浅草名所七福神もうで
江戸文化発祥の地、浅草の地で祀られている九社寺の七福神を参拝さてきた。
七福神巡りが流行したのは、江戸時代からと伝えられており,江戸(東京)の地では、日本橋七福神もよく知られている。
仏教で進行された毘沙門天・大黒天・弁財天、儒教で尊ばれた福禄寿・寿老人・布袋尊、日本の神として尊ばれた恵比寿神が福徳円満の神として祀られ、人々の信仰をあつめてきた。
浅草の七福神が九社寺なのは「九は数の究み、一は変じて七、七は変じて九と為す。九は鳩であり、あつまる意味をもち、又、天地の至数、易では陽を表す」という故事に由来したことによるようだ。
今回は、上野駅を午前8時にスタートし、「矢先稲荷神社」⇒「浅草寺」⇒「浅草神社」⇒「待乳山聖天」⇒「今戸神社」⇒「橋場不動尊」⇒「石浜神社」⇒「吉原神社」⇒「鷲神社」を巡り、上野駅へ戻るコースを歩く。
まず矢先稲荷神社。
福禄寿が祀られており、拝殿の格子天井には「日本馬乗史」100名の絵が奉納されている。
誰もが知っている浅草寺。
仲店商店街もオープンしていない時間帯にもかかわらず、この界隈は人で賑わっている。
祀られているのは大黒天。
浅草寺の境内に隣接し、「三社さま」として親しまれている浅草神社がある。
恵比寿神が祀られている。
浅草神社から東の隅田川沿いへ向かうと、東京スカイツリーがよく見える。
アサヒビール本社と巨大オブジェと東京スカイツリーはなかなかの絶景!
隅田川沿いを北上し、待乳山聖天へ。
毘沙門天が祀られているが、大根(野菜の)を供えるのが慣わしのようだ。
なんでも大根は聖天の功徳を表すシンボルのようだ。
階段を昇らずにすむように、専用モノレールがあることに驚き!
今戸神社には福禄寿が祀られている。招き猫発祥の地とあり、境内は猫だらけ。
沖田総司終焉の地とはどういうことだろう?
さらに北上すると橋場不動尊がある。
布袋尊が祀られている。
書き置きの御朱印をお願いしたが、書き置きはないとのことで、またの機会に。
続いて白鬚橋近くの石浜神社へ。
富士山遙拝所があったのが興味深い。
歩みを西に向け、吉原遊郭の歴史と重なり合ってる吉原神社へ。
弁財天が祀られている。
九番目として酉の市で知られている鷲神社へ。
寿老人が祀られているが、拝殿に置かれた巨大な「おかめ」のオブジェに目を奪われる。
浅草名所七福神めぐりの証である「色紙」。
それぞれの社寺で書いてもらう。
浅草九社寺七福神巡りの結びとして、浅草寺近くの尾張屋で天丼を頬張る。
開店の11時半にお店にたどり着くことができたためか、待つことなく店内へ入ることができた。
「つぶやき」カテゴリの記事
- 東京・日本橋界隈逍遥(2023.02.05)
- 筑波連山縦走 加波山~足尾山~きのこ山~筑波山(女体山)(2023.01.29)
- 東京逍遥 -東京駅から東京大神宮へ(2023.01.28)
- 令和5年 日本橋七福神参拝(2023.01.21)
- 令和5年(2023年)日光初詣(2023.01.03)