旅行・地域

2005.11.19

北海道紀行(清里・神の子池)

kaminoko  今回は知床からちょっと離れて、清里町の神の子池を案内します。
 
 林の中にひっそりと、エメラルドブルーの神秘的な水をたたえる小さな池ですが、この池は摩周湖の地下水によってできていると言われています。
kaminoko3  摩周湖からの伏流水は1日に12,000トンも湧き出しており、周囲220メートル・水深5メートルの池は、その湖底までくっきりと見通すことができます。
 平均水温が8℃と低いため、池の中の倒木が腐るこkaminoko2となく、湖底のオブジェとして化石のように沈んでいます。

 池には多くのオショロコマが生息し、また8月には遡上したサクラマスが優雅に泳ぐ姿を見ることができます。

 神の子池は、清里町市街から道道摩周湖斜里線を中標津方面へ25キロほど行ったところから(看板あり)右へ林道を入った奥にあります。近くには、裏摩周展望台やサクラマスの滝登りで有名なさくらの滝もあり、ちょっとした穴場的存在の場所です。

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北海道紀行(知床・カムイワッカ)

kamujwakka  今回は野趣あふれるカムイワッカ湯の滝を紹介します。
 「カムイワッカ」とはアイヌ語で、「カムイ」は神、「ワッカ」は水をさし、「カムイワッカ」とは神の水という意味になります。つまり、神聖な神の水が流れる川、それがカムイワッカ川なのです。

 硫黄山の山腹からわき出た温泉が流れている非常に貴重で珍しい川で、いくつもの滝と滝壺を持ち、お湯の温度は上流へ行くほど高温となります。カムイワッカ橋の所で約28℃程度です。
 一般的にカムイワッカ湯の滝と言われているのは、川への入口(カムイワッカ橋)から遡りはじめ、3つの滝をよじ登り、4つめの滝(四ノ滝)の滝壺のことです。四ノ滝へ行くためには、滑りやすい川床の上をいくつもの滝を越えながら、20分ほど歩かなくてはなりません。やっていることは簡単な沢登りのようなもので、観光気分で行くとケガをすることになkamuiwakka2りますので注意が必要です。隊長は一度、デジカメを落として壊してしまいました。

 このお湯は、強い酸性ですから、目にお湯が入らないようにした方がよろしいでしょう。また、アクセサリー類もあっという間に変色してしまいますから注意が必要です。なお、付け加えますが、温泉ではなく温泉が流れている川ですので、更衣室などはありません。(最近は、入口で簡易更衣室やわらじ貸し出しの商売もされていますが・・・)
 

 カムイワッカ川へ行くには、知床横断道路を知床自然センターから道道知床公園線へ進み、知床五湖の手前で林道(知床林道)へ入ります。知床林道は当然舗装されておらず、道幅もせまく、見通しがきかないので車の運転には注意が必要です。ただし、今年から車輌の乗り入れが規制され、一般車の進入は禁止されていますが、カムイワッカ湯の滝へのシャトルバスが、自然センターから出ていますので、これを利用してください。

 

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2005.11.13

2005シーズンをふり返る(№3・羽鳥湖)

_019 2005シーズンをふり返る第3回目!! 
 東北道白川ICからおよそ45分、栃木県との県境、福島県羽鳥湖高原にグランディ羽鳥湖というスキー場があります。

 それほど大規模なスキー場ではありませんが、メインコースが広く、週末でもそこそこの混み具合で、初心者には結構楽しめます。林間コースやロングコースもあり、滑りを楽しみたい人には向いています。昨シーズンは何度もお世話になりました。
 _015 ただし、難点は、白川ICからスキー場までの途中で峠を越えなければならず、運転には非常に神経を使います。雪が積もると交通規制になり、スタッドレスをはいていても4駆でないと通してもらえません。また、スキー場が日本海側からの北風の通り道となっており、シビアな環境下での滑りを強いられることも多々あります。
 スキー場周辺は、ゴルフ場やレジーナの森というリゾート施設もあり、四季をとおして遊べる所です。

 2005-2006シーズンのシーズンパス早割があり、12月10日までの申し込みで、何と通常4万円が、駐車券付きで23000円(28000円でした)で手に入ります。他のスキー場の早割と比較してもずいぶんとお得ですね。詳しくはグランディ羽鳥湖のホームページを見てください。

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