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January 2025

2025.01.13

富士山が見えるとなぜかうれしくなる~雨巻山~

 早朝の雨巻山(標高533.5メートル)を訪れた。
 早朝7:00、大戸川駐車場に車を停める。広い駐車場には先行者は3台のみ。
 今日は浅間山や富士山の眺望を得るため、三登谷山から雨巻山山頂を目指す。

三登谷山の山頂
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 三登谷山の山頂からは、日光連山や塩原、那須の山々の眺望が得られる。

日光連山
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塩原・男鹿の山々
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 尾根伝いにアップダウンを繰り返す。
 途中、展望の良いポイントが数カ所あり。

遠くに浅間山
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筑波山
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富士山
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 それにしても、なぜ富士山が見えるとテンションが上がるのだろうか?
 先日、吾国山の山頂から富士山がわずかだが見えただけでうれしくなった。
 やはり富士は日本を代表する山であり、ある意味日本の象徴なのだろう。

 大戸川登山口の蠟梅がわずかだが咲いていた。

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2025.01.11

吾国山から難台山・愛宕山 再訪

 先週に引き続き、吾国山から難台山、愛宕山を再訪した。
 今回、一番の発見は、吾国山の山頂から富士山が見えたことだ。

 コースは、福原駅から吾国山登山道、吾国山から道祖神峠を越えて難台山へ
 難台山から団子石峠へ下り、そこから鋪装された林道を使って駒場地区へ
 駒場地区から滝入不動尊を経て、愛宕山へ

吾国山の山頂(吾国山神社とも田上神社とも称される)
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 この時期、10時前後の時間帯だと、祠の後ろから陽光がさす。

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祠横の一等三角点
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日光連山から奥の白根山方面の眺望
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浅間山がはっきりと見える
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 そして富士山
 これまで吾国山からは筑波山や加波山にさえぎられて富士山は見えないものだと思っていた。
 しかし・・・加波山の横から雪をいただいた富士山の姿が・・・ちょとだけ顔を出している

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 愛宕山を下りると、麓では「どんと焼き」の準備がされていた。
(背後の山は難台山)

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2025.01.04

吾国山から難台山、愛宕山への縦走

 筑波山の東北に位置する尾根である、吾国山・難台山・愛宕山を縦走した。
 スマホのアプリでは約15キロ、6時間の行程であった。

 スタートはJR福原駅
 案内板があるので迷うことはないだろうが、線路を横切り、北関東道の高架をくぐり、「田上農村集落センター」を背にして石鳥居をくぐると、正面に吾国山が見える。集落センターに建つ鉄塔(電波塔?)は、どこからでも見えるので、目印となるだろう。
 石鳥居のあたりが参道入口なのだろうか。

鳥居(吾国山の遙拝所か?)
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 この辺りから「丁石」が見られるようになる。「一丁目」は確認できず。
 石鳥居の手前に「三丁目」があり、石鳥居をくぐるとすぐに「四丁目」があらわれる。

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 丁石を確認しながら、道標にしたがって進む。
 登山道入口は小川を渡ったところにあるが、山頂まで明瞭な登山道(参道)が続く。

 1時間程登ると、山頂直下のカタクリ群生地へ出る。

山頂直下のカタクリ群生地
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 この周辺は、低山では珍しくブナの巨木林となっている。
 立派なブナが林立していて圧巻である。

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 小さな湧水池もあり、水ノ神だろうか、小さな祠が祀られている。

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 カタクリ群生地を抜けると、「三十三丁目」の丁石が・・・

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 吾国山の山頂付近を、昨晩の雪がうっすらと残っていた。

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 山頂には吾国山神社(田上神社)が祀られている。
 立派な石垣で囲まれており、いにしえの城趾なのだろうか?

 山頂からは、筑波山、加波山、日光連山、そして数日前に縦走した雨巻山・高峯・仏頂山の山並みが一望できる。
 実に素晴らしい好展望地である。(富士山が見えたら言うこと無いのだが・・・)

吾国神社(田上神社)
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筑波山
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日光連山
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雨巻・高峯・仏頂山
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 山頂から道祖神峠までの途中からは、ゴールの愛宕山がよく見える。

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 洗心館(キャンプ場になっている)を過ぎ、道祖神峠へでる。

道祖神
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 車道を横ぎり、アップダウンを繰り返しながら、難台山山頂へ向かう。

難台山山頂へのトレイル
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難台山山頂
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 山頂には多くの登山者が休憩していたので、山頂をやり過ごし、少し先の「天狗の奥庭」で小休止・
 ここからは筑波山・加波山方面の展望が開けている。

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 獅子ヶ鼻を過ぎ、長い急坂を下り、団子石峠へ着く。
 ここからされにアップダウンを繰り返し、乗越峠から愛宕山へ。

愛宕山の山頂直下の広場(駐車場)
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 最近、カフェがつくられ、多くの観光客で賑わっていた。
 広場から山頂に鎮座する愛宕神社(日本火坊三山)へは、330段の急階段を登っていく。

