« 奥日光の紅葉 2023 | Main | 群馬県高崎市 もつ煮 乞和家(こよりや) »

2023.10.24

浅間山の紅葉~外輪山一周コース~

 金色に輝くカラマツ林の黄葉を求め、浅間山の外輪山(車坂峠→表コース→黒斑山→蛇骨岳→仙人岳→鋸岳→Jバンド→賽の河原→湯ノ平→草すべり→中コース→車坂峠)をぐるっと一周するコースを歩いてきた。およそ10キロ、6時間程の行程だった。

浅間山
20231024076

 登山口はいつもの車坂峠。
 高峰高原ビジターセンターの駐車場に車を停め、6:00登山開始。
 平日ということもあってか、駐車場はまだ余裕があった。

 車坂峠の山の神様に道中の安全を祈願し、いざ出発。

20231024001

 地面には霜が降りていた。

20231024002

 シラビソなどの樹林帯の中を登って行くと、途中で数カ所だが、展望の開ける所がある。
 そんな好展望地からの眺め・・・

お隣の四阿山
20231024003

妙高・火打・焼山
20231024004

 登ること1時間程で、避難用のシェルターへ

20231024005

 シェルターから10分程で、樹林帯を抜け出し、浅間山の絶好の展望地である「槍ヶ鞘(やりがさや)へ出る。
 突然目に飛び込んでくる美しい浅間山のシルエット

20231024007

 この槍ヶ鞘から好展望の尾根筋歩きとなる。
 15分の急登で「トーミの頭」へ。
 トーミの頭からは、富士山、八ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、北アルプスなどの山々が一望できる。

金峰山の背後に富士山
20231024008

佐久の街の向こうに八ヶ岳
八ヶ岳中央の奥には甲斐駒ヶ岳も見える
20231024009

立山連峰と剱岳
20231024010

槍ヶ岳
20231024013

穂高連峰
20231024014

 トーミの頭から、次は外輪山の最高峰「黒斑山」(2404メートル)を目指す。

黒斑山
20231024016

 黒斑山の頂付近からの浅間山と外輪山に囲まれた火口原
 外輪山の尾根筋からは、どこからでも均整のとれた浅間山の姿を見ることができる。

20231024063

20231024064

 黒斑山の山頂からは、一度樹林帯の中へ入る。

20231024020

 次のピークである「蛇骨岳」を目指す。

20231024022

 どこからでも浅間山の絶景が目に飛び込んでくる。

20231024066

 蛇骨岳のピークで、冬毛になった真っ白な「テン」が出迎えてくれた。
 これほど至近距離での遭遇も珍しい。

20231024023

20231024025

 振り返れば黒斑山をのぞむことができる。

20231024067

 遠く日本海の方には、白馬三山や五竜岳、鹿嶋槍ヶ岳なども望むことができる。

剱岳と鹿嶋槍ヶ岳
20231024027

 外輪山の尾根を仙人岳目指して進む。
 賽の河原(火口原)のカラマツ林が黄金に輝いている。神々しい!

20231024070

 仙人岳(標高2319メートル)へ。
 雲がなければ遠く日本海まで見通すことができる。

20231024031

 これまで歩いてきた蛇骨岳などの浅間外輪山が一望

20231024033

 賽の河原のカラマツ林
 遠景は八ヶ岳

20231024072

20231024035

20231024036

 浅間山がどんどん近くなっていく。

20231024073

 鋸岳(標高2254メートル)から稜線を引き返し、「Jバンド」から賽の河原の底へ険しい岩場を下りて行く。

Jバンド
20231024038

20231024040

20231024074

20231024075

 見上げれば、さっきまで歩いていた険しい外輪山の稜線が・・・
 賽の河原はいわゆる火口原だ。

20231024043

20231024044

 一面カラマツ林の賽の河原をいく。

20231024046

20231024048

 賽の河原分岐へ到着。
 本当ならここから前掛山(浅間山)へ登っていけるのだが、火山周辺警報レベル2であるため、通行不可。

20231024049

 湯ノ平口分岐(湯ノ平分岐)を経て、通称「草すべり」の急登を登り返す。

湯ノ平口分岐
20231024051

 火口原の底から、外輪山(トーミの頭)を仰ぎ見る。
 あの絶壁(草すべり)を登って行くのだ。ヒェー

20231024050

 絶壁の急登にはいじめ抜かれるが、実はここからがこのコースの圧巻でもある。
 草スベりから望む浅間山は、まさに絶景である!!

20231024053

20231024054

20231024057

20231024076_20231028140301

20231024077

 再び外輪山の稜線に出たら、「中コース」で1時間程かけて車坂峠へ戻る。
 「中コース」は樹林帯の中を歩くことになるので、ほとんど眺望はないが、唯一、行く手が開ける所がある。

20231024060

20231024061

早朝6時に車坂峠を出発し、戻ったのが12時半・・・
カラマツ林の黄葉の一番良いときにこれたのではないだろうか。
早朝には空きのあった駐車場も満車であった・

20231024062

 

|

« 奥日光の紅葉 2023 | Main | 群馬県高崎市 もつ煮 乞和家(こよりや) »

トレッキング・登山」カテゴリの記事

日本百名山」カテゴリの記事