茨城の山

2025.04.30

八溝山

 茨城県最高峰、標高1,022メートルの八溝山へ
 新緑の輝きが山麓から山頂へと向かっている途中で、山頂付近の新緑はまだまだ。
 麓ではすでに散っているヤマザクラが、その花を咲かせていた。

 いつものように山頂に車を駐車し、茗荷谷へ向かう

ユキザサ
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茗荷分岐
茗荷分岐の手前に、下草の刈られた新しい分岐ができており(行き先不明)、そちらへ迷いこんでしまった。
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 茗荷分岐を右に折れ、茗荷谷を目指す。
 木々がやっと芽吹いてきたところで、萌えだしている新芽が美しい。

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 茗荷谷は春の命で輝いている。

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ニリンソウの群落
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フタバアオイ

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ブナの実(殻)
あたりにはブナの木が多い

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トラノオの仲間

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キケマン
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ギンリュウソウ
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ミツバツツジ
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カタクリも一輪だけ残っていた

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ヤマザクラ
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エイザンスミレ
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 この時期のお目当て・・・シロバナエンレイソウにも出会うことができた。

シロバナエンレイソウ
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2025.01.11

吾国山から難台山・愛宕山 再訪

 先週に引き続き、吾国山から難台山、愛宕山を再訪した。
 今回、一番の発見は、吾国山の山頂から富士山が見えたことだ。

 コースは、福原駅から吾国山登山道、吾国山から道祖神峠を越えて難台山へ
 難台山から団子石峠へ下り、そこから鋪装された林道を使って駒場地区へ
 駒場地区から滝入不動尊を経て、愛宕山へ

吾国山の山頂(吾国山神社とも田上神社とも称される)
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 この時期、10時前後の時間帯だと、祠の後ろから陽光がさす。

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祠横の一等三角点
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日光連山から奥の白根山方面の眺望
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浅間山がはっきりと見える
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 そして富士山
 これまで吾国山からは筑波山や加波山にさえぎられて富士山は見えないものだと思っていた。
 しかし・・・加波山の横から雪をいただいた富士山の姿が・・・ちょとだけ顔を出している

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 愛宕山を下りると、麓では「どんと焼き」の準備がされていた。
(背後の山は難台山)

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2025.01.04

吾国山から難台山、愛宕山への縦走

 筑波山の東北に位置する尾根である、吾国山・難台山・愛宕山を縦走した。
 スマホのアプリでは約15キロ、6時間の行程であった。

 スタートはJR福原駅
 案内板があるので迷うことはないだろうが、線路を横切り、北関東道の高架をくぐり、「田上農村集落センター」を背にして石鳥居をくぐると、正面に吾国山が見える。集落センターに建つ鉄塔(電波塔?)は、どこからでも見えるので、目印となるだろう。
 石鳥居のあたりが参道入口なのだろうか。

鳥居(吾国山の遙拝所か?)
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 この辺りから「丁石」が見られるようになる。「一丁目」は確認できず。
 石鳥居の手前に「三丁目」があり、石鳥居をくぐるとすぐに「四丁目」があらわれる。

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 丁石を確認しながら、道標にしたがって進む。
 登山道入口は小川を渡ったところにあるが、山頂まで明瞭な登山道(参道)が続く。

 1時間程登ると、山頂直下のカタクリ群生地へ出る。

山頂直下のカタクリ群生地
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 この周辺は、低山では珍しくブナの巨木林となっている。
 立派なブナが林立していて圧巻である。

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 小さな湧水池もあり、水ノ神だろうか、小さな祠が祀られている。

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 カタクリ群生地を抜けると、「三十三丁目」の丁石が・・・

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 吾国山の山頂付近を、昨晩の雪がうっすらと残っていた。

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 山頂には吾国山神社(田上神社)が祀られている。
 立派な石垣で囲まれており、いにしえの城趾なのだろうか?

 山頂からは、筑波山、加波山、日光連山、そして数日前に縦走した雨巻山・高峯・仏頂山の山並みが一望できる。
 実に素晴らしい好展望地である。(富士山が見えたら言うこと無いのだが・・・)

吾国神社(田上神社)
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筑波山
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日光連山
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雨巻・高峯・仏頂山
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 山頂から道祖神峠までの途中からは、ゴールの愛宕山がよく見える。

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 洗心館(キャンプ場になっている)を過ぎ、道祖神峠へでる。

道祖神
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 車道を横ぎり、アップダウンを繰り返しながら、難台山山頂へ向かう。

難台山山頂へのトレイル
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難台山山頂
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 山頂には多くの登山者が休憩していたので、山頂をやり過ごし、少し先の「天狗の奥庭」で小休止・
 ここからは筑波山・加波山方面の展望が開けている。

