« 里山の秋 | Main | 青森県 弘前城へ »

2025.09.24

草紅葉始まりー会津駒ヶ岳から中門岳

 ここ数年、会津駒ヶ岳を訪れていなかった。
 久々の会津駒ヶ岳、草紅葉は始まったのだろうか・・・

 尾瀬檜枝岐道の駅へ前夜泊、翌早朝5時、滝沢登山口下の駐車場はほぼ満車状態、平日なのにこの賑わいはさすが駒ヶ岳です。

 5時15分、まだ暗い中登頂開始、いきなりの急登に息が上がる。

滝沢登山口(帰りに撮影)
20250924000

 急登すること20分、第一の休憩スポットにて小休止、息を整える。

20250924001

 登山口から1時間15分ほどで、中間地点といわれる「水場」に到着。
 ベンチが設置されるなど、よく整備されている。

20250924002

 登山口からしばらくはミズナラ林、やがて美しいブナの原生林が「水場」まで続く。

ブナの美林(まだ紅葉は先)
20250924003

 「水場」からはオオシラビソを中心とした針葉樹林帯となる。

シラビソの美林
20250924004

 登山口から2時間15分ほどで、森林限界を超え、一気に視界が広がる。

20250924007

 目の前には「駒ノ小屋」そして会津駒ヶ岳の山頂、そしてそこへ続く紅葉の始まった草原地帯が広がる。

20250924008

 左手には尾瀬が一望できる。燧ヶ岳と至仏山もよく見える。

20250924010

 来た道を振り返れば、男体山や女峰山などの日光連山、そして日光白根山などが連なっている。

20250924011

 草紅葉は確かに始まっているが、金色のイエローロードまではしばらく時間がかかりそう。

20250924005

 駒ノ小屋から駒の池を経て、会津駒ヶ岳山頂へ

駒ノ小屋(自炊タイプの山小屋:要予約)
20250924017

 駒ノ小屋の前に広がる「駒ノ池」、後ろが駒ヶ岳山頂

20250924012

 駒の池から山頂までのトレイルからの眺望も素晴らしい・・・

20250924013

20250924014

会津駒ヶ岳山頂(2,133メートル)

20250924016

 山頂からはさらに奥の中門岳を目指す

20250924018

 中門岳にかけての稜線は、湿原と池塘が点在するまさに天国のような場所

20250924019

20250924021

 リンドウが咲いている
20250924020

 静寂につつまれた中門岳付近はまさに絶景

20250924022

20250924023

 再奥まで進み、景観を堪能したのち、来た道を引き返す

中門岳をこえ再奥へ
20250924024

20250924025

 往路も湿原と池塘のくりなす絶景を堪能する

20250924026 20250924027

 燧ヶ岳と至仏山の間に、尾瀬ヶ原が見える

20250924028

 駒の池&駒ノ小屋へ

20250924030

 今年は各地で熊の出没が頻発したが、ここ駒ヶ岳にもツキノワグマが出没している(笑)

20250924031

さぁ、帰ろう・・・・・

20250924032

 滝沢登山口からおよそ2時間半で森林限界を超え視界が一気に広がる。
 この登りはじめの2時間半を踏ん張れば、天空の稜線が待っている。

 駒ノ小屋まではさらに30分、登山口からは3時間ほど

 小屋から山頂までは20分、中門岳までは50分、再奥までは1時間ほど

 駒ノ小屋から登山口までの下りは2時間ほどになる

|

« 里山の秋 | Main | 青森県 弘前城へ »

トレッキング・登山」カテゴリの記事

尾瀬とその周辺」カテゴリの記事

日本百名山」カテゴリの記事