May 2025
2025.05.31
2025.05.18
奥那須の秘湯 三斗小屋温泉へ
那須岳への玄関口でもある峠の茶屋駐車場から、峰の茶屋跡(避難小屋)、朝日岳の肩、隠居倉を経て、奥那須の秘湯三斗小屋温泉を目指した。
三斗小屋温泉からは直接峰の茶屋跡へ向かう。
登山道から那須連山の主峰茶臼岳を見上げる
茶臼岳の反対には、アルペン的雰囲気満載の朝日岳がそびえている。
途中の岩にへばりつくようにさく○○○
登山道の雪はほとんど消えていたが、それでも一部に締まった雪が残っている。
峰の茶屋跡避難小屋へ到着
剣が峰の山肌にへばりつく残雪を慎重にわたる
稜線上からは360度の大展望
一部にくさり場があり、すれ違い注意
手前に隠居倉、奥に燧ヶ岳や会津駒ヶ岳が確認できる。
これまで歩いてきた山々のトレイルも間近に眺めることができる。
三斗小屋温泉の源泉地
ヤマザクラが咲いている
三斗小屋温泉に鎮座する神社の境内地には、黄色のスミレ?が今年も咲いていた。
ショウジョウバカマが目立っていた
苔むした狛犬
三斗小屋温泉には2つの温泉がある。
煙草屋と大黒屋だ
温泉地に咲く早春の花々たち
そして今回一番期待していた花がサンカヨウの花
残念ながら少し早かったようだ
2025.05.11
新緑眩しい日光社寺めぐり
当初の計画では、早朝3:00に起床、残雪の山へ行く予定で準備を整えていたが、朝目覚めると6:30・・・
急遽(やむなく)計画を変更し、新緑の日光社寺を巡ることに。
GW明けの初休日ということか、驚くほどに人が少ない。
市内の有料駐車場(一日500円)へ車を停め、神橋を眺めながら大谷川を渡る。
苔むした石段をのぼり、まずは輪王寺を参拝する。
さっそくヤマツツジやヒナソウが出迎えてくれる。
輪王寺から東照宮を経て二荒山神社へ
二荒山神社を参拝し、昼なお暗い石畳の小径を滝尾神社目指して歩く。
滝尾神社へ向かう古道や境内で、誰にも会うことがなかった。
滝尾神社からは、稲荷川沿いに稲荷橋をめざす
途中、北野神社の祠前で、八重咲きのニリンソウが
開山道裏手の岩壁にならぶ石仏たち
勝道上人の墓にひっそりと咲くシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)
残念ながら花期は終わっていた。
稲荷川にかかる稲荷橋からの女峰山の眺め
2025.05.05
茶ノ木平から半月山へ ~アカヤシオ~
これまで奥日光界隈の山々やトレイルはほとんど歩いてきたが、未だに未踏だった茶ノ木平から半月山へのコースを、アカヤシオを確認しながら歩いてきた。
早朝5時半、歌ヶ浜第1駐車場へ車を入れる。
この時期、多くは釣り人の車で、すでに3/2は埋まっていた。
この歌ヶ浜から今来た道を少し戻り、リッツカールトンの裏手の登山口から茶ノ木平を目指す。
茶ノ木平からは、男体山と中禅寺湖、日光白根山などを眺めつつ、狸山(むじなやま)を経て半月山へ。
半月山の展望台で「ざ・奥日光」の景色を堪能した後は、半月峠から狸窪(むじなくぼ)へ出て、湖畔を歌ヶ浜まで戻る。
リッツカールトン裏手の登山口を目指すが、星野リゾートの「界 日光」が休業していたのには驚いた。
登山口から1時間程で茶ノ木平へ出る。
何があるわけではないが、昔はケーブルカー駅があった場所になる。
その名のとおり「平」な場所。
茶ノ木平から中禅寺湖スカイラインまでおよそ30分程度の下りになるが、この間がアカヤシオの好ポイントとなっている。
アカヤシオと中禅寺湖ごしに奥白根の山々、そして男体山を見ることができる。
中禅寺湖スカイラインを横切る
このスカイラインは朝の7時から夕方5時までが通行可能時間となっており、それ以外はゲートで閉鎖される。
スカイラインを横切り、狸山(むじなやま)へ登り返す。
これまで同様、アカヤシオが彩りをそえてくれる。
狸山への途中、木に包み込まれた看板が・・・
狸山の山頂には鉄塔が立っていた。
狸山からはまた下り、スカイライン沿いの中禅寺湖展望台へ。
中禅寺湖展望台をスルーし、半月山の山頂を目指す。
半月山の山頂からの眺望は得られないので、さらに進んだ先にある半月山展望台へ向かう。
半月山展望台からは、中禅寺湖、男体山、奥白根山、さらには社山や皇海山まで。
天気が良ければ遠く富士山までの眺望がえられる。
足尾方面の眺望:奥に皇海山、鋸山、袈裟丸山の山並み
まだ雪深い日光白根山と左に見える錫ヶ岳
自分の栃木百名山も残すところこの錫ヶ岳など2座を残すのみ
社山、黒檜山、太平山
これぞ「THE 奥日光」の景観
半月峠までの斜辺は極めて歩きづらかったが、眺めはすばらしい。
狸窪からは湖畔の鋪装路歩きとなる。
湖畔の陽当たり良好な場所では、新緑が輝いている。
2025.05.04
中禅寺湖北岸トレイル ~オオヤマザクラと玉咲サクラソウ~
GWの混雑を避け、この時期比較的静かな奥日光を訪れた。
ヤシオツツジやトウゴクミツバツツジ、そしてオオヤマザクラを追って、中禅寺湖の北岸をトレッキング。
千手ヶ浜奥の仙人庵では、玉咲きのサクラソウが見頃を迎えていた。
交通渋滞を避けるために早朝にいろは坂を上がるが、ちょうど明智平で雲を抜け、眼下に雲海をみることができた。
菖蒲が浜スキー場の跡地の駐車場へ車をとめ、千手ヶ浜までの中禅寺湖北岸トレイルを往復する。
新緑にも早いが、真っ先にで出迎えてくれたのが「ウスバサイシン」
ヤシオツツジ(赤ヤシオ)はすでに終盤だろうか
それでも千手ヶ浜までの湖畔では、ヤシオの花が目立っていた。
日当たりの良い斜面では、気の早いトウゴクミツバツツジも咲き出している。
今日のお目当ては、オオヤマザクラと中禅寺湖ごしの男体山
三春の滝桜も観桜することができた今年の桜もこれで見納めになるだろう。
残念ながら栃窪の桜はまだ蕾みだったが、赤沼や千手堂前の桜が満開だった。
千手ヶ浜へ着いたのが9時頃だったが、誰もいない・・・。
千手ヶ浜をさらに奥へ進むと、フッキソウの群落が目立たない白い花を咲かせている。
その中にエンゴサクもちらほらと。
ただ、このエンゴサクは、ジロボウエンゴサクなのかヤマエンゴサクなのかはわからない。
また、サンリンソウサンリンソウ?)もひっそりと花を咲かせている。
フッキソウの群落を抜け、吊り橋を渡った先に「仙人庵」がある。
クリンソウの花時期には大変な混雑となるが、クリンソウの時期ではないので今日は誰もいない。
管理されている伊藤さんによれば「静かな今の時期が一番いい。玉咲きサクラソウが見頃だし、千手堂前の桜も満開だ」とのこと。
さっそく玉咲きサクラソウを楽しみ、千手堂前のオオヤマザクラの下でしばし休憩とする。
千手堂前のオオヤマザクラ
明日は半月山へアカヤシオを見に行こう。