トレッキング・登山

2025.11.04

紅葉終盤の奥日光 中禅寺湖半へ

 2005年の紅葉シーズンのしめくくりと、奥日光の中禅寺湖半を訪れた。
 竜頭の滝下の臨時駐車場(旧菖蒲ヶ浜スキー場跡地)に車を停め、中禅寺湖半を千手ヶ浜までピストンする。
 中禅寺湖畔の紅葉もいよいよ終盤を迎え、落葉した木々が目立っているものの、色鮮やかな紅葉を見ることができた。

竜頭の滝下の臨時駐車場
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駐車場からの黄葉
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 中禅寺湖畔の木々は落葉しているものも多く、湖面に反射じた陽光がキラキラと輝いて目にまぶしい。
 それにしても今年の紅葉はまさに「黄葉」で、赤色が極めて少なく感じる。

紅葉(赤色)を意識して・・・
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 中禅寺湖畔で一番のお気に入りのポイントである「栃窪」
 トチノキの巨木と白い砂浜

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 栃窪から熊窪を経て千手が浜へ

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 千手ヶ浜へ到着
 千手ヶ浜の木々はほとんどが落葉している。

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2025.10.29

金色に輝く浅間山

 金色色に輝くカラ松の黄葉を楽しみに、朝5時、車坂峠のビジターセンター駐車場へ車を停める。
 朝5時の時点で、駐車場は1/3ほどの駐車具合、しかし登山を開始した6時には満車になっていた。
 平日なのに、それだけ多くの登山者が浅間ゴールドを楽しみに訪れているということだろう。

6時10分 車坂峠登山口から登山開始
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 外気温はマイナスを示し、シャクナゲの葉はすっかり冬支度

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 トレイルには霜が降り・・・

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 氷が張っている場所があった

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 登山口から30分ほど、一つの峰を過ぎ、登り返した山の斜面からの展望

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 標高を上げるにつれて、遠くに北アルプスが見えてくる。
 槍ヶ岳もはっきり見て取れる。

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 小諸、佐久の街の向こうには、八ヶ岳

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 1時間ほどで、浅間山の好展望地である「槍ヶ鞘」へ
 目の前に浅間山がそびえ立つ。
 登山者の誰もが感嘆の声をあげる・・・そしてあふれる笑顔

槍ヶ鞘からの浅間山
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 槍ヶ鞘から急登を耐え、「トーミの頭」へ向かう。
 振り返れば、槍ヶ鞘を含め八ヶ岳、乗鞍、御岳、北アルプスなどが一望できる。

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 7:30 トーミの頭へ到着
 360度の好展望地、黒斑山などの外輪山も眼前に迫る。

黒斑山
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黒斑山から続く外輪山
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浅間山
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 8:00 黒斑山の山頂へ

黒斑山の山頂からの浅間山
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 黒斑山山頂からさらに外輪山を奥へと進む。
 まずは蛇骨岳へ・・・絶景がひろがる。

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蛇骨岳
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霜の花(ちっちゃな霧氷のようなもの)が咲いている
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遠くの雲の上に富士山が頭を出している
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浅間山がどんどん近くなる
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 「Jバンド」から旧火口の底にあたる平地へ降りる。
 背丈の低いカラ松の黄葉が美しすぎる!

Jバンドから外輪山の急峻な斜面を降りていく
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 目の前に絶景が広がり、ぜんぜん前へ進まない。

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 今降りてきた外輪山の急峻な斜面を見上げる

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 旧火口の底は一面のカラ松林となっている。

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旧火口の底から浅間山を見上げる
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 金色のカラ松林へ突入する

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 火山噴火警戒のため、現在、浅間山(前掛山)へ登ることはできない。

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 「クサスベリ」への分岐
 心臓破りの急坂である「クサスベリ」を登り返してトーミの頭へ

分岐
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これから登る急斜面・・・
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 今回の登山行程の中で、一番の絶景がこれから広がる。
 クサスベリを登るにつれ、背後に金色に輝く浅間山が・・・

