高妻山
戸隠連峰の最高峰で、長野県と新潟県の県境に位置する日本百名山の高妻山(標高2353メートル)を訪れた。
県道36号線を挟み長野県長野市戸隠の戸隠キャンプ場入口の反対側にある高妻山登山者専用駐車場に前夜泊。
午前5時半頃に、戸隠キャンプ場から戸隠牧場を抜け登山口を目指す。
まずは大洞沢沿いの登山道を、大洞沢を何度か徒渉しながら登って行く。
沢沿いには、トガクシショウマやオオシラヒゲソウ、トリカブトなど多くの花々が花を咲かせていた。
滑滝の鎖場を登り、不動滝の流れ落ちる一枚岩をトラバースし、滝の上部へ出る。
氷清水を過ぎると、まもなく戸隠山から続く稜線上の一不動へ出る。
一不動には避難小屋が設置されている。
一不動からは稜線上のアップダウンを繰り返しながら高妻山山頂を目指す。
晴れていた空に次第に雲が・・・
古くからの山岳信仰の拠点であり、一不動から高妻山山頂まで、10の祠が祀られている。
稜線上にはオヤマリンドウの青が目立っていた。
ツリガネニンジン?も目に付いた。
五地蔵山の山頂へ到着。
本来なら黒姫山や妙高・火打の眺望が楽しめるはずだが、ガスがかかって何も見えない。
目指す高妻山の姿する見ることができない・・・
ゴゼンタチバナの真っ赤な実が目立つ。
九勢至か八丁ダルミを過ぎ、山頂直下のおよそ300メートルの急登を踏ん張ると十阿弥陀へ出る。
高妻山の山頂は十阿弥陀からしばらく先になる。
十阿弥陀
下山時に、今登ってきた八丁ダルミ方面の稜線を見ることが出来た。
山頂で休憩後、六弥勒まで戻り、そこから弥勒新道で下山する。
弥勒新道の途中には、ブナや檜の巨木が点在していた。
六弥勒からの弥勒新道での下山は、時間にしておよそ2時間だが、この2時間がとてつもなく長く感じた。
約9時間、14キロの長丁場に、久しぶりに脚が筋肉痛になった。
下山後、パワースポットとして名高い戸隠神社奥社へ参拝した。
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