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March 2017

2017.03.18

鍋足山とスハマソウ

 スハマソウ(洲浜草)やシュンラン(春蘭)の開花状況が気になり、早春の鍋足山を訪れた。

 蕗の薹が顔を出している笹原登山口から、いつものように山の神様にお祈りして入山する。

笹原登山口の山の神々
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畦に出た早春のフキノトウ
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 さて、早春の花々の開花状況だが、登山道のあちこちで春蘭を目にするものの、そのほとんどは堅いつぼみのまま。
 春蘭の開花まであと一週間ほどか・・・。それでも、日当たりの良い斜面で、開花している二株を見つけることができた。

春蘭
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 お目当てのスハマソウもやっと咲き出した所。

スハマソウ
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 三角点峰で小休止の後、鍋足山本峰へ向かう。

三角点峰
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三角点峰からの鍋足山本峰
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 山肌の日陰部分には雪が残っている。
 この雪が、花々の開花を遅らせているのだろうか。

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 岩峰をいくつか越えて本峰へ。

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鍋足山本峰
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 ここまで歩いてきた尾根が一望できる。

本峰からの三角点峰
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 本峰直下では、ダンコウバイが花を咲かせていた。

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2017.03.12

水戸の梅まつり (2017年 第121回)

 第121回 水戸の梅まつりを参観するため、水戸市偕楽園を訪れた。
 偕楽園は、1842年に、徳川斉昭公(水戸藩第9代藩主)が造園したもので、園内には約100品種、3,000本の梅があり、早咲き・中咲き・遅咲きとその開花期が正月前から彼岸過ぎまで長い期間にわたって観梅できる。

 梅まつりの期間のみ開設している臨時駅、JR常磐線「偕楽園駅」ホームに降り立つと、水戸の梅大使が出迎えてくれる。

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 この「偕楽園駅」は、水戸の梅まつりの期間の土・日のみ、しかも水戸駅へ向かう下りのみでしか利用することができない珍しい臨時駅で、期間中は利用客が多い。

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 JR偕楽園駅から、常磐神社の長い石段を登ると、参道の両側には所狭しと露天が並んでいる。

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 神社の境内の人だかりを覗いてみると、猿回しが行われていた。

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 常磐神社の境内を経て、偕楽園の正門にあたる「好文亭表門」から入園する。

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 一の木戸を過ぎ、孟宗竹林から吐玉泉を経由し、二層三階の好文亭へ向かう。

孟宗竹林
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好文亭
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 好文亭は、昭和20年に戦火により消失したものの、昭和30年から3年をかけて復元され、各部屋には立派な襖絵などがあり、昔の面影を残している。

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 好文亭を出て、園内の梅林を鑑賞していると、長い行列が出来ている。
 一つは江戸千家による野天茶会の列、もう一つは、水戸黄門漫遊一座との記念写真の列で、せっかくなので好文亭をバックに水戸黄門と一緒に記念写真を撮った。

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園内の梅林を鑑賞した後、東門から園外へ出て、千波湖畔から桜川沿いに水戸駅を目指す。

(※ JR偕楽園駅から水戸駅へ向かうことができます。)

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2017.03.04

黒斑山(くろふやま)

 群馬県嬬恋村と長野県小諸市にある日本百名山の一つ浅間山の第1外輪山の最高峰、黒斑山(標高2,404メートル)を訪れた。

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 高峰高原ビジターセンター北側の駐車場に車を停め、高峰高原ホテルから道路を挟んで反対側にある車坂峠登山口から、表コースを利用して、山頂を目指す。

車坂登山口
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高峰高原ホテル
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 まずは、しっかりトレースのついた雪道を登っていく。
 途中、南側の佐久平や八ヶ岳、西側の高峰高原の眺めがよい。

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八ヶ岳と佐久平(残念ながら今日は富士山を見ることができなかった。)
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高峰高原の山々
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四阿山
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遠くに妙高・火打がかすんで見える
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 避難用シェルター手前で、やっと浅間山と対面するが、シェルターから少し先へ行くと「槍ヶ鞘(やりがさや)」と呼ばれる場所で一気に視界が開け、広大な裾野を広げた美しい浅間山が現れる。

避難用シェルター
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槍ヶ鞘からの浅間山の眺望
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 槍ヶ鞘から、浅間山を望む絶景ポイントの「トーミの頭」へ急登する。

トーミの頭への急登
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トーミの頭からの浅間山の眺望
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黒斑山(左手のピーク)とその先に連なる外輪山
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 トーミの頭から黒斑山山頂までは、浅間山と眺めながらの登りとなる。

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浅間山の美しい幾筋もの山ひだと噴煙
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 車坂登山口からおよそ2時間で黒斑山山頂へ到着。

黒斑山山頂
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 帰りは、中コースから下山する。中コースは雪で埋まり平坦になっており歩きやすく、1時間程で駐車場へ戻ることができた。

高峰高原ビジターセンター駐車場
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