トレッキング・登山

2025.05.05

茶ノ木平から半月山へ ~アカヤシオ~

 これまで奥日光界隈の山々やトレイルはほとんど歩いてきたが、未だに未踏だった茶ノ木平から半月山へのコースを、アカヤシオを確認しながら歩いてきた。

 早朝5時半、歌ヶ浜第1駐車場へ車を入れる。
 この時期、多くは釣り人の車で、すでに3/2は埋まっていた。

 この歌ヶ浜から今来た道を少し戻り、リッツカールトンの裏手の登山口から茶ノ木平を目指す。
 茶ノ木平からは、男体山と中禅寺湖、日光白根山などを眺めつつ、狸山(むじなやま)を経て半月山へ。
 半月山の展望台で「ざ・奥日光」の景色を堪能した後は、半月峠から狸窪(むじなくぼ)へ出て、湖畔を歌ヶ浜まで戻る。

歌ヶ浜から見る早朝の中禅寺湖と男体山
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 リッツカールトン裏手の登山口を目指すが、星野リゾートの「界 日光」が休業していたのには驚いた。

登山口
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 登山口から1時間程で茶ノ木平へ出る。
 何があるわけではないが、昔はケーブルカー駅があった場所になる。
 その名のとおり「平」な場所。

茶ノ木平からの男体山(奥に女峰山も)
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茶ノ木平
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 茶ノ木平から中禅寺湖スカイラインまでおよそ30分程度の下りになるが、この間がアカヤシオの好ポイントとなっている。
 アカヤシオと中禅寺湖ごしに奥白根の山々、そして男体山を見ることができる。

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 中禅寺湖スカイラインを横切る
 このスカイラインは朝の7時から夕方5時までが通行可能時間となっており、それ以外はゲートで閉鎖される。

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 スカイラインを横切り、狸山(むじなやま)へ登り返す。
 これまで同様、アカヤシオが彩りをそえてくれる。

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 狸山への途中、木に包み込まれた看板が・・・

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 狸山の山頂には鉄塔が立っていた。

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 狸山からはまた下り、スカイライン沿いの中禅寺湖展望台へ。

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 中禅寺湖展望台をスルーし、半月山の山頂を目指す。

半月山の山頂
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 半月山の山頂からの眺望は得られないので、さらに進んだ先にある半月山展望台へ向かう。
 半月山展望台からは、中禅寺湖、男体山、奥白根山、さらには社山や皇海山まで。
 天気が良ければ遠く富士山までの眺望がえられる。

足尾方面の眺望:奥に皇海山、鋸山、袈裟丸山の山並み

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 まだ雪深い日光白根山と左に見える錫ヶ岳
 自分の栃木百名山も残すところこの錫ヶ岳など2座を残すのみ

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社山、黒檜山、太平山

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これぞ「THE 奥日光」の景観

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 半月峠までの斜辺は極めて歩きづらかったが、眺めはすばらしい。

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 狸窪からは湖畔の鋪装路歩きとなる。

中禅寺湖南岸からの男体山
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 湖畔の陽当たり良好な場所では、新緑が輝いている。

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2025.05.04

中禅寺湖北岸トレイル ~オオヤマザクラと玉咲サクラソウ~

 GWの混雑を避け、この時期比較的静かな奥日光を訪れた。
 ヤシオツツジやトウゴクミツバツツジ、そしてオオヤマザクラを追って、中禅寺湖の北岸をトレッキング。
 千手ヶ浜奥の仙人庵では、玉咲きのサクラソウが見頃を迎えていた。

 交通渋滞を避けるために早朝にいろは坂を上がるが、ちょうど明智平で雲を抜け、眼下に雲海をみることができた。

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 菖蒲が浜スキー場の跡地の駐車場へ車をとめ、千手ヶ浜までの中禅寺湖北岸トレイルを往復する。
 新緑にも早いが、真っ先にで出迎えてくれたのが「ウスバサイシン」

ウスバサイシン
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 ヤシオツツジ(赤ヤシオ)はすでに終盤だろうか
 それでも千手ヶ浜までの湖畔では、ヤシオの花が目立っていた。

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 日当たりの良い斜面では、気の早いトウゴクミツバツツジも咲き出している。

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 今日のお目当ては、オオヤマザクラと中禅寺湖ごしの男体山
 三春の滝桜も観桜することができた今年の桜もこれで見納めになるだろう。
 残念ながら栃窪の桜はまだ蕾みだったが、赤沼や千手堂前の桜が満開だった。

