新緑の玉原高原・鹿俣山(かのまたやま)
玉原湿原からブナ平、そして標高1936メートルの鹿俣山へ、関東一を誇ると言われているブナ林の新緑を楽しむため、玉原高原を訪れた。
玉原湖畔のセンターハウスを起点に、玉原湿原→玉原越→1302.5m峰→ブナ平→鹿俣山→キャンプ場→センターハウスという、4時間半程度の周遊コース。
ダム湖である玉原湖畔にあるセンターハウスの駐車場へ車を駐め、まずは玉原湿原を目指す。ブナ林からの湧水「ブナのわき水」を経て、しばらく道路を下ると左手に自然環境センターの建物がある。ここが湿原への入口となる。現在、残念ながら湿原遊歩道は工事中のため、周遊が出来ない状態になっている。
ブナのわき水
自然環境センター(WCあり)
玉原湿原(ワタスゲが咲き出していた)
湿原の先、玉原越で右へ進む。しばらく急登すると、三角点のある1302.5メートル峰を越える。あたりは見事なブナの森となっており、ブナ平と呼ばれている。
立派なブナの巨木や巨石の上に根をはったブナ、ブナの根が地蔵のように見えるブナ地蔵など、見所に欠かない。
美しいブナの森
林床にはブナの芽が芽吹き・・・
エゾハルゼミの抜け殻があちこちにある
ブナの森の林床には、いろんな春の花が咲き残っていた。
途中、スキー上のゲレンデに出るが、尾根沿いを進むと鹿俣山の山頂へ出る。
鹿俣山の山頂からは、眼下に玉原湖が見える。
帰路は、キャンプ場方面へ向かう。ここでも素晴らしいブナ林が広がっている。
下り始めてまもなくシャクナゲ群生地に着く。白やピンクのシャクナゲの花が咲き誇っている。このピークからは、鹿俣山や上州武尊山の雄大な姿を望むことができる。
下りの途中では谷川連峰を遠望することもできた。
さらに下り、ゲレンデに出ると、清水のせせらぎの中に、水芭蕉やリュウキンカが咲き残っていてくれた。
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