奥入瀬渓流 逍遥
十和田湖にその源を発し、蔦川との合流点までのおよそ14キロを奥入瀬渓流と呼ぶ。
トチノキやカツラ、サワグルミなどの広葉樹の森に包まれた、まさに森の中の渓流。
今回は、十和田温泉郷に近い「石ヶ戸(いしげど)」から2時間かけて十和田湖方面(上流)を散策、また石ヶ戸へ戻る往復コースとした。
八甲田山などの山々は紅葉の季節となりつつあるものの、ここ奥入瀬にはまだまだ紅葉の気配はない。
石ヶ戸は、小さな売店にゃ軽食コーナー、トイレ、駐車スペースが整備された奥入瀬渓流唯一の休憩所。
奥入瀬渓流沿いには複数の駐車スペースがあるが、駐車車両が公道へはみ出して往来する車の邪魔をしないようどこも縦列駐車オンリーとなっている。
さっそく奥入瀬渓流を代表するような流れがいくつも続く。
全行程、渓流の流れに沿って歩道が延びている。
「雲井の滝」は、二段に屈折して流れ落ちるおよそ25メートルの瀑布
ちょうど陽光が差し、神秘的な雰囲気に包まれる。
散策路にはトリカブトが咲いている
水のよどみには、何の魚かわからないが稚魚が群れていた。
今回は中流域の散策となったが、次回は紅葉か新緑の時期に、全行程を散策してみたい。













