燕山から加波山・足尾山・きのこ山へ[筑波山系踏破3]
筑波山系踏破へのチャレンジ 第3段
今回は、県道218号線とリンドウ丸山線の交差する「一本杉峠」を起点に、燕山、加波山、足尾山、きのこ山を踏破する。
足尾山からの筑波山
北関東道を笠間西ICで降り、県道64号線を南下、板敷峠を右折し、鋪装された林道岩の上線、林道丸山線を進む。風力発電施設を越えると、県道218号線と林道丸山線が交わる「一本杉峠」へ。
今回の山歩きは、ここ一本杉峠を起点とする。
一本杉峠
一本杉峠で交差する二つの道
林道丸山線は、道幅は広くはないものの、整備された鋪装道で、比較的利用されている。
一方の県道218号大塚真壁線は、特に真壁へ下りて行く方は荒れたダートで、「険道」と揶揄されるなど、四輪車の通行はほぼ不能。旧八郷の大塚方面への道は未舗装のダートながら通行は可能である。ただし対向車が来た場合、すれ違うのは極めて難しい細道となっている。
さて、その一本杉峠に車を停めて、まずは丸山を越える。
林道横のピンクテープが登山口の入口になっているが、それ以外の目印はない。
丸山を越えると、風力発電所があり、巨大な発電用風車が2基立っている。
風力発電所を過ぎると林道丸山線へ出る。
その林道の向かいには「自由の櫂」の碑が建っている。
加波山への入口
しばらくの間、越えてきた丸山を背にしながら、階段を急登する。
急登が終わると、なだらかな登山道となり、加波山事件の「旗立石」へ出る。
旗立石
この旗立石を過ぎると、社や祠、巨石などが次々と現れる山岳信仰の道となる。
まずは、加波山三枝祇神社本宮拝殿
加波山三枝祇神社本宮拝殿
続いて、山頂に鎮座する加波山三枝祇神社本宮本殿。
加波山三枝祇神社本宮本殿
この社の向かって左手前に、山頂を示す三角点が置かれている。
加波山山頂の三角点
さらに進むと、加波山神社中宮本殿が祀られている。
加波山神社中宮本殿
中宮本殿の西側は開けており、日光連山や浅間山を望むことができる。
加波山三枝祇神社親宮本殿
加波山三枝祇神宮親宮本殿を過ぎると、広い境内を持つ加波山神社へ出る。
ただし、加波山神社と一般的に呼称されているが、同じ境内に、登山道を挟んで加波山神社中宮拝殿と、加波山三枝祇神社親宮拝殿が並んで祀られている。
加波山神社中宮拝殿(左)と加波山三枝祇神社親宮拝殿
極めて分かりづらいが、正確に言うと、加波山には三つの異なる神社が祀られている。
○ 加波山神社中宮 石岡市側(旧八郷)の神社
○ 加波山三枝祇神社本宮 桜川市側(旧真壁)の神社
○ 加波山三枝祇神社親宮 桜川市側(旧真壁)の神社
この三つの神社が、加波山の尾根沿いに、それぞれ拝殿と本殿を持つ。
なお、たばこ神社は加波山神社中宮が管理している。
加波山神社の境内を抜け、前回訪れた燕山を目指す。
燕山の山頂直下、東屋とNHK電波塔の建つ所から一本杉峠へ引き返す。
車を停めた一本杉峠から、今度は、南の足尾山、きのこ山を目指す。
ここから林道を歩くことが多くなる。
足尾神社拝殿
足尾神社拝殿からさらに下ると、林道へでる。
ここからはほとんど林道歩きとなる。車の往来もあるので注意が必要。
パラグライダー基地が点在する
きのこ山の山頂は、林道から少し入った所にあり、東屋と三角点が置かれている。
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