« June 2025 | Main | August 2025 »

July 2025

2025.07.20

夏の鳥海山へ(パート3)

 鉾立から御浜、そして御田ヶ原分岐へと歩いてきた。
 ここまでちょうど3時間程
 ここから登山者で混雑する鳥海山の山頂へは向かわず、静かな笙ヶ岳を目指す。

20250720052

 ウサギギクの鮮やかな黄色に目がいってしまう。

ウサギギク
20250720053

 ここにもニッコウキスゲの群落がある

20250720054

 城ヶ岳を目指して、どこまでも続く木道を進む

20250720056

アカモノ
20250720057

 山肌には所々雪が残っており、咲く花々にも違いが出る。

20250720058

アオノツガザクラ
20250720059

 ゆっくりと登ると眼下に鳥海湖がひろがる。

20250720060

ミヤマキンポウゲ
20250720061

 鳥海湖から再び登り返して笙ヶ岳へ続く尾根へ向かう。
 途中、ちょっとした湿原のようになっており、いくつかの池塘が輝いている。

20250720062

トキソウ
20250720064

東北名物のヒナザクラも
20250720066

 だいぶ笙ヶ岳が近くなってきた。
 いったい、いくつのピークを越えればいいのだろうか・・・トホホ

20250720065

 御浜・鳥海湖分岐を経て、笙ヶ岳分岐へ進む

20250720067

オオバギボウシの群落があった
20250720068

ハクサンシャジンと雲にかくれた鳥海山山頂
20250720069

20250720070

 バイカオウレンが咲いていた

バイカオウレン
20250720071

 いくつものピークを越え・・・・・

20250720072

20250720073

 9時50分 笙ヶ岳登頂 

20250720074

20250720081

 庄内平野と日本海が一望できる 景色のひろがりが凄い

20250720075

 あとは御浜経由で鉾立まで戻るのみ・・・疲れた

20250720077

20250720078

20250720079

20250720080

 笙ヶ岳から御浜へは1時間、さらに御浜から鉾立への下りは1時間半かかった。

 5時に登山をスタートし、下山が12時半、合計7時間半の山歩きだった。

 

|

夏の鳥海山へ(Part 2)

(Part 1からの続き)

 御浜は鳥海山山頂へ向かう尾根上(標高1,700メートル/七合目)に位置する。

御浜
20250720031

 御浜小屋の正面には日本海
 小屋を回り込めば鳥海山山頂や鳥海湖、遠くに月山も望める場所にある。

鳥海湖の絶景・・・ニッコウキスゲ
20250720033

鳥海湖の絶景・・・チョウカイアザミ

20250720034

鳥海湖の絶景・・・遠くに名峰月山を望む
20250720036

 笙ヶ岳方面へ続く尾根上のお花畑
20250720032

 鳥海山の山頂へ続く尾根のお花畑
 残念ながら山頂は雲の中に隠れてしまった
20250720035

トウゲブキ
20250720037

鳥海湖の絶景・・・
20250720038

鳥海湖の絶景・・・鳥海湖奥のこんもりした山は鍋森(標高1,652メートル)
右手の雪渓奥の3つ連なっている山の先端がこれから目指す笙ヶ岳(1,635メートル)
20250720039

 山頂へ向かう尾根上にはハクサンシャクナゲをはじめ、多くの花々が咲いている。

ハクサンシャクナゲ
20250720040

ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン)
20250720041

アオヤギソウ
20250720045

ミヤマホツツジ
20250720046

トウウチソウ
20250720044

ミヤマリンドウ
20250720047

 名前が分からないが、ラン科の花だと思われる
 誰かご存知の方は教えてください。

20250720042

20250720043

 御浜から一旦下り山頂への鞍部へ出る
 御田ヶ原と呼ばれ、一帯はお花畑となっている。

御田ヶ原
20250720048

ハクサンイチゲ
20250720049

20250720050

ホソバイワベンケイ
20250720051

 ここから山頂へ向かうルートから外れて、登山者の少ない笙ヶ岳方面へ進む。

御田ヶ原分岐(標高1,692メートル地点)
20250720052

パート3 へ続く

|

夏の鳥海山へ

 軽ワゴン(スズキのエブリー)のカスタマイズも第一期は完了したことだし、せっかくなので試しに山形と秋田の県境、日本海に面する日本百名山の1つ、鳥海山へ行こう!!・・・・・ということで、車中泊1泊で、鳥海山へ

