鎌倉:葛原岡・大仏ハイキングコースを歩く
鎌倉のトレイルで、鎌倉アルプスに次ぐ人気の「葛原岡・大仏ハイキングコース」を歩いてきた。
北鎌倉駅で横須賀線を降車し、まずは浄智寺を目指す。
浄智寺は、鎌倉時代の1281年創建で、鎌倉五山第四位の禅寺。
鐘楼門や本堂のスタイルに「宋風」という当時の中国の様式が取り入れられている。
また、お腹を撫でると元気がいただけるという「布袋尊像」もあり、「鎌倉・江の島七福神」として祀られている。
山門:「寶所在近」(ほうしょざいきん)の額がかかげられている。
本堂(曇華殿):阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来の三世仏が祀られている。
曇華とは、三千年に一度だけ咲く伝説の花のこと。
観音菩薩立像:本堂の裏にひっそりと祀られている。
注意しないと見逃してしまう。
軟らかい鎌倉石の山を掘った横穴を「やぐら」といい、修行の場やお墓として利用されていた。
ここ浄智寺にも裏手の斜面にやぐらが多数現存している。
お腹をさすると元気をもらえると言われている。
浄智寺の参拝をすませ、いよいよ「葛原岡・大仏ハイキングコース」へ入っていく。
最初は鋪装されているものの、すぐに未舗装のトレイルとなる。
浄智寺の裏山、境内地でもある「天柱峰」には大きな石碑が建っている。
ちなみに「天柱」とは、天を支える柱のこと。
天柱峰から山路を葛原岡神社、源氏山公園を目指す。
葛原岡神社は、後醍醐天皇の忠臣である日野俊基を祀ってある。
葛原岡神社から源氏山公園の中を歩く。
源頼朝の像が建つ。
源氏山公園からハイキングコースを離れ、銭洗弁財天を目指す。
トンネルをくぐり境内へ。
境内内の本社で参拝を済ませ、奥の宮へ。
本社奥の洞窟内に奥の宮があり、そこに湧く霊水でお金を清める。
続いて向かうは出世稲荷とも呼ばれている佐助稲荷。
銭洗弁財天から佐助稲荷へ抜ける細い参道を進むと、赤い鳥居が見えてくる。
佐助稲荷での参拝をすませたら、来た道を源氏山まで戻ることになる。
佐助稲荷と銭洗弁財天の間の、静かな佇まいの古民家カフェへ立ち寄った。
葛原岡・大仏ハイキングコースに戻り、高徳院の鎌倉大仏参拝へ。
トレイルはまたしてもぬかるんだ山路となる。
大仏トンネル横からハイキングコースを終え、鋪装道路を鎌倉大仏目指して歩く。
高徳院から江ノ電長谷駅を経て、由比ヶ浜へ。
長谷駅では、タイミングよく上下線の電車と遭遇した。
「孤独のグルメ」に登場したドイツ料理店も発見・・・
最後は、鎌倉駅へ。
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