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September 2019

2019.09.29

会津駒ヶ岳~金色の草紅葉~

 草紅葉がそろそろ良い感じになって来たのではないかと、会津駒ヶ岳を訪れた。
 国道沿いの檜枝岐グランド横の登山者用駐車場に前夜泊し、会津駒ヶ岳から中門岳を巡る草紅葉満喫コース。
 曇天のあいにくの天気だが、雨に降られなかったので楽しむことができた。

会津駒ヶ岳
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 早朝5時半登山開始。
 見晴らしの利かない樹林帯を登ること2時間、7時半に水場に到着。
 ブナやダケカンバなどの木々の紅葉はこれからだが、低木が所々で色付いていた。

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 標高を上げるにつれ、なんとなく赤や黄に染まりだした木々も目に付くようになる。

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 登山開始から3時間、やっとのことで駒ノ小屋が見えだした。
 この辺りから一気に眺望が開け、金色の草紅葉が目に飛び込んでくる。

 何度来ても見飽きることがない絶景!

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 左手には、燧ヶ岳や至仏山などの尾瀬の山々が・・・

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 駒ノ小屋、駒ノ池へ到着、小休止。
 駒ノ池の水面はさざ波がたっており、これから向かう会津駒ヶ岳の山頂部分が揺れている。

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 山頂直下から駒ノ小屋方面を振り返る。
 日光連山や日光白根山、そして燧ヶ岳や至仏山、上州武尊、そして遠くに富士山まで見渡せる絶景ポイント。

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 およそ4時間弱で会津駒ヶ岳の山頂へ到着。
 山頂でちょっと雨に降られてしまったが、それもまたよし。

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 山頂から、さらに中門岳を目指す。
 金色の草紅葉ロードが果てしなく続く。

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 草紅葉と池塘の組み合わせが絶妙に美しい。

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 中門岳へ到着。
 中門岳と言っても、ピークがある訳ではない。

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 中門岳から更に奥へ進む。

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 中門岳から最奥まで進み、折り返して駒ノ小屋へ戻る。

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 燧ヶ岳、至仏山、上州武尊の三山の中央に、尾瀬ヶ原が見える。

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 駒ノ小屋で小休止の後、一気に下山する。

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 今回のコースは、8時間、18キロ程の行程だが、バテずに歩き通すことができた。

 

 

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2019.09.15

高妻山

 戸隠連峰の最高峰で、長野県と新潟県の県境に位置する日本百名山の高妻山(標高2353メートル)を訪れた。

九勢至から望む高妻山
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 県道36号線を挟み長野県長野市戸隠の戸隠キャンプ場入口の反対側にある高妻山登山者専用駐車場に前夜泊。
 午前5時半頃に、戸隠キャンプ場から戸隠牧場を抜け登山口を目指す。

戸隠キャンプ場入口
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道標に従って牧場を抜け登山口へ
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 まずは大洞沢沿いの登山道を、大洞沢を何度か徒渉しながら登って行く。

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 沢沿いには、トガクシショウマやオオシラヒゲソウ、トリカブトなど多くの花々が花を咲かせていた。

トガクシショウマ
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オオシラヒゲソウ
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トリカブト
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ツルニンジン
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 滑滝の鎖場を登り、不動滝の流れ落ちる一枚岩をトラバースし、滝の上部へ出る。

滑滝の鎖場
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不動滝の流れ落ちる一枚岩
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一枚岩のトラバース
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 氷清水を過ぎると、まもなく戸隠山から続く稜線上の一不動へ出る。

氷清水
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 一不動には避難小屋が設置されている。

一不動の避難小屋
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 一不動からは稜線上のアップダウンを繰り返しながら高妻山山頂を目指す。
 晴れていた空に次第に雲が・・・

 古くからの山岳信仰の拠点であり、一不動から高妻山山頂まで、10の祠が祀られている。

一不動
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二釈迦
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三文殊
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 稜線上にはオヤマリンドウの青が目立っていた。

オヤマリンドウ
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四普賢
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 これから越える五地蔵山方面(ガスがかかって眺望はない)
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 ツリガネニンジン?も目に付いた。

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五地蔵
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 五地蔵山の山頂へ到着。
 本来なら黒姫山や妙高・火打の眺望が楽しめるはずだが、ガスがかかって何も見えない。
 目指す高妻山の姿する見ることができない・・・

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六弥勒
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七薬師
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八観音
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 ゴゼンタチバナの真っ赤な実が目立つ。

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九勢至(本来ならこの先に高妻山が・・・)
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 九勢至か八丁ダルミを過ぎ、山頂直下のおよそ300メートルの急登を踏ん張ると十阿弥陀へ出る。
 高妻山の山頂は十阿弥陀からしばらく先になる。

十阿弥陀

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高妻山山頂(残念ながらガスのため眺望はなし)
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 下山時に、今登ってきた八丁ダルミ方面の稜線を見ることが出来た。

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 そして戸隠山と九頭竜山
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 山頂で休憩後、六弥勒まで戻り、そこから弥勒新道で下山する。
 弥勒新道の途中には、ブナや檜の巨木が点在していた。

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ブナ仙人
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 六弥勒からの弥勒新道での下山は、時間にしておよそ2時間だが、この2時間がとてつもなく長く感じた。
 約9時間、14キロの長丁場に、久しぶりに脚が筋肉痛になった。

 下山後、パワースポットとして名高い戸隠神社奥社へ参拝した。

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