早春の花咲く八溝山
麓は新緑が眩しく輝きすっかり春本番を迎えているが、八溝山は冬枯れの物寂しい景色。
それでも早春に咲く小さな花々が、春の訪れを感じさせてくれる。
コースは、八溝山頂からイワウチワやニリンソウが群生する茗荷川源流へ下りる。
茗荷川から再度県境尾根へ登り返し、真名畑林道から、カタクリの群生する遊歩道3を経由して鹿ノ又林道へ。
久慈川の源流にあたる鹿ノ又川沿いの鹿ノ又林道を上り、カタクリやイワウチワの群生する遊歩道2で八溝山頂を目指す周遊コース。
まずは山頂に八溝山神社を祀り、鳥居の反対側にある入口から登山(登るのではなく下りる)開始。
登山道入口に「熊に注意」の看板があるが、???山菜採りを見間違ったのではないか。
しばらく県境尾根を進み、高笹山分岐をやり過ごし、次の茗荷分岐で茗荷方面へ入る。
茗荷川源流へ下りる斜面には、小ぶりのイワウチワが群生している。
川沿いにはニリンソウやカタクリ、フタバアオイ、ハルトラノオ、エイザンスミレ、ヤマエンゴサクなどの早春の花々が出迎えてくれる。
ふくしま遊歩道50選の看板で小休止し、再度県境尾根へ登り返す。
八溝の山はこれからやっと春を迎える。
尾根から真名畑林道へ一端出て、遊歩道3で鹿ノ又林道へ。
遊歩道3にはカタクリが群生しており、うっかりすると早春の妖精を踏みつぶしてしまいそうになる。
鹿ノ又林道へ出る直前には、イワウチワも群生・・・
鹿ノ又林道は、久慈川の源流である鹿ノ又川沿いに緩やかな登りとなっており、ニリンソウやアズマイチゲ、キケマン、ムラサキケマン、シロバナエンレイソウなどが咲いている。
鹿ノ又林道の終点からは、鹿ノ又川源流沿いに八溝山頂を目指す。
この鹿ノ又川源流沿いもニリンソウやアズマイチゲ、カタクリやイワウチワが群生している。
この周遊コースは、この時期、カタクリやイワウチワ、ニリンソウが特に群生しており、次第に雑草のように思えてくる始末・・・。
8時に歩きだして山頂へ戻ったのが12時、早春の花を愛でながら4時間の八溝山周遊であった。
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