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2021.06.12

花の平標山・仙ノ倉山へ

 谷川連峰主脈の西端、平標山と仙ノ倉山を訪れた。
 この時期は、平標山と仙ノ倉山の“平仙鞍部”に、ハクサンイチゲやハクサンコザクラ、ミヤマキンバイなどの花畑が広がり、尾根歩きとあいまって気持ちの良い山歩きを楽しめる。

仙ノ倉山から平標山、奥に苗場山
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 国道17号三国街道沿いの平標登山口(982メートル)へ前夜泊。
 花の好時期ということもあってか、多くの人で賑わっている中、6時に登山開始。

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 いつもと同じように、登山口ではタニウツギが出迎えてくれる。

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 登山口から鉄塔を経て松手山(1614メートル)までは、樹林帯の急登が続く。

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 足もとには、マイヅルソウやチゴユリなど、低山でも良く見られる花々が咲いている。

ヤマツツジ
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 陽が昇るにつれ、春ゼミが合唱が賑やかさを増す。

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クルマバツクバネソウが咲いていた。

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 登山口からおよそ1時間程の急登で“鉄塔”へ。ここで小休止。
 松手山へはさらに30分程の急等が続く。

ベニサラサドウダン
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アカモノ
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 標高1614メートルの松手山からの眺望・・・

平標山へと続く気分爽快な尾根
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振り返れば独特の山容の苗場山
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 平標山への尾根では、足もとにイワカガミやツマトリソウが目立っていた。
 
イワカガミ
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ミツバツツジも
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かろうじてシラネアオイが一輪姿を保っていた。

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コバイケイソウ(蕾み)
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ヨツバシオガマ
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ナエバキスミレ
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 そして、メインイベンターのハクサンイチゲ

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 もうすぐ平標山(奥に仙ノ倉山)

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平標山の山頂(標高1984メートル)
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 平標山の山頂で小休止のあと、谷川連峰最高峰の仙ノ倉山(2026メートル)を目指す。

仙ノ倉山へと続く高山植物ロード(平仙鞍部)
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ミヤマキンバイ
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ハクサンコザクラ
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 平仙鞍部の花畑は、まだまだこれからか・・・。来週頃が見頃なのだろう。

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ハクサンイチゲ
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ミツバオウレン
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 鞍部から再び登りがはじまると、アズマシャクナゲがめだってくる。

振り返って、平標山とアズマシャクナゲ

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ミネザクラ
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 仙ノ倉山へ続く尾根の道

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タテヤマリンドウ
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 登山口からゆっくりと、写真を撮りながら、およそ4時間半かかって仙ノ倉山へ。

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山頂から谷川岳方面の眺望
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山頂から平標山方面の眺望
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 仙ノ倉山で小休止のち、再び平標山を目指す。

ミネズオウが咲いていた。
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平標山へ
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再びハクサンコザクラ
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ハクサンコザクラとハクサンイチゲ
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ハクサンコザクラとミヤマキンバイ
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 平標山山頂からは平標山乃家を目指して下山開始。

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 小さいながらも湿地帯が点在し、イワイチョウやワタスゲなども見られた。
 平標山乃家からは樹林帯の急坂“平元新道”をひたすら急降下。

 山乃家から50分ほどで、元橋登山口(岩魚沢林道)へ。

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 ここから駐車場まで、およそ4キロ、1時間の林道歩きが・・・・・

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