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September 2018

2018.09.23

八甲田山

 八甲田山は、そのたおやかな峰々の連なりと、その山上に点在する多くの田代(湿原)や池塘が魅力であり、折しもこの時期、木々の紅葉に先立ち、草紅葉が見頃を迎えていた。

田茂萢湿原からの八甲田山(赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳)[登山翌日9/24撮影]
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 登山口は、千人風呂で有名な「酸ヶ湯温泉」。
 車を温泉上の大駐車場へ停め、案内板と鳥居がある登山口から登山をスタートさせる。

登山口
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 すこし歩くと、「火山性ガスに注意」という案内板があり、一部のみ立ち枯れた木々が目立つ所を通過する。

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 標高を上げるにつれガスがかかり、視界が悪くなる。ほとんど眺望が利かなくなる。

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 風にのって硫黄臭がしてくると地獄湯ノ沢にさしかかる。

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 沢を渡り、沢沿いに登っていくと木道が現れ、八甲田清水の湧く仙人岱湿原へ出る。

仙人岱湿原
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仙人岱避難小屋
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八甲田清水
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 仙人岱を登っていくと、池塘が出現する。

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 コケモモの実やチングルマの紅葉が美しい。

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 樹林帯を抜け、森林限界を超えると、荒れた急坂となる。

急登の途中にある、大岳噴火の名残の鏡沼
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 山頂を目指して急登する。

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 八甲田山(八甲田大岳)の山頂へ到着。
 残念ながら眺望はなし。強風に耐えるのみ・・・・・

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 山頂からは、北面の大岳ヒュッテ(避難小屋)へ向かって下りて行く。

大岳避難小屋
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 大岳避難小屋からはトドマツ林の中を下って行く。
 途中で、これから向かう上毛無岱がガスの合間に見え隠れする。

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 トドマツ林を30分程下ると、雲上のパラダイス、上毛無岱である。

上毛無岱の草紅葉・・・・・
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 今下りてきた八甲田大岳を振り返ると、ガスに覆われ何も見えない。

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 上毛無岱から下毛無岱へ進むが、その境目は、急な木の階段になっており、上毛無岱側(上部)から見下ろす下毛無岱(下部)は絶景である。

上毛無岱からの下毛無岱
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下毛無岱の草紅葉・・・・・
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 いつの間にか雲が切れ、青空も見えるようになった。

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 やがて木道が終わり、ブナの樹林帯へ入る。
 ブナの二次林が現れると酸ヶ湯温泉へ帰り着く。

酸ヶ湯温泉手前のブナの二次林
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酸ヶ湯温泉
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 下山後、近くの蔦沼へ足を伸ばした。
 まだ紅葉はちょっと先か・・・・・

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 この日は、酸ヶ湯温泉に近い、「八甲田ホテル」に宿泊した。

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2018.09.22

岩木山(津軽富士)

 青森県、津軽平野の真ん中に鎮座する岩木山(標高1625メートル)を訪れた。
 ただ、強風に横殴りの雨とあいにくの天候のため、津軽岩木スカイライン8合目からの出発となった。

岩木山(登山翌日の9/24撮影)
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 スカイライン8合目に車を停めると、強風と横殴りの雨、視界もほとんど利かない状況で普段なら登山を断念するところだが、予定変更もできず、登山リフトを使って更に時間を短縮することにした。

 登山リフト鳥の海噴火口駅から登山道に入り岩場の登ると、左手に赤い屋根のブロック造りの鳳鳴ヒュッテ(避難小屋)に出る。

鳳鳴ヒュッテ
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 鳳鳴ヒュッテからは岩場の急登となる。
 強風に飛ばされそうになりながら、一歩一歩慎重に登って行く。

 山頂避難小屋が見えると岩木山山頂となる。

山頂避難小屋
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 山頂には、岩木山神社奥宮と三角点、そして山頂の安全の鐘が設置されている。

岩木山神社奥宮
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三角点
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安全の鐘の前で(強風と雨で立っているのが精一杯な状況)
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 下山すると、山麓は穏やかな天気・・・・・

岩木山神社を参拝する。

岩木山神社
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 身の危険を感じた岩木山だった。

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2018.09.16

岩手山

 八幡平に続き、岩手県の主峰、南部片富士とも呼ばれる岩手山(標高2038メートル)を訪れた。
 今なお岩手山神社奥宮付近からも火山ガスの噴出する火山で、注意が必要である。