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 獅子ヶ鼻を過ぎ、長い急坂を下り、団子石峠へ着く。
 ここからされにアップダウンを繰り返し、乗越峠から愛宕山へ。

愛宕山の山頂直下の広場(駐車場)
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 最近、カフェがつくられ、多くの観光客で賑わっていた。
 広場から山頂に鎮座する愛宕神社(日本火坊三山)へは、330段の急階段を登っていく。

愛宕神社への急階段
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愛宕神社
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 愛宕神社を後にして、JR岩間駅へ向かう。

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2024.12.30

難台山へ ~令和6年登り納め~

 昨日の雨巻山に続き、難台山へ。
 愛宕山の駐車場からのピストン山行、令和6年の登り納めになるのだろう。

愛宕山の駐車場から東側の眺望
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筑波山
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霞ヶ浦方面・・・目をこらすと牛久大仏が見える
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難台山の山頂からの眺望・・・加波山
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2024.11.24

八溝山へ

 紅葉も終盤に入った茨城県の最高峰 八溝山(標高1022メートル)を訪れた。
 日輪寺の駐車場に車を停め、一度旧参道入口へ向かい、そこ山頂山頂へ。
 くだりは日輪寺へ一気に降りてくる周回コース。

起点となる日輪寺
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 紅葉は終盤を迎えていた。

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 コース上にある5つの湧水は、「金性水」のみが豊かに湧き出ているのみ。
 他の4つの名水は、枯れていたり、しみ出している程度。

金性水
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 金性水、鉄水、龍毛水、白毛水、銀性水の順に昇りながら名水巡りをし、山頂へ。

山頂にたつ天守閣ふうの展望台
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 帰路、大子地区の蕎麦やへ

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りんご狩りも体験・・・

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 なかなか充実した一日だった。

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2024.05.04

奥久慈トレイル ~明山へ~

 篭岩から一枚岩、三葉峠を経て明山を訪れた。
 山全体は緑濃く、すでに初夏の装いとなっていた。

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篭岩展望台の駐車場・・・周囲は竹藪で筍が頭を出している
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 新緑が眩しい

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 山ツツジ

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一枚岩
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一枚岩からの武生山
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一枚岩からの明山
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 明山山頂からは竜神峡が見下ろせる

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奥久慈男体山も

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2024.04.29

新緑の難台山

 ほんとうに久しぶりに難台山へ向かう。
 新緑が眩しい時期は過ぎたようだが、幸運にも「キンラン」にお目にかかることができた。

リンドウのお出迎え
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 G・Wということもあってか?、あたご天狗の森スカイロッジは賑わっているようだ。

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 山全体でつつじの赤が目立っている。

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 ホウチャクソウもあちこちで咲いていた。

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 ノウゴウイチゴも気の早いものは実が熟している。

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 ツクバキンモンソウも咲いている

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 ツツジが咲く登山道

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 キンランとの久しぶりの出会い

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 難台山の山頂で小休止後、愛宕山の駐車場へ戻る

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 よその喧噪がうそのように難台山は静かだった。

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2023.05.06

新緑輝く滝入不動尊

 愛宕山の麓、駒場地区の滝入不動尊を訪れた。
 滝入不動尊の駐車場に車を駐め、乗越峠から団子石峠まで縦走し、再び滝入不動尊へ戻る周回コースが最近のトレーニングコースの一つとなっている。

滝入不動尊
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 10年以上の相棒、スズキジムニー
 日本の林道にはジムニーがちょうど良い。

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 朴(ホオ)の木が、美しい花を咲かせていた。

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 足下には、久しぶりのキンランも・・・

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2023.03.12

小町山~鬼越山~宝篋山の周回コースへ

 たまたま新聞で小町山の記事を目にした。
 調べると、小町山から宝篋山への縦走ルートがあるではないか。
 全長11キロ程の里山周回コースを楽しんできた。

 スタートは「小町の館」
 駐車場も広く、トイレもキレイで、登山の起点にもってこい。

小町の館
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 小町の館から、のどから山麓の里の中を、登山口目指して歩いて行く。

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 朝日峠ハイキングコース入口を左に折れ、小町山登山口へ。
 小町山登山口は、民家の庭先にある。

 途中に石造りの牛のオブジェがある。

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小町山登山口
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 登山口には、しつこいぐらいにイスとテーブルが整備されており、山の神も鎮座している。

山の神
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 常緑樹と落葉樹の混じり合った林の中を進んで行く。

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 「尾根コース」と「天の川コース」の分岐。
 全体的にコースは良く整備されており、道標等もあって安心登山ができる。

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 尾根コースと天の川コースが再び合流すると、巨大な岩石群へ。

