仏頂山から高峰へ
笠間市の北西、茨城と栃木の県境に連なる仏頂山と高峰を歩いてきた。
紅葉は終わり木々の葉は落葉していたが、登山道に敷き詰められた落ち葉のカーペットが心地よかった。
登山口は楞厳寺。笠間時朝を祖とする笠間城主歴代の菩提寺で、その山門は国の重要文化財に指定されている。
車は楞厳寺の駐車場をお借りした。
登山は、楞厳寺入口手前から左手へ入っていく。
最初は沢沿いの薄暗い樹林帯を歩いていくが、尾根に近づくにしたがって、巨木が交じる自然林へと変化していく。
落葉した木々の間から、目指す一つ目のピーク、仏頂山の頂が見えてくる。
仏頂山の山頂へは、嫌になりそうな階段の急登となる。
仏頂山から高峰のトレイルは、やたらこの階段が登場するアップダウンの繰り返しだ。
階段を登り切ると、山頂へ出る。楞厳寺からおよそ1時間。
ベンチや案内板が整備されているのは山頂の北の端になり、三角点はちょっと離れた南の端にある。
見晴らしは全くない。
仏頂山の山頂から高峰へは、階段の急下降となる。復路の登り返しがゾッとする。
このルート唯一、北側の眺望が利く場所から、日光連山が遠望できた。
細い林道が横切る奈良駄峠を過ぎると、高峰山頂へ向けての登りとなる。
高峰山頂へは、奈良駄峠を少し進み、右側の斜面を登っていく。
山頂までは明るい雑木林の中を行く。
仏頂山からおよそ2時間、高峰山頂も残念ながら眺望が利かない。
テーブルがあるので休憩することはできるが、さらに進んだ所ハンググライダーの飛行台があるので、そちらがお薦め。
復路は、来た道を戻るが、やたらに出てくる階段がかえって不親切に思えてくる。
往路で3時間、復路で2時間、合計5時間の山歩きだが、階段のためかダメージが大きく、ふくらはぎが筋肉痛になり三日間ほど不自然な歩行を強いられた。ただ、階段の多さ、アップダウンの連続など、トレーニングには最適なルートと言えるかもしれない?
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