盛岡市中心部、「開運橋」からの岩手山(登山翌日の9/17撮影)
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 今回は、7つあるコースのうち、一番登られているという「柳沢・馬返コース」を選択、馬返しキャンプ場に併設されている馬返し駐車場から出発する。
 馬返しの標高は633メートル程であり、2038メートルの山頂(薬師岳)までの標高差が1400メートルと、なかなかしんどい山である。

馬返登山口
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柳沢コース概要
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 登山口からすぐにミズナラなどの樹林帯を進む。

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 1合目分岐にはブナの巨木が立っており、新道と旧道に分かれる。
 登りは旧道、下りは新道を使う方が難が無いだろう。

1合目分岐
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 登山道には、ウメバチソウが目立っていた。
 キノコや木の実も・・・

ウメバチソウ
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 2合5勺から、旧道は岩の露出した、また滑りやすい砂礫の急坂となるが、眺望は優れている。

旧道を登る
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 7合目からはなだらかな火口原に変わり、目指す山頂付近(頂上ではない)が姿を現す。

7合目(なぜか獅子の頭が置かれている)
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  8合目には管理人常駐の避難小屋があり、休憩適地となっている。

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8合目避難所前の御成清水
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 9合目の不動平にも無人の避難小屋がある。

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 山頂部へは、不動平から右手の火山礫の斜面を登っていく。
 左手の斜面は細かい砂礫で、登りには適さない。

不動平から見上げる山頂部(火口縁)
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 不動平から山頂部(御鉢と呼ばれる火口縁)を目指す。
 後ろにそびえるのが鬼が城
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 火口縁に出ると、内部には荒々しい御室火口が広がり、岩手山神社奥宮が鎮座している。

御室火口を進む(火山ガス注意)
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岩手山神社奥宮(多数の獅子頭が奉納されている)
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祠の周囲に咲くイワキキョウ
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 奥宮から再び御鉢を巡り山頂(薬師岳)へ向かう。

岩手山山頂(薬師岳山頂)へ御鉢を進む。
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山頂(残念ながら眺望ゼロ)
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 往路は、新道を下ったが、途中からにわか雨に降られてしまった。
 天候ばかりはどうにもならない・・・

登山当日の朝、朝日に輝く岩手山(いわゆるモルゲンロート)
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2018.09.15

八幡平 逍遥

 岩手県と秋田県の県境に位置し、「日本百名山」に選ばれている八幡平(標高1613メートル)を訪れた。
 日本百名山の選者である深田久弥は、その著書の中で「八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう。1枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持ちのいい岱を一つ横切るとみごとな原始林へ入ったり、一つの丘を越すと思いがけなく沼があったりして、その変化のある風景がおもしろい。」と評している。

 上野駅8:02発のはやぶさで盛岡駅へ。

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 駅前でレンタカーに乗り換え、一路八幡平を目指すが、あいにくの曇天で、暗く思い雲が八幡平を覆っている。前途に天候への不安を抱えつつ、県境登山口から登山をスタートする。

レストハウスのある県境登山口
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 県境登山口から整備された路をゆっくりと登る。
 まずは眺望の良い見返峠へ。

見返峠からの眺望(雲にかくれる岩手山)
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登山口の駐車場方面
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 見返峠から針葉樹の森を抜けると、目の前に八幡沼が飛び込んでくる。
 沼周辺の草紅葉が輝いている。

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 八幡沼の周辺は湿原となっており、ちょうど草紅葉が金色に輝き、目を楽しませてくれる。

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 点在する池塘は空を映し出している。

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 湿原には、秋を代表するリンドウが咲いていた。

エゾオヤマノリンドウ
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 八幡沼の東側の湿原を抜け、源太森(標高1595メートル)へ。

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 源太森の山頂からは、八幡平が一望できる。

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 源太森から折り返し、八幡沼の北側の湿原を抜け、凌雲荘を経て展望デッキへ。

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 八幡沼と、湖畔に建つ避難小屋「凌雲荘」
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 八幡平山頂の櫓からの眺望を楽しみ、めがね沼・鏡沼を経て県境登山口へ戻る。

八幡平の山頂(山頂らしさに欠ける)
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めがね沼
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 八幡平の紅葉はスタートしたばかり。これから10月上旬にかけ、錦秋の美を見せてくれることだろう。

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