花の平標山・仙ノ倉山へ
谷川連峰主脈の西端、平標山と仙ノ倉山を訪れた。
この時期は、平標山と仙ノ倉山の“平仙鞍部”に、ハクサンイチゲやハクサンコザクラ、ミヤマキンバイなどの花畑が広がり、尾根歩きとあいまって気持ちの良い山歩きを楽しめる。
国道17号三国街道沿いの平標登山口(982メートル)へ前夜泊。
花の好時期ということもあってか、多くの人で賑わっている中、6時に登山開始。
いつもと同じように、登山口ではタニウツギが出迎えてくれる。
登山口から鉄塔を経て松手山(1614メートル)までは、樹林帯の急登が続く。
足もとには、マイヅルソウやチゴユリなど、低山でも良く見られる花々が咲いている。
陽が昇るにつれ、春ゼミが合唱が賑やかさを増す。
クルマバツクバネソウが咲いていた。
登山口からおよそ1時間程の急登で“鉄塔”へ。ここで小休止。
松手山へはさらに30分程の急等が続く。
標高1614メートルの松手山からの眺望・・・
平標山への尾根では、足もとにイワカガミやツマトリソウが目立っていた。
イワカガミ
かろうじてシラネアオイが一輪姿を保っていた。
そして、メインイベンターのハクサンイチゲ
もうすぐ平標山(奥に仙ノ倉山)
平標山の山頂で小休止のあと、谷川連峰最高峰の仙ノ倉山(2026メートル)を目指す。
平仙鞍部の花畑は、まだまだこれからか・・・。来週頃が見頃なのだろう。
鞍部から再び登りがはじまると、アズマシャクナゲがめだってくる。
振り返って、平標山とアズマシャクナゲ
仙ノ倉山へ続く尾根の道
登山口からゆっくりと、写真を撮りながら、およそ4時間半かかって仙ノ倉山へ。
仙ノ倉山で小休止のち、再び平標山を目指す。
平標山山頂からは平標山乃家を目指して下山開始。
小さいながらも湿地帯が点在し、イワイチョウやワタスゲなども見られた。
平標山乃家からは樹林帯の急坂“平元新道”をひたすら急降下。
山乃家から50分ほどで、元橋登山口(岩魚沢林道)へ。
ここから駐車場まで、およそ4キロ、1時間の林道歩きが・・・・・
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