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 下山は「中コース」で駐車場へ戻る。
 中コース途中の展望地より一枚

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 12時半ぐらいに駐車場へ戻るが、近くの高峰高原ホテル駐車場を含め、車であふれていた。
 こうなると少し離れているがスキー場の駐車場へ停めるのがよい。

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 浅間山のカラ松の黄葉の美しさはまさに天下一
 行き交う登山者の顔からは笑顔があふれ、「なかなか前へ進めませんね」と喜びの声を度々聞くことができた。
 

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2025.10.24

奥日光の紅葉

 早朝6時、竜頭の滝下にある菖蒲ヶ浜スキー場跡地駐車場(無料)へ車を停める。
 広い駐車場に停まっているのは自分の車を含め3台のみ
 (11時に戻ったときにはほぼ満車状態で、竜頭の滝入り口は大混雑、大渋滞となっていた)

 今日は、竜頭の滝から湯川沿いを北上し赤沼、小田代ヶ原を経由して、西ノ湖、千手が浜、そして中禅寺湖半を歩きながら駐車場へ戻るおよそ15キロの周回コース。

菖蒲ヶ浜スキー場跡地(プリンス跡地)駐車場がお気に入り
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まずは竜頭の滝へ 紅葉の見頃はまだ先???
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竜頭の滝の上部(国道120号から)
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 湯川沿いに赤沼方面へ登っていく。
 湯川沿いのミズナラはほとんどが落葉している。

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 湯川を離れ小田代ヶ原を目指す。
 小田代ヶ原のカラ松の黄葉は見事

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 小田代ヶ原から西ノ湖へ
 西ノ湖はこのまま干上がってしまうのだろうか
 紅葉もまったく・・・
 枯れて落葉した茶色い葉が絨毯のようになっている一方で、まだ緑色の葉をつけている木々も多い。
 今年の奥日光の紅葉はどうなっているのか?

西ノ湖へ続くカラ松林

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 カラ松林を抜け、吊り橋を渡ると落葉樹の森

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干上がっている西ノ湖
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 千手ヶ原(千手の森)を抜けて中禅寺湖畔へ

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 仙人の庵を抜ける

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 中禅寺湖畔を駐車場へ向け歩いて行く

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 千手が浜から熊窪へ

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 熊窪から栃窪へ

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 一見シイタケのように見えるが、毒キノコのツキヨタケだろう

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 大きな松ぼっくりも

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 中禅寺湖半の紅葉はまったくの期待外れ
 紅葉しているのか?していないのか?よくわからない状態です。

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 5時間かけて、15キロの道のりを歩きました。

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2025.10.15

錦秋の一切経山へ

 玄関のドアを開けると外は雨
 しかし、磐梯吾妻スカイラインの途中から雨雲を抜けたようで、空は雲一つない晴天
 眼下には見事な雲海がどこまでも広がっている。

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 紅葉が見頃の時期でもあり、浄土平の駐車場の状態が気になったが、平日ということもあるのか全く混雑はなし。
 紅葉は今まさに浄土平周辺が見頃を迎えているようだ。

雨上がり・・・朝7時の浄土平駐車場
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吾妻小富士登山口周辺の紅葉
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 浄土平に車を停め、準備をととのえいざ出発
 浄土平湿原を抜け一切経山を目指す。
 大穴火口からは噴気が高く上がっている。

浄土平レストハウスのすぐ背後にせまる大穴火口
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浄土平湿原を歩く

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 およそ標高1600メートルの浄土平湿原を抜け、まずは酸ヶ平避難小屋のある酸ヶ平へ
 この間の登りも右手に大穴火口、後ろを振り返れば吾妻小富士と、絶景が続く。

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 酸ヶ平へ

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 酸ヶ平分岐を右手に進み、避難小屋を経由して一切経山へ

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 避難小屋を過ぎ、標高が上がるにつれ、鎌沼や東吾妻山、磐梯山などの絶景がひろがる。