栃窪の様子:新緑はもうちょっと先か
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赤沼バス停前のオオヤマザクラ
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 千手ヶ浜へ着いたのが9時頃だったが、誰もいない・・・。

千手ヶ浜からの男体山
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 千手ヶ浜をさらに奥へ進むと、フッキソウの群落が目立たない白い花を咲かせている。
 その中にエンゴサクもちらほらと。
 ただ、このエンゴサクは、ジロボウエンゴサクなのかヤマエンゴサクなのかはわからない。

エンゴサク(ジロボウエンゴサク or ヤマエンゴサク ?)
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 また、サンリンソウサンリンソウ?)もひっそりと花を咲かせている。

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 フッキソウの群落を抜け、吊り橋を渡った先に「仙人庵」がある。
 クリンソウの花時期には大変な混雑となるが、クリンソウの時期ではないので今日は誰もいない。
 管理されている伊藤さんによれば「静かな今の時期が一番いい。玉咲きサクラソウが見頃だし、千手堂前の桜も満開だ」とのこと。
 さっそく玉咲きサクラソウを楽しみ、千手堂前のオオヤマザクラの下でしばし休憩とする。

仙人庵の玉咲きサクラソウ
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仙人庵前の桜と湖と山とボート
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千手堂前のオオヤマザクラ

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 明日は半月山へアカヤシオを見に行こう。

 

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2025.04.30

八溝山

 茨城県最高峰、標高1,022メートルの八溝山へ
 新緑の輝きが山麓から山頂へと向かっている途中で、山頂付近の新緑はまだまだ。
 麓ではすでに散っているヤマザクラが、その花を咲かせていた。

 いつものように山頂に車を駐車し、茗荷谷へ向かう

ユキザサ
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茗荷分岐
茗荷分岐の手前に、下草の刈られた新しい分岐ができており(行き先不明)、そちらへ迷いこんでしまった。
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 茗荷分岐を右に折れ、茗荷谷を目指す。
 木々がやっと芽吹いてきたところで、萌えだしている新芽が美しい。

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 茗荷谷は春の命で輝いている。

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ニリンソウの群落
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フタバアオイ

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ブナの実(殻)
あたりにはブナの木が多い

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トラノオの仲間

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キケマン
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ギンリュウソウ
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ミツバツツジ
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カタクリも一輪だけ残っていた

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ヤマザクラ
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エイザンスミレ
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 この時期のお目当て・・・シロバナエンレイソウにも出会うことができた。

シロバナエンレイソウ
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2025.04.27

奥日光小田代ヶ原~戦場ヶ原逍遥

 まだまだ冬枯れの奥日光へ
 奥日光二荒山中宮祠での祈祷(交通安全)がメインの目的だが、その前に赤沼から小田代ヶ原、湯滝、戦場ヶ原界隈を歩いてきた。

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 新緑の時期には、まだ時間がかかりそう。
 日陰には霜柱が・・・

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 小田代ヶ原の手前からは、雪をかぶった白根山の前衛峰が望める。

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 小田代ヶ原の木道を進む

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 小田代ヶ原を抜け、泉門池へ

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 トレイルの所々でヒメイチゲとご対面

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湯滝

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 戦場ヶ原からの眺望

男体山
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大真名子、小真名子、太郎山
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金精峠方面の山々
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 二荒山中宮祠を車の交通安全祈願のために参拝する

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 境内には赤ヤシオが咲いていた。

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 神主の話では、今年は赤ヤシオの当たり年とのこと。
 いろは坂を降りるときも、山々の斜面に赤ヤシオのピンク色が鮮やかに映えていた。

 

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2025.03.23

雪割草咲く角田山

 今年で連続6回目、新潟県新潟市の花の名山「角田山(かどたやま)」を訪れた。
 角田山は新潟市内では多宝山に次ぐ標高482メートルの高さだが、田中澄江の「新・花の百名山」として紹介されるなど、花の名山としてよく知られている。特に、3月中旬から4月にかけては、山全体が雪割草(オオミスミソウ)やカタクリの花で埋め尽くされる。

 例年のことだが、公認ルートではないルートである「桜尾根コース」から登り、公認コースの灯台コースで下山する。
 角田山には全7コースが公認ルートとなっており、ガイドブック等では、その7コースのみが紹介されている。