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 日当たりの良い場所には、スミレが咲いていた。

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 巨石群を抜けると、女坂と男坂の分岐となる。
 今日は、展望所のある女坂へ。

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女坂展望台
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 女坂展望台からは一登りで山頂へでる。

小町山の山頂
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 山頂隣には、パラグライダーの発出所がある。

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 小町山山頂から宝篋山を目指す。

 鬼越山の山頂へも立ち寄る。
 鬼越山の山頂からの眺望は期待できない。

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 鬼越山からは、一部筑波スカイライン沿いに進む所もある。
 ただし、車道を歩くことはないので安心。

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 宝篋山への林道入口。
 このゲート横をすり抜けて進む。
 この林道は、宝篋山の山頂直下、バイオトイレの設置されている所へ続いている。

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 宝篋山の山頂は、多くの登山客で賑わっていた。

宝篋山山頂
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 宝篋山の山頂からは、再びバイオトイレの前を通過し、土塁や空堀跡を過ぎ、常願寺コースをたどる。
 くれぐれも極楽寺コースを下らないように注意すること。

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 極楽寺コースと常願寺コースの分岐
 常願寺コースは左手の道

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 そして、このコース一番の難所
 常願寺コースから、「A4」標識で、左へ折れ、東城寺へ。

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 A4で東城寺へ向かうコースへ入ると、ほとんど人がいなくなる。

 途中、せせらぎ沿いに進む場所もある。

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 本コース2番目の難所
 林道分岐で左へ入る。
 うっかりするとそのまま右側の林道を進んでしまうが、目をこらすを赤テープや小さな標識がある。

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 東城寺
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 東城寺から天の川コースへ合流するあたりに「熊の石」がある。

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 熊の石を過ぎると、まもなく民家の建つ集落へでる。

 小野小町の墓が・・・

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 小野小町伝説の里でした。

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2023.01.29

筑波連山縦走 加波山~足尾山~きのこ山~筑波山(女体山)

 先週の筑波連山縦走(御嶽山~加波山のピストン)に続き、本日も筑波連山(加波山~筑波山)を縦走した。
 加波山直下の「自由の櫂」碑からスタートして、丸山をやり過ごし、一本杉峠へ。
 一本杉峠から足尾山、きのこ山を縦走して上曽峠へ。
 上曽峠から湯袋峠までは林道歩き。
 湯袋峠で登山口を見つけられず、石岡市側へ道路を進み、国民宿舎つくばね跡方面へ。
 仙郷林道を経て、筑波高原キャンプ場、そして筑波山の山頂(女体山)へ。

 時間としては7:30~14時まで 6時間半のラン&ハイク
 腕時計式のデジタル万歩計では、30キロ、40,519歩
 アイホンアプリの万歩計では、25キロ、37,468歩
 どちらがより正確なのかは分からないが、とにかく走った! 歩いた! 登った!

自由の櫂
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風力発電(稼働しているのか?)
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一本杉峠
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 一本杉峠から登山道へ
 トレイルには結構雪が積もっている。
 スリップして歩きづらい訳ではない。

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足尾山
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 足尾山の頂上には小さな祠が建つ。
 眺望は素晴らしく、振り返れば今しがた来た加波山が木々の枝越しに見える。
 そして、圧巻はこれから向かう筑波山と富士山のコラボ

加波山
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筑波山&富士山
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富士山のアップ
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 足尾山から筑波山方面へ下ると、足尾神社が建っている。

足尾神社
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 ここからは、尾根沿いのトレイルとアスファルト林道を交互に繰り返しながら進んで行く。

 一箇所、トレイルと間違って(道迷い)進むと、ハンググライダーの発進場所へ。
 それ以上進めず、引き返すことになり、結構時間と体力をロスした(泣)

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 きのこ山には休憩舎があり、休憩舎近くのヤブの中に三角点が設置されている。

きのこ山の三角点
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 きのこ山を過ぎると間もなく上曽峠へ出る。
 そのまま直進して、湯袋峠へ。

上曽峠
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湯袋峠
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 本日2度目の道迷い・・・湯袋峠からの登山道が見つからない。
 行ったり来たりしたものの、時間がもったいないので、しかたなく石岡市側へ道路を進み、つくばねオートキャンプ場、国民宿舎つくばね跡を経て、仙郷林道から筑波高原キャンプ場へ。

湯袋峠から石岡市側へ進み、ここを右折
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つくばねオートキャンプ場
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仙郷林道
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筑波高原キャンプ場(真っ白でした)
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 筑波高原キャンプ場からは、雪の積もったトレイルを筑波山へ。

筑波山(女体山)山頂です。
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今日歩いてきた山々が一望できる。いや~よく頑張った!!

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 山頂からは、来た道を戻って、ひたすら石岡市へ

 蠟梅がキレイだった。
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