長野県東御市と群馬県嬬恋村の境に位置する湯ノ丸山(標高2101メートル)を訪れた。
朝の7時半ごろ、湯ノ丸高原(地蔵峠)の無料駐車増へ車を停める。
平日ということもあってか、駐車場は空いており、学宿と思われる多くの学生がランニングをしている以外、人は見当たらない。

駐車場の目の前のゲレンデから登山開始(地蔵峠は標高1732メートル)

湯ノ丸スキー場第一リフトの下をリフト降り口目指して100メートル以上の標高差を急登する。

近くで牛さん達が草を食んでいる


ツリガネニンジンが出迎えてくれた。

後ろを振り返ると・・・

標高1843メートルの第一リフトの降り口分岐へ到着。
湯ノ丸山を目指す。

この周辺から高山植物がちらほろと目に付くようになった。
ハクサンフウロ

アキノキリンソウ

ウメバチソウ(多く咲いていた)
アザミ

マルバダケフキ

右手にツツジ平と並行しながら進んで行く。
目の間に目指す湯ノ丸山の全容がはっきりと見てとれる。

下界は酷暑だが、山の上には秋の気配が・・・

標高1859メートルの通称「鐘分岐」へ
ここから本格的な登山道となる!

樹林帯を抜けると一気に視界がひらける。
遠くにうっすらだが富士山が見られる。

背中に暑い陽射しをあびながら、急登を登る。
登山道には多くの高山植物が咲いている。
ママハハコ

シラタマノキ

イワイチン(一番多くみることが出来た)

ハナイカリ

ゴゼンタチバナ(実)

クロマメノキ(ブルーベリーの親類)

ヤナギラン

頂上に近づくにつれ植物は少なくなり、ガレ場となる。

湯ノ丸山(南峰)山頂へ到着
平坦のガレ場が広がっている。


360度の大展望!!
烏帽子岳越しの北アルプス

次に向かう湯ノ丸山(北峰)と、その奥に四阿山


マツムシソウ

オヤマリンドウ
湯ノ丸山の北峰(標高2099メートル)へ


湯ノ丸山の北峰はゴツい岩場となっている。

南峰と同様、山頂からは360度の大展望が得られる。
日本百名山の1つ、四阿山と根子岳

登山口のある地蔵峠とスキー場

湯ノ丸山の主峰(南峰)
マツムシソウ


イワカガミも咲いていた
北峰から南峰へ戻り、烏帽子岳へ向けて一気に山肌を急降下する。
標高1854メートルの「鞍部」へ到着
今日はこの「鞍部」から地蔵峠へ戻ることとする。
鞍部から地蔵峠(烏帽子岳登山口)までは比較的平坦な道が続く。

標高1825メートルの「中分岐」を過ぎると、キャンプ場へ出る。

ススキが・・・・・

キャンプ場を抜け、鋪装道路を下ると烏帽子岳登山口へでる。
およそ3時間程の行程だった。