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April 2016

2016.04.30

新緑の丹沢山塊 塔ノ岳(とうのだけ)

 日本百名山、丹沢山塊の一峰である塔ノ岳(標高1491メートル)を訪れた。
  丹沢山塊の中でも、比較的アプローチが便利な塔ノ岳は、昔からよく人々が登ったらしく、以前はその頂上に高さ5丈8尺の巨大な岩「尊仏岩」があり、崇拝されていたらしい。ただ、残念ながら、関東大震災のおりに崩壊し、現在の山頂は広い平坦地になっている。

塔ノ岳へ続く稜線を行く
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 さて、登山口は、大倉登山口から。
 大倉登山口には、24時間営業の民間駐車場があるが、7時の時点ですでに満車、すぐ傍の秦野戸川公園の駐車場は8時にならないと開かないため、大倉登山口すぐ下の民家が営業する駐車場(民家の庭先・500円)へ車を駐める。

登山口直下の民家の庭先へ駐車
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大倉登山口から出発
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 展望のない植林地の中をゆっくりと登って行く。20160430004

 登山道の傍には、木イチゴの花やホウチャクソウ、スミレなどが咲いていたが、その中になんとイカリソウを見つけた。

イカリソウ
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 頂上までは、いくつもの茶屋(山荘)が立ち、きれいなチップ制のトイレも整備されており、登山者には優しい山である。

見晴茶屋
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 ただ、この大倉コースは、通称「バカ尾根」と呼ばれているらしく、頂上までひたすら直登が続く。階段状に整備された所が多いが、その階段がきつい。その点では、登山者に厳しいコースである。

塔ノ岳の登りいろいろ
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 展望が開けてくると、左手に富士山がよく見える。
 しかし、残念ながら、山頂へ着く頃にはすっかり雲に覆われていた。

富士山がよく見える
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 花立山荘からの富士山の眺望
 この後、雲にかくれ、山頂からその雄大な姿を望むことができなかった。残念。20160430013

花立山荘
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 花立山荘から山頂までの登山道沿いでは、フデリンドウやキクザキイチゲ、バイカオウレン、エイザンスミレ、そしてヤマザクラなどの花々が出迎えてくれた。

フデリンドウ
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キクザキイチゲ
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バイカオウレン
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エイザンスミレ
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ヤマザクラ
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 そして、山頂まであと少しという地点で、会いたかった超人に遭遇!
 丹沢登山回数世界チャンピオン、塔ノ岳登山5000回以上の通称「チャンプ」
 職業は歩荷さん、一年中短パン姿です。

チャンプと一緒にチャンピオン!
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 7時に大倉登山口から登山を開始し、3時間で山頂へ到着。
 山頂には、尊仏山荘という小屋が建っている。

塔ノ岳山頂
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山頂からの丹沢山地20160430022

 7時に登山開始→10時に山頂→12時半に下山 

 それにしても、丹沢山地は思っていたよりも近かった。
 自宅を早朝4時に出発し、途中のPA・SAで途中休憩しても、7時には登山口に着いていた。また、帰路は、2時間半で自宅まで帰ることができた。

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2016.04.23

難台山へ

 トレーニングを兼ねて、道祖神峠から難台山を経て愛宕山へと、プチ縦走をしてきました。
 萌えるような新緑の中、林床では木イチゴの白花と、薄紫のスミレの花、そしてチゴユリが目立っており、また愛宕山の八重桜が見頃を迎えていた。

愛宕山の八重桜
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木イチゴの花
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 ほとんどの花が恥ずかしそうに俯いているなか、堂々と上を向いているチゴユリが・・・

チゴユリ
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スミレ各種
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 ツクバキンモンソウやフタリシズカも・・・

ツクバキンモンソウ
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フタリスズカ
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 山肌では萌えるような新緑の中、ツツジの花が目立っている。

トウゴクミツバツツジ
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レンゲツツジ
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 よ~く目をこらすと、サンショウやコシアブラ、タラの芽・・・

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2016.04.16

雨巻山へ

 雨巻山では、チゴユリが咲き出し、林床のあちこちでいろいろな種類のスミレが咲いていた。

大川戸駐車場の桜
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 新緑がまぶしい芽吹いたばかりの若葉
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チゴユリ
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スミレ各種
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ヒトリシズカ
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ツツジ
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ヤマブキ
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 そして、山の恵み・・・・・

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2016.04.09

春の花咲く鍋足山

 桜が満開を迎えるなか、木々の芽吹きが感じられる春の鍋足山を訪れた。
 コースはいつもの笹原登山口から登り始める。

 林床で一番目に付いたのがシュンラン(春蘭)。

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 スミレも咲き出している。

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 日当たりの良い南向きの斜面では、ヒトリシズカの花も見ることができた。

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 そして、咲き残っていたスハマソウ

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 前回、3月末に訪れたときは開花していなかったイワウチワも、薄ピンク色の花を咲かせている。

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 ショウジョウバカマも咲いていた。

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 数日前の雨でできた水たまりでは、ガマガエルが春を謳歌していた。

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2016.04.03

吾国山(わがくにさん)

 超久しぶりの日曜休日に、カタクリやイワウチワの花を求めて、県北の山へ出かけようと計画したのに・・・・・朝、起きたら小雨がシトシトと降っている。
 昼近くになると雨も上がったようなので、「運が悪い」と嘆いていてもしかたがないので、標高518メートルの吾国山(わがくにさん)へ行ってきた。

雨に濡れて下を向く、山頂直下のカタクリの花20160403006

 道祖神峠に車を置き、山頂を目指す。
 40分程で山頂へ着いてしますが、山頂直下の見事なブナ林と、林床に咲くカタクリなどの春の花々に出会うことができた。

吾国山のカタクリ
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 この株だけが、花びらをしっかりと反り返らせて、手毬のように咲いていた。

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 まだ、蕾みのカタクリも多かった。

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 カタクリの葉にたまった雨水が、とても美しい・・・・・。

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 吾国山の山頂直下には、カタクリだけでなく、エンレイソウやスミレ、マムシグサも咲いていた。

エンレイソウ
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スミレ
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マムシグサ
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 木イチゴの仲間も

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