 海抜0メートルの海岸沿いの駐車場から登山がスタートする。
 海から山頂へ、そして山頂から海へと、まさに「シーツーサミット」である。

 日本海を背にしながら急な斜面を登り出すと、ほどなくして雪割草と出会うことができる。
 この雪割草は太陽光や温度によって花が開いたり閉じたりするデリケートさを持っているため、早い時間からの登山はお薦めしない。

 まずは角田山の主役、春の花々を紹介する。

雪割草(オオミスミソウ):私はこの花が一番好きかもしれない。
 白色からピンク、青、紫  淡い色から濃い色まで・・・実に多彩である。

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 山頂までの登山道には、雪割草以外にも多くの春の花が咲いている。

フキノトウ
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キクザキイチゲ
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キクバオウレン
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ショウジョウバカマ
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 山頂付近は雪におおわれていた。

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 角田山の山頂は広く、下山路を間違えないようにすることが必要だ。
 休憩舎やバイオトイレもある。

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 山頂からは日本海を目指して灯台コースから下山する。
 灯台コースも春の花であふれている。

コシノカンアオイ
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キクザキイチゲ(白花)
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 灯台コースの主役はカタクリだ。
 まだちょっと早かったか。

カタクリ
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 当然のことだが、ここでも雪割草は咲いている。

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 灯台コースは、樹林帯を抜けると、眼前に一気に日本海が広がる。
 ここからは海を見ながら岩稜帯を下って行く。

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 後ろを振り返る(山頂は奥にあり見えない)

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 この山の自然が守られることを願っている。

 

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2025.01.13

富士山が見えるとなぜかうれしくなる~雨巻山~

 早朝の雨巻山(標高533.5メートル)を訪れた。
 早朝7:00、大戸川駐車場に車を停める。広い駐車場には先行者は3台のみ。
 今日は浅間山や富士山の眺望を得るため、三登谷山から雨巻山山頂を目指す。

三登谷山の山頂
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 三登谷山の山頂からは、日光連山や塩原、那須の山々の眺望が得られる。

日光連山
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塩原・男鹿の山々
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 尾根伝いにアップダウンを繰り返す。
 途中、展望の良いポイントが数カ所あり。

遠くに浅間山
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筑波山
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富士山
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 それにしても、なぜ富士山が見えるとテンションが上がるのだろうか?
 先日、吾国山の山頂から富士山がわずかだが見えただけでうれしくなった。
 やはり富士は日本を代表する山であり、ある意味日本の象徴なのだろう。

 大戸川登山口の蠟梅がわずかだが咲いていた。

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2025.01.11

吾国山から難台山・愛宕山 再訪

 先週に引き続き、吾国山から難台山、愛宕山を再訪した。
 今回、一番の発見は、吾国山の山頂から富士山が見えたことだ。

 コースは、福原駅から吾国山登山道、吾国山から道祖神峠を越えて難台山へ
 難台山から団子石峠へ下り、そこから鋪装された林道を使って駒場地区へ
 駒場地区から滝入不動尊を経て、愛宕山へ

吾国山の山頂(吾国山神社とも田上神社とも称される)
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 この時期、10時前後の時間帯だと、祠の後ろから陽光がさす。

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祠横の一等三角点
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日光連山から奥の白根山方面の眺望
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浅間山がはっきりと見える
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 そして富士山
 これまで吾国山からは筑波山や加波山にさえぎられて富士山は見えないものだと思っていた。
 しかし・・・加波山の横から雪をいただいた富士山の姿が・・・ちょとだけ顔を出している

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 愛宕山を下りると、麓では「どんと焼き」の準備がされていた。
(背後の山は難台山)

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2025.01.04

吾国山から難台山、愛宕山への縦走

 筑波山の東北に位置する尾根である、吾国山・難台山・愛宕山を縦走した。
 スマホのアプリでは約15キロ、6時間の行程であった。

 スタートはJR福原駅
 案内板があるので迷うことはないだろうが、線路を横切り、北関東道の高架をくぐり、「田上農村集落センター」を背にして石鳥居をくぐると、正面に吾国山が見える。集落センターに建つ鉄塔(電波塔?)は、どこからでも見えるので、目印となるだろう。
 石鳥居のあたりが参道入口なのだろうか。

