山肌の燃え立つような紅葉と沼ノ平の火山景観が楽しめる安達太良山(標高1700メートル)を訪れた。
紅葉に包まれるくろがね小屋

午前2時に自宅を出発し、あだたら高原スキー場の駐車場へ4時半頃到着。
今日は、五葉松平、薬師岳を経て山頂へ向かい、牛ノ背分岐から峰ノ辻、くろがね小屋、勢至平を経て下山するルートをとった。
ヘッドランプの灯りを頼りに、まずは薬師岳展望台を目指す。
朝日が差すまでもくもくと登る

陽が昇り朝日に照らされ山肌一面が燃え立つような彩りになる。
まぁ、いわゆるモルゲンロートのような状態に。


登りだして1時間程で薬師岳へ着く。
薬師岳展望台は、安達太良山の山頂方面の山肌の見事な紅葉が楽しめる絶景ポイント。あいにく山頂付近はガスがかかっており、とれそうにない。
薬師岳展望台からの安達太良山

少し待てば山頂のガスもとれるかと思ってみたがどんどん雲が流れてくる。
天候ばかりはどうしようもないか・・・・・。

薬師岳から安達太良山の山頂を目指す。
錦繍・・・・・

後ろを振り返る・・・・・

前を仰ぐと・・・・・安達太良山

安達太良山の山頂

安達太良山の山頂付近は、ガスがかかり、風が強い。眺望は・・・・・ちょっと残念。
山頂からの眺望

強風の吹き抜ける牛ノ背を通り、沼ノ平の火口跡へ。
牛ノ背から山頂を振り返る

ガスの切れ目から、遠くに磐梯山が見える。

大迫力の沼ノ平の火口跡だが、ガスがかかってよく見えない。
沼ノ平の火口跡

牛ノ背分岐からは、峰ノ辻を経由してくろがね小屋方面へ一気に下る。
ツツジやナナカマドなど低木の紅葉が美しい。

リンドウが・・・・・

くろがね小屋が近づくにつれ、黄金色に輝く鉄山の山肌が目に飛び込んでくる。
鉄山直下の山肌が凄いことになっている。







下山途中、ガスの晴れた山頂を見ることができた。

蛇足だが、駐車料金1,000円がかかるらしい。