愛宕神社への急階段
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愛宕神社
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 愛宕神社を後にして、JR岩間駅へ向かう。

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2025.01.03

日光外山の毘沙門天・奥日光二荒山神社中宮祠へ初詣

 毎年恒例の日光外山の毘沙門天&奥日光二荒山神社中宮祠への初詣へ出かけてきた。
 まずは日光外山の毘沙門天だが、これは輪王寺の管轄で、日光山内の鬼門にあたる外山の山頂で、一年に一度、今日(1月3日)、秘仏の毘沙門天像を開帳するというとても貴重なもの。年に一回しか拝むことが許されない。
 しかも下から30分以上も急な坂を自力で登るしかない。
 「福銭貸し」という行事もあり、1月3日にお金(福銭)を借りて、来年1月3日に倍返しするというもの。縁起ものだ。

外山毘沙門堂への参拝口(登山口)
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 毘沙門堂手前(山頂直下)には、これも1月3日しかその音を聞くことができない鐘が下がる。

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 山頂の毘沙門堂には、複数の関係者が詰めている。
 この方々も、下から息を切らしてここまで登ってきたのだろう。
 そう思うとありがたさも倍増する。

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秘仏 毘沙門天
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山頂からは、女峰山・難台山が間近に一望できるが、あいにく今日は雲に隠れていた。
南側からは、日光市内が一望できる。

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 苦労して登った外山も、下るのはあっという間。
 輪王寺へ参拝しようと試みたが、すでに(9時)周辺は大渋滞。
 日光山内を避けて奥日光へ向かう。

二荒山中宮祠
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 2025年が良い年でありますように。

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2025.01.01

元日登山 雨巻山から高峯、仏頂山縦走 

 令和7年 元日登山
 雨巻山から高峯、仏頂山へと連なる茨城・栃木県境尾根を縦走した。

 スタート地点は、雨巻山大川戸登山口。ご来光登山目的の人々だろうか、8:00で満車状態だった。
 登山口から三登谷山へ、そして三登谷山から続く西側の尾根をつたって雨巻山山頂へ向かう。

 雨巻山山頂には誰もいない・・・

雨巻山山頂
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 雨巻山山頂からの眺望、これから向かう仏頂山などの山並みを見ることができる。

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 雨巻山山頂から、高峯・仏頂山への縦走コースに入る。
 まもなく木製の展望台が設置された休憩所へ出るも、周囲の木々が枝を伸ばし、眺望は今ひとつ。

木製・手作り感満載の展望台
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 展望台を過ぎ、比較的しっかりとした踏み跡の雑木林の中を下って行く。
 この時期、急坂のトレイルは落葉で埋め尽くされており、何度もスリップする。

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 落葉した木々の中、誰とも会わない独り歩きを満喫しながら、標高を下げていく。
 標高398.8メートル地点には、四等三角点が設置されている。

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 四等三角点を過ぎてしばらく進むと、今度は古い社が祀られている。
 以前歩いた時はなかったが、誰かが屋根を付けてくれていた。

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 古社を過ぎ、背丈ほどの笹藪の中をさらに下ると深沢峠(県道深沢岩瀬線)へ出る。

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 鋪装された県道を左へ下ると大きな案内板があるので、その案内に従って高峯山方面へ進む。

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 鋪装された薄暗い林道を進むと、高峯山への道標があるので、道標に従い丸太(擬木)の急階段を登っていく。。
 ちなみに、ここから下山するまで、この丸太の階段に何度も泣かされることになる。

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 急坂を抜けると山頂手前の好展望地に出る。
 高峯山の山頂手前は、かつてパラグライダーの飛行場だったため、好展望地の休憩場所となっている。
 南に向いた緩斜面は、陽当たり満点で、眺望は最高の素晴らしい休憩地!
 東から愛宕山、館岸山、難台山、吾国山 
 西には加波山、筑波山などの山並みを望むことができる。
 そして、誰もいない・・・

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 パラグライダー飛行場跡を後にして、急坂を下り、登り返すと高峯山の山頂へでる。
 二等三角点が設置されている。

高峯山山頂
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 高峯山山頂をあとにして、丸太階段を何度も上り下りすると奈良駄峠へ出る。
 鬱蒼とした樹林に囲まれて、道標だけがかつての名残をとどめる。

奈良駄峠
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 ここ奈良駄峠から、丸太の急坂(真に急な坂)をあえぎあえぎ登り詰めると仏頂山へ出る。
 以前は暗い樹林の中を登っていたが、今は伐採され明るい斜面に変わっている。

仏頂山
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伐採地からの南側(愛宕・難台山方面)の眺望
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 やっとのことで仏頂山の山頂へ。
 仏頂山山頂は全く眺望が利かない。

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 山頂直下からは、最後の丸太の急階段を下り、40分から50分ほどで下山することができる。
 下山口は、鎌倉時代からの古刹の楞厳寺(りょうごんじ)。
 
 歩行アプリによると、約14.5キロのコースを6時間かけて歩いたことになる。
 

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