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 森林限界を超えると、大小の岩がころがる一面のザレ場となる。

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 大きな火口が特徴の吾妻小富士と、その先に果てしなく広がる雲海

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 磐梯山もくっきりと見える

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一切経山山頂

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 反対側の斜面にまわると・・・
 五色沼、通称魔女の瞳と呼ばれるエメラルドグリーンに輝く沼がある

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 山頂でしばし休憩し、来た道を酸ヶ平分岐まで引き返す。

 酸ヶ平分岐からはさらに左手奥へ進み、鎌沼湖畔を逍遥する。

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 鎌沼の奥に見える東吾妻山

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 鎌沼湖畔から姥ガ平を経て、浄土平へ降りていく。
 この間も、東小富士を正面に、どこを向いても鮮やかな紅葉を見ることができる。

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 再び浄土平湿原を抜け、磐梯吾妻スカイラインを横切り、桶沼へ

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 7時に行動を開始し、戻りが11時
 4時間の錦秋の登山だった。

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2025.09.27

八甲田山 <酸ヶ湯~大岳~毛無岱>

 青森県 八甲田山(1,584メートル)を訪れた。
 天気予報では晴れだったが、登山口の酸ヶ湯温泉上部の大駐車場へ着くころにはすっかり雲に包まれた。

 酸ヶ湯温泉上部の無料駐車場は、トイレ・情報センターが整備され、道路を挟んで登山口がある。
 駐車場の混雑を予想していたが、天候のせいもあるのだろうか、朝8時の時点でも1/3程度の埋まり具合。
 キャンプ場も新設されていた。

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 八甲田を覆うガスに変化はなく、いっこうに晴れる様子がないが、天候の回復を期待しつつ歩きだす。

 ブナやダケカンバの樹林帯のなかを緩やかに登っていく。

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 途中、火山ガスのため草木が生えない場所の横を抜ける。

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 樹林帯を抜け、沢沿いに登っていく。沢沿いに吹く風が冷たく、体が一気に冷える。

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 沢沿いの礫地から木道の敷かれた湿原へ出る。仙人岱湿原だ。草紅葉が美しい。

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 仙人岱ヒュッテへ立ち寄り、休憩する。
 ヒュッテと称しているが、昔ながらの伝統的“避難小屋”である。
 トイレが整備されていてありがたいが、これも古式ゆかしき伝統的“厠”である。

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 ほんの一瞬、ガスがきれ、日の光が差すと、周囲の景観は一変する。
 木々の紅葉にさきがけ、湿原の草紅葉が美しく輝く。

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 木道の前方に小岳、左手の大岳も一瞬だがその姿を見せてくれた。

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 天候回復を期待しながら先へ進むが、標高が上がるにつれガスに包まれる。

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 森林限界を超えると、火山礫の急登となる。
 山頂へ近づくにつれ、暴風と寒さが増し、全く眺望はなし。

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 山頂は思ったより広い。好天なら絶好の展望地なのだろう。
 残念ながら前回訪れたときも全く眺望は得られなかった。なかなか思うようにはならないものだ。

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 頂上はたっていられないほどの強風で、そうそうに下山する。
 下山は登ってきた道と反対方面へ降りる。

 急な下りが一段落すると、避難小屋のある平坦地へでる。
 ここまで降りてもガスに包まれ、周囲の様子はわからない。
 ベンチが数多く設置されているところをみると、好休憩地なのだろう。

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 しばらく背の低いハイマツなどの樹林帯の中を進むと、草紅葉が素晴らしい湿原(毛無岱)へでる。

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 やっとのことガスからは抜けたので、先へ続く木道、草紅葉が輝いている。
 ただし、後ろを振り返れば八甲田の山々はガスに包まれている。

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 上部の毛無岱を上毛無岱と、下部を下毛無岱と呼ぶが、上毛無岱から下毛無岱へと降りていくトレイルからの眺望がハイライト。