 自宅から6時間以上かけて鉾立へ。夜8時半の時点で鉾立の駐車場はほぼほぼ満車状態。すごい車の数。
 (ちなみに翌朝は恐ろしいほどの路駐の車が・・・)

 日本海が眺められる絶好のポジションに車をすべり込ませることができ、そのまま車中泊。
 隣には偶然にも同じナンバーのハイエース(車中泊)

愛車(軽ワゴン)と秋田ナンバーのハイエース
20250720002

 翌朝、4時起床
 すごい登山者の数・・・ちょっとビックリ!

早朝の鳥海山山頂
20250720001

 早朝5時、登山開始
 あまりの登山者の多さに鳥海山の山頂を目指すのでなく、笙ヶ岳を目指すことにする。

鉾立の登山口
20250720003

 いにしえより整備された石畳の登山道を登る。
 すぐに高山の花々が出迎えてくれる。

クルマユリ
20250720004

鳥海山をバックにヨツバヒヨドリ
20250720005

鳥海スカイラインとヤマアジサイ
20250720006

 ゆっくりと石畳の登山道を登って行く。
 まずは「賽の河原」を目指す。

20250720007

 足下に多くの高山植物たちが咲いている。

ツルアリドオシ
20250720008

ミヤマツボスミレ
20250720009

ベニバナイチゴ
20250720010

ツマトリソウ
20250720011

カラマツソウ
20250720013

 鉾立登山口から1時間半ほどで「賽の河原」へ到着する。
 周囲は雪渓の雪解け水で潤っており、多くの高山植物たちが花を咲かせている。

イワイチョウ
20250720012

チングルマ
20250720021

20250720022

20250720014

 これまで一度も出会ったことのない「オオバタケシマラン」と初遭遇

オオバタケシマラン
20250720017

 やはり初夏を代表する山の花はニッコウキスゲだろう

ニッコウキスゲ
20250720015

 いま登ってきた登山道を振り返れば、日本海が一望できる。

20250720018

キバナノコマノツメ
20250720019

 いつの時代につくられたのだろうか?
 雪解け水を麓へ引く水路が整備されている。

20250720023

賽の河原 界隈
20250720024

 遠くにかなり大きな雪渓が見える

20250720026

イワカガミ
20250720020

ニッコウキスゲ
20250720027

ヨツバシオガマ
20250720025

 賽の河原から尾根上の御浜を目指す。
 
 オトギリソウが比較的目立っている

オトギリソウ
20250720028

 潤ったところにはキンコウカが

キンコウカ
20250720029

 標高を上げるにつれ目立ったのがセリ科の植物

20250720030

ハクサンフウロ
20250720082

 賽の河原からおよそ40分で眺望抜群の「御浜」へ到着。
 御浜には宿泊できる小屋と御浜神社がある。

20250720031
 
 御浜神社で御朱印をいただく。

 パート2 へ続く

|

2025.07.13

甲子山(かしやま)へ

 那須連山北部、福島県の下郷町と西郷村の境に位置する、標高1549メートルの甲子山(かしやま)を訪れた。
 秘湯甲子温泉大黒屋が登山口になっており、登山者用駐車所は大黒屋手前の道路沿いに整備されている。

登山者用駐車場
20250713001

 登山者用駐車場で登山準備を整え、甲子温泉大黒屋へ

20250713002

 甲子温泉大国屋さんの敷地内を奥へ歩いていく

20250713003

 大国屋さんの奥の離れへ続く渡り廊下の下をくぐり抜ける。
 ここが甲子山への登山口となる。

20250713004

 実は2008年まで、この大国屋の敷地内を抜け、甲子峠まで続く登山道は「国道289号」だった。
 車両通行不可の人のみが通れる国道としてマニアの間では有名な国道だったらしい。

