平標山
平標山は、群馬県と新潟県の県境に位置する標高1983メートルの山
谷川連峰から西へ張り出している稜線上にそびえる花の名山
初夏のこの時期、平標山山頂付近には、ハクサンイチゲやハクサンコザクラなどの高山植物が咲き乱れる。
平標登山口に前夜泊して、早朝5時に登山スタート
松手山から平標山、平標山乃家を経て平元新道登山口へ下山する周回コース
暑さで大量発汗し、平標山山頂手前から足が痙るトラブルがあったものの、登り4時間、下り3時間の行程で周回できた。
登山口からしばらく歩いて山の斜面に取り付くと、松手山までは、樹林帯の中の“地獄の急登”が待っている。
まずは4合目となる「鉄塔」目指して急登する。
登り初めの樹林帯には、タニウツギやヤマツツジ、カラマツソウ、ギンリョウソウ、ツクバネソウ、マイヅルソウ、ユキザサ、アカモノ、ツマトリソウなど数々の植物が花を咲かせている。
四合目の鉄塔で小休止ののち、松手山山頂を目指す。
松手山山頂は6合目となる。
松手山の山頂までの間にも、数多くの高山植物が花を咲かせている。
樹林帯の中の急登はここまで
ここからは気持ちの良い稜線歩きが続く
松手山山頂から、これから進む稜線を望む
九合目
この付近からハクサンイチゲをはじめ、ハクサンチドリなど貴重な高山植物と出会える。
そして、本日のメインエベンターのハクサンイチゲ
この時、足が痙りだしていた。
痛みをごまかしながら山頂を目指す
本当なら仙ノ倉方面へ下り、ハクサンコザクラやハクサンイチゲの咲くお花畑を楽しみたかったが、本日は残念ながら山頂から下山することにした。
平標山乃家までの間には湿原が点在し、イワイチョウやショウジョウバカマ、ワタスゲ、タテヤマリンドウなどが咲いていた。
平標山からⅠ時間程で山乃家へ到着
山乃家からは平標山や仙ノ倉岳が一望できる
山乃家の清水で水分を補給し、一気に平元新道登山口へ向けて下山する
Ⅰ時間程、階段のよく整備された登山道を下山する。
階段はありがたいようで、なかなかしんどいものだ。
ここから林道をさらにⅠ時間程歩いて、車の停めてある平標登山口へ
教訓:水分不足には要注意!!
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