水戸の梅まつり (2017年 第121回)
第121回 水戸の梅まつりを参観するため、水戸市偕楽園を訪れた。
偕楽園は、1842年に、徳川斉昭公(水戸藩第9代藩主)が造園したもので、園内には約100品種、3,000本の梅があり、早咲き・中咲き・遅咲きとその開花期が正月前から彼岸過ぎまで長い期間にわたって観梅できる。
梅まつりの期間のみ開設している臨時駅、JR常磐線「偕楽園駅」ホームに降り立つと、水戸の梅大使が出迎えてくれる。
この「偕楽園駅」は、水戸の梅まつりの期間の土・日のみ、しかも水戸駅へ向かう下りのみでしか利用することができない珍しい臨時駅で、期間中は利用客が多い。
JR偕楽園駅から、常磐神社の長い石段を登ると、参道の両側には所狭しと露天が並んでいる。
常磐神社の境内を経て、偕楽園の正門にあたる「好文亭表門」から入園する。
一の木戸を過ぎ、孟宗竹林から吐玉泉を経由し、二層三階の好文亭へ向かう。
好文亭
好文亭は、昭和20年に戦火により消失したものの、昭和30年から3年をかけて復元され、各部屋には立派な襖絵などがあり、昔の面影を残している。
好文亭を出て、園内の梅林を鑑賞していると、長い行列が出来ている。
一つは江戸千家による野天茶会の列、もう一つは、水戸黄門漫遊一座との記念写真の列で、せっかくなので好文亭をバックに水戸黄門と一緒に記念写真を撮った。
園内の梅林を鑑賞した後、東門から園外へ出て、千波湖畔から桜川沿いに水戸駅を目指す。
(※ JR偕楽園駅から水戸駅へ向かうことができます。)
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