見頃を迎えている。
登山口からしばらくは植林された針葉樹の林だが、すぐにミツマタ(三椏)が出迎えてくれる。
針葉樹の植林地を抜け、明るい落葉樹の林に入ると、落ち葉の敷き詰められた林床のあちこちで、シュンランが顔を出している。
さて、お目当てのスハマソウだが、今年もその白い清楚な花に出会うことができた。
スハマソウ
スハマソウやシュンランだけでなく、あちこちでダンコウバイ(檀香梅)も咲いていた。
ダンコウバイ
鍋足山山頂直下の岩場のイワウチワ(岩団扇)だが、わずかに数輪ほど、咲きかけのものを見つけることができた。岩団扇はまだまだこれからか。