天然物のたい焼き-人形町・柳屋-
「一粒万倍日」ということで、日本橋の小網神社をかわきりに、「日本橋七福神」を参拝してきた。
午後3時半頃、小網神社は参拝の人で長蛇の列・・・最近はこの行列にも慣れてきた。
茶ノ木神社から水天宮、松島神社へと順に参拝し、末廣神社へ向かう前に、ちょっと寄り道を・・・。
人形町甘酒横丁のたい焼き屋、「高級鯛焼 柳屋」へ。
しかし、ここもたい焼きを求めるお客さんで長蛇の列が・・・(泣き)
一端あきらめて、末廣神社から笠間稲荷、椙森神社を参拝し、改めて五時過ぎに柳屋へ向かう。
若干だが列が短くなっているので並ぶことにする。
「柳屋」は大正5年(1916年)創業の「鯛焼」の専門店で、午後(12:30~18:00)のみの営業。
「東京三大たい焼き」の一店で、いわゆる“御三家”の一つで、常に行列がたえない。
おもしろいもので、店内にも2列の行列ができている。
職人さんが一つ一つ手焼きをしているのが実に興味深い。
これがいわゆる“天然物”のたい焼き!
たい焼きには「天然物」と「養殖物」があるそうな。
参考までに、これが“養殖物”
「養殖物」は、一般的な焼き方で、何列にも並んだ型に生地を流し込み、あんこを挟んで焼くタイプ。
一方「天然物」は、一匹ずつ金型を使って手焼きするタイプ。
焦げた端っこをはさみで切って形を整えるのも見ていておもしろい。
もちろん、柳屋のたい焼きは「天然物」。
柳屋の天然物鯛焼 一匹180円なり
焼き上がったばかりのたい焼きを頬張りながら、再び小網神社を参拝する。
昼間はあれほど混雑していたのに、6時を過ぎるとこのとおり、ゆっくりと参拝できる。
高層ビルに囲まれた東京駅も美しい・・・。