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2018.09.16

岩手山

 八幡平に続き、岩手県の主峰、南部片富士とも呼ばれる岩手山(標高2038メートル)を訪れた。
 今なお岩手山神社奥宮付近からも火山ガスの噴出する火山で、注意が必要である。

盛岡市中心部、「開運橋」からの岩手山(登山翌日の9/17撮影)
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 今回は、7つあるコースのうち、一番登られているという「柳沢・馬返コース」を選択、馬返しキャンプ場に併設されている馬返し駐車場から出発する。
 馬返しの標高は633メートル程であり、2038メートルの山頂(薬師岳)までの標高差が1400メートルと、なかなかしんどい山である。

馬返登山口
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柳沢コース概要
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 登山口からすぐにミズナラなどの樹林帯を進む。

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 1合目分岐にはブナの巨木が立っており、新道と旧道に分かれる。
 登りは旧道、下りは新道を使う方が難が無いだろう。

1合目分岐
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 登山道には、ウメバチソウが目立っていた。
 キノコや木の実も・・・

ウメバチソウ
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 2合5勺から、旧道は岩の露出した、また滑りやすい砂礫の急坂となるが、眺望は優れている。

旧道を登る
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 7合目からはなだらかな火口原に変わり、目指す山頂付近(頂上ではない)が姿を現す。

7合目(なぜか獅子の頭が置かれている)
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  8合目には管理人常駐の避難小屋があり、休憩適地となっている。

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8合目避難所前の御成清水
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 9合目の不動平にも無人の避難小屋がある。

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 山頂部へは、不動平から右手の火山礫の斜面を登っていく。
 左手の斜面は細かい砂礫で、登りには適さない。

不動平から見上げる山頂部(火口縁)
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 不動平から山頂部(御鉢と呼ばれる火口縁)を目指す。
 後ろにそびえるのが鬼が城
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 火口縁に出ると、内部には荒々しい御室火口が広がり、岩手山神社奥宮が鎮座している。

御室火口を進む(火山ガス注意)
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岩手山神社奥宮(多数の獅子頭が奉納されている)
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祠の周囲に咲くイワキキョウ
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 奥宮から再び御鉢を巡り山頂(薬師岳)へ向かう。

岩手山山頂(薬師岳山頂)へ御鉢を進む。
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山頂(残念ながら眺望ゼロ)
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 往路は、新道を下ったが、途中からにわか雨に降られてしまった。
 天候ばかりはどうにもならない・・・

登山当日の朝、朝日に輝く岩手山(いわゆるモルゲンロート)
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