登山道入口の山の斜面に祀られる甲子山大黒天
20250713005

20250713006

20250713007

 山からの渓谷が合流し、ここから「阿武隈川」となる。

20250713008

20250713010

20250713009

 沢に架かる橋を渡ると本格的な登山道となる。

20250713012

 登りだしてすぐにキノコが(タマゴダケモドキかなぁ)・・・

20250713013

 しばらく登ると「温泉神社」が祀られている。

20250713014

 この辺りから尾根まで、九十九折りの急登が続く。
 登山道にはイチヤクソウやツルアリオドシが咲いている。

イチヤクソウ
20250713015

20250713016

20250713017

ホオの実
20250713018

ツルアリオドシ
20250713023

 比較的立派なブナや針葉樹が目立つ

20250713019

 九十九折りの急登が終わると、そこは「猿ヶ鼻」

20250713021

 周辺には巨木が多い

20250713022

20250713020

 ヤマボウシが咲いている

20250713024

 しばらく気持ちの良い尾根道歩きとなる。
 紅葉の時期はさぞかし素晴らしいのではないだろうか。

20250713025

 鹿が角を研いだ跡がくっきりと残っている木も

20250713026

20250713027

 山頂直下の甲子峠への分岐
 右手甲子峠へと続く登山道は、繰り返すが旧国道289号線だ

20250713028

20250713032

 この分岐から山頂までは、今日一番の急登となる。
 ロープや鎖が整備されているので、それを利用するとよい。

20250713029 20250713031

 甲子山の山頂は360度の大展望
 なんといっても「旭岳」の雄大な姿が素晴らしい

20250713030

 登山口から1時間15分で「猿ヶ鼻」
 「猿ヶ鼻」から30分で「甲子峠への分岐」
 「甲子峠への分岐」から20分で「甲子山山頂」

 復路(下山)はⅠ時間程

 下山後、大国屋の温泉で汗を流した。

 帰りに、旧国道289号の「甲子峠」が気になったので偵察に行ってきた。
 残念ながら「通行不能」とあり立入禁止のゲートが設けられていた。
 甲子峠から登山する場合は、自己責任ということになるか。

20250713034

20250713035

 

|

2025.07.06

猛暑の中の北鎌倉散策

 最高気温35度に達しようかという不快な曇天の中、鎌倉への直通列車「常磐鎌倉号」へ乗って北鎌倉を訪れた。

年季の入ったE653系の臨時列車「常磐鎌倉号」
Img_9852

 乗り換え無しで鎌倉まで行けるのはありがたい!

 北鎌倉で下車し、まずは円覚寺へ

20250706001

桂昌庵(十王堂)の閻魔様
20250706002

本尊様が祀られている仏殿
20250706003

仏殿天井の「白龍」
20250706004

紫陽花を愛でながらの寺社散策
20250706005

苔むした石段
20250706006

 1時間程の円覚寺散策で体中から汗が噴き出す。
 近くのうなぎの名店「明月川」でしばしの休憩

うなぎ明月川
20250706007

20250706008

 紫陽花寺として有名な「明月院」へ向かう。

20250706009

20250706010

20250706011

20250706013

20250706014

なぜかリスが沢山いる・・・

20250706012

 明月院散策で再び汗が噴き出す。
 近くのカフェで一休みした後、浄智寺へ向かう。

浄智寺
20250706015

20250706016

20250706017

20250706018

 建長寺へ

三門

20250706019

法堂天井の水墨雲龍図

20250706020

正統院へ続く石段

20250706022

ヤマユリが見頃

20250706021

 閻魔様の寺として有名な「円応寺」へ

20250706023

 円応寺は別名「閻魔堂」「十王堂」とも呼ばれている。
 この閻魔大王座像は「運慶」の作と伝えられいる。

 円応寺を後にして、神奈川県立近代芸術館鎌倉別館でひと涼み

 東慶寺を散策し、「甘味 ひ路花」でまたひと涼み

 臨時列車で自宅へ直行・・・

 命にかかわるような猛暑のなか、一日中外を歩いてはいけない。

|

« June 2025 | Main | August 2025 »