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 下毛無岱も草紅葉も素晴らしい。たどってきた道を振り返れば、ほんの一瞬だが八甲田山(大岳)がその全容をみせてくれた。

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 遠くに岩木山も望むことができる。

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 木道の上を先導してくれるクジャク蝶
 この蝶は成虫(この姿のまま)越冬するそうです。すごい。

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 湿原をぬけ、ブナの樹林帯に入るとまもなくゴール地点の酸ヶ湯温泉へ到着する。

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 8時 登山スタート
 9:45 仙人岱
 11:00 八甲田山(大岳)山頂
 11:30 避難小屋
 12:00 上毛無岱
 12:45 下毛無岱
 13:40 酸ヶ湯温泉 ゴール

 それにしても八甲田山には二度ともはね返された。
 しかし毛無岱では素晴らしい草紅葉に出会うことができた。
 自然ばかりはどうにもならない。
 自然は厳しいことが多いが、時に安らぎを与えてくれる。

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2025.09.24

草紅葉始まりー会津駒ヶ岳から中門岳

 ここ数年、会津駒ヶ岳を訪れていなかった。
 久々の会津駒ヶ岳、草紅葉は始まったのだろうか・・・

 尾瀬檜枝岐道の駅へ前夜泊、翌早朝5時、滝沢登山口下の駐車場はほぼ満車状態、平日なのにこの賑わいはさすが駒ヶ岳です。

 5時15分、まだ暗い中登頂開始、いきなりの急登に息が上がる。

滝沢登山口(帰りに撮影)
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 急登すること20分、第一の休憩スポットにて小休止、息を整える。

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 登山口から1時間15分ほどで、中間地点といわれる「水場」に到着。
 ベンチが設置されるなど、よく整備されている。

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 登山口からしばらくはミズナラ林、やがて美しいブナの原生林が「水場」まで続く。

ブナの美林(まだ紅葉は先)
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 「水場」からはオオシラビソを中心とした針葉樹林帯となる。

シラビソの美林
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 登山口から2時間15分ほどで、森林限界を超え、一気に視界が広がる。

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 目の前には「駒ノ小屋」そして会津駒ヶ岳の山頂、そしてそこへ続く紅葉の始まった草原地帯が広がる。

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 左手には尾瀬が一望できる。燧ヶ岳と至仏山もよく見える。

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 来た道を振り返れば、男体山や女峰山などの日光連山、そして日光白根山などが連なっている。

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 草紅葉は確かに始まっているが、金色のイエローロードまではしばらく時間がかかりそう。

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 駒ノ小屋から駒の池を経て、会津駒ヶ岳山頂へ

駒ノ小屋(自炊タイプの山小屋:要予約)
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 駒ノ小屋の前に広がる「駒ノ池」、後ろが駒ヶ岳山頂

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 駒の池から山頂までのトレイルからの眺望も素晴らしい・・・

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会津駒ヶ岳山頂(2,133メートル)

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 山頂からはさらに奥の中門岳を目指す

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 中門岳にかけての稜線は、湿原と池塘が点在するまさに天国のような場所

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 リンドウが咲いている
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 静寂につつまれた中門岳付近はまさに絶景

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 再奥まで進み、景観を堪能したのち、来た道を引き返す

中門岳をこえ再奥へ
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 往路も湿原と池塘のくりなす絶景を堪能する

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 燧ヶ岳と至仏山の間に、尾瀬ヶ原が見える

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 駒の池&駒ノ小屋へ

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 今年は各地で熊の出没が頻発したが、ここ駒ヶ岳にもツキノワグマが出没している(笑)

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さぁ、帰ろう・・・・・

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 滝沢登山口からおよそ2時間半で森林限界を超え視界が一気に広がる。
 この登りはじめの2時間半を踏ん張れば、天空の稜線が待っている。

 駒ノ小屋まではさらに30分、登山口からは3時間ほど

 小屋から山頂までは20分、中門岳までは50分、再奥までは1時間ほど

 駒ノ小屋から登山口までの下りは2時間ほどになる

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2025.09.15

信仰の山 月山へ

 7月に鳥海山を訪れた時には、登山口にあたる鉾立の駐車場が前夜8時過ぎには満車となっていた経験から、月山スキー場下の姥沢駐車場へ前夜6時過ぎに到着。予想に反して、駐車場はガラガラだった。

 姥沢の駐車場は静かで、24時間使えるよく整備されたトイレもある。協力金として1,000円を支払うルールなのだが、翌朝5時過ぎに、係の方がそれぞれの車に徴収に来てくれていた。

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 ここでもエブリーワゴンカスタムが大活躍!
 車載する荷物や配置など、だいぶ慣れてきた感がある。

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 早朝5時45分 姥沢駐車場を出発、登山者は少ない。
 ほとんどの人は、8時のリフト稼働を待って登山するものと思われる。

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 月山スキー場リフト乗り場へ向かう舗装道路を緩やかに登り、沢に架かる橋を渡ると前方にリフト下駅が見える。
 橋を渡ってすぐのところに右へのトレイルがある。そこが登山口となる。
 以前は案内板があったはずだが、今は何の標識もないので、ちょっと不安になってしまった・・・

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 いにしえに整備されたのだろう、樹林帯の中の信仰の石畳の道を登っていく。

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 しばらく登ると、いろいろな花々が出迎えてくれる。

ヨツバシオガマ
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ウメバチソウ
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 樹林帯を抜けると一気に視界が開ける。

南側の眺望
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雲が美しい・・・
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トウウチソウ
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 木道の先にある月山の山頂部はしっかりと雲に覆われている。

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 ここでも様々な高山植物が最後の力を振り絞るように花を咲かせている。

イワショウブ

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ナンブタカネアザミ
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アカモノの実
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 山頂へ近づくにつれて冷たい風とガスが強くなる

山頂直下の一枚
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 山頂部稜線上へ出たとたん、帽子がとばされるほどの冷たい風が吹き抜ける。
 ガスと風で体温がどんどん奪われる。
 
山頂部の一枚
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月山頂上小屋
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 帽子を必死でおさえながらなんとか月山の山頂へ着くも、風はより強烈に吹き荒れ、眺望はまったくなし。
 月山神社でお祓いをしていただき、参拝をすませ、急いで下山する。
 月山神社到着は9時ちょっと前

月山の山頂(月山神社)
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 標高を下げるに従ってガスはなくなり、風も弱まる。
 これから向かう姥ガ岳へ続くトレイルがしっかりと見える

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ミヤマリンドウ
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ハクサンイチゲ
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エゾオヤマリンドウ
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姥ガ岳へ(奥のピーク)
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姥ガ岳へ
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姥ガ岳へ
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月山を振り返るが、やはり雲の中
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 姥ガ岳へは10時半頃到着した。
 姥ガ岳のピークを過ぎ、いよいよリフト上駅目指して下っていく。
 姥ガ岳周辺では草紅葉がはじまっていた。

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 眺望の開けている南側の景色
 月山湖などが見える

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 再び下山路からの景色
 後ろの姥ガ岳を振り返ると青空も見える

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 遙か下にリフト上駅が見える

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 月山を仰ぎ見るが、やはり雲の中
 月山はなかなか難しい山だ

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 日が差してきたので、リンドウの花が開いてきた。

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 午前11時 リフト上駅へ到着
 片道1,000円の料金

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 結構長~いリフトです。10分以上乗っていた気がします。

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 繰り返すが月山はなかなか気難しい山だ。
 過去数回登っているが、山頂からの大眺望を望むことができたことがあっただろうか。
 今回は(今回も)ガスと恐怖に鍛えられた山行だった。

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2025.09.07

奥日光 高山へ

 9月に入ったものの酷暑続き・・・少しでも涼しい所を歩きたいとの思いから、奥日光の高山を訪れた。

 菖蒲が浜プリンス跡の駐車場に車を停め、竜頭ノ滝を経て高山を目指す。
 往路は高山山頂から中禅寺湖斑の熊窪へ降り、湖畔の栃窪を経て駐車場へ戻る周回コース。
 スマホアプリでは、11.5キロ、16,000歩の行程となっていた。

駐車場から心地よい道を竜頭へ向かう
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竜頭ノ滝
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 竜頭ノ滝の滝上から国道120号を横切り、高山への登山口へ
 登山口から樹林帯の急登が続く

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 高山登山は、樹林帯の中を登っていくので、強い陽射しがさえぎられるのがいい。
 その一方で、眺望が利かないというのが難点である。

登りで唯一の中禅寺湖の展望
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登りで唯一の男体山の眺望
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山頂直下のトレイル
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高山山頂(1,668メートル) 眺望なし
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 山頂からは中禅寺湖畔の熊窪を目指し、1時間の下りとなる。

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 青い空 透き通った湖 白い砂浜・・・「熊窪」です。

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 熊窪から湖畔を歩くと、続いてあらわれる「栃窪」です。

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 栃窪から1時間ほど湖畔を歩き、菖蒲が浜プリンスホテル跡地の駐車場へ戻る

 途中で「カリガネソウ」が咲いていた。

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2025.09.03

日光 霧降高原へ

 日光霧降高原を訪れた。
 第3駐車場(トイレ設置・登山者用駐車場)へ車を停め、公道の下をくぐり、レストハウスをやり過ごし、1445段ある階段へ。

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 霧降高原キスゲ平では、アザミやワレモコウ、マツムシソウなどが目を楽しませてくれた。

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ワレモコウ
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マツムシソウ
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 振り返れば塩原方面の山々が見える

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 階段を上り詰め、小丸山の頂で小休止

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 再び来た道(階段)を駆け下りる。
 今日はトレーニングとわりきっている。

 山にはスズキエブリィワゴン(カスタム)がよく似合う!

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2025.08.31

烏帽子岳(浅間連峰)へ

 数日前に浅間連峰の西に位置する湯ノ丸山へ日帰りで登ったが、今回は湯ノ丸高原地蔵峠の無料駐車場(湯ノ丸スキー場第一駐車場)へ前夜泊し、あたりがしっかりと明るくなった翌朝5時40分頃登山を開始。

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烏帽子岳登山口
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登山口の案内板
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 湯ノ丸山へのゲレンデ直登ではなく、烏帽子岳登山口(標高1731メートル付近)から湯ノ丸キャンプ場へ続く鋪装道路を進む。

朝靄の湯ノ丸キャンプ場(混んでいる)
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 キャンプ場を過ぎると本格的な登山道となる。
 樹林帯の中のアップダウンの穏やかな道が続く。

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この花はなんだろう??
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ヤナギランが出迎えてくれる
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湯ノ丸山と烏帽子岳の鞍部(標高1854メートル)へ到着、小休止

鞍部
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鞍部に咲くツリガネニンジン
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 鞍部から烏帽子岳までの間には、アザミ、ウメバチソウ、ツリガネニンジン、オヤマリンドウ、トリカブト、マツムシソウなどが咲いていた。

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コケモモ
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オヤマリンドウ
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トリカブト
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 尾根の出ると天空ロードが続く

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 尾根上の礫地はコマクサの群生地になっている

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 まずは小烏帽子岳(2042メートル)へ
 奥に見えるピラミダルな山が目指す烏帽子岳

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ウメバチソウ
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マツムシソウ
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 高山植物を愛でながら天空ロードを進む。

山頂直下の岩場
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岩の影に咲く花(?)
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頂上へ近づくにつれマツムシソウが多くなる
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烏帽子岳(標高2066メートル)
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さっき越えてきた小烏帽子岳
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 来た道を引き返す
 尾根上の天空ロードに別れを告げ、地蔵峠へ向かう

尾根上の分岐
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 登山口から山頂まで2時間程
 山頂から登山口までも2時間程
 花々を愛でながらの穏やかな山歩きが楽しめた。

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