鳥居(吾国山の遙拝所か?)
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 この辺りから「丁石」が見られるようになる。「一丁目」は確認できず。
 石鳥居の手前に「三丁目」があり、石鳥居をくぐるとすぐに「四丁目」があらわれる。

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 丁石を確認しながら、道標にしたがって進む。
 登山道入口は小川を渡ったところにあるが、山頂まで明瞭な登山道(参道)が続く。

 1時間程登ると、山頂直下のカタクリ群生地へ出る。

山頂直下のカタクリ群生地
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 この周辺は、低山では珍しくブナの巨木林となっている。
 立派なブナが林立していて圧巻である。

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 小さな湧水池もあり、水ノ神だろうか、小さな祠が祀られている。

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 カタクリ群生地を抜けると、「三十三丁目」の丁石が・・・

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 吾国山の山頂付近を、昨晩の雪がうっすらと残っていた。

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 山頂には吾国山神社(田上神社)が祀られている。
 立派な石垣で囲まれており、いにしえの城趾なのだろうか?

 山頂からは、筑波山、加波山、日光連山、そして数日前に縦走した雨巻山・高峯・仏頂山の山並みが一望できる。
 実に素晴らしい好展望地である。(富士山が見えたら言うこと無いのだが・・・)

吾国神社(田上神社)
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筑波山
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日光連山
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雨巻・高峯・仏頂山
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 山頂から道祖神峠までの途中からは、ゴールの愛宕山がよく見える。

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 洗心館(キャンプ場になっている)を過ぎ、道祖神峠へでる。

道祖神
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 車道を横ぎり、アップダウンを繰り返しながら、難台山山頂へ向かう。

難台山山頂へのトレイル
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難台山山頂
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 山頂には多くの登山者が休憩していたので、山頂をやり過ごし、少し先の「天狗の奥庭」で小休止・
 ここからは筑波山・加波山方面の展望が開けている。

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 獅子ヶ鼻を過ぎ、長い急坂を下り、団子石峠へ着く。
 ここからされにアップダウンを繰り返し、乗越峠から愛宕山へ。

愛宕山の山頂直下の広場(駐車場)
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 最近、カフェがつくられ、多くの観光客で賑わっていた。
 広場から山頂に鎮座する愛宕神社(日本火坊三山)へは、330段の急階段を登っていく。

愛宕神社への急階段
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愛宕神社
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 愛宕神社を後にして、JR岩間駅へ向かう。

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2025.01.01

元日登山 雨巻山から高峯、仏頂山縦走 

 令和7年 元日登山
 雨巻山から高峯、仏頂山へと連なる茨城・栃木県境尾根を縦走した。

 スタート地点は、雨巻山大川戸登山口。ご来光登山目的の人々だろうか、8:00で満車状態だった。
 登山口から三登谷山へ、そして三登谷山から続く西側の尾根をつたって雨巻山山頂へ向かう。

 雨巻山山頂には誰もいない・・・

雨巻山山頂
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 雨巻山山頂からの眺望、これから向かう仏頂山などの山並みを見ることができる。

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 雨巻山山頂から、高峯・仏頂山への縦走コースに入る。
 まもなく木製の展望台が設置された休憩所へ出るも、周囲の木々が枝を伸ばし、眺望は今ひとつ。

木製・手作り感満載の展望台
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 展望台を過ぎ、比較的しっかりとした踏み跡の雑木林の中を下って行く。
 この時期、急坂のトレイルは落葉で埋め尽くされており、何度もスリップする。

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 落葉した木々の中、誰とも会わない独り歩きを満喫しながら、標高を下げていく。
 標高398.8メートル地点には、四等三角点が設置されている。

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 四等三角点を過ぎてしばらく進むと、今度は古い社が祀られている。
 以前歩いた時はなかったが、誰かが屋根を付けてくれていた。

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 古社を過ぎ、背丈ほどの笹藪の中をさらに下ると深沢峠(県道深沢岩瀬線)へ出る。

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 鋪装された県道を左へ下ると大きな案内板があるので、その案内に従って高峯山方面へ進む。

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 鋪装された薄暗い林道を進むと、高峯山への道標があるので、道標に従い丸太(擬木)の急階段を登っていく。。
 ちなみに、ここから下山するまで、この丸太の階段に何度も泣かされることになる。

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 急坂を抜けると山頂手前の好展望地に出る。
 高峯山の山頂手前は、かつてパラグライダーの飛行場だったため、好展望地の休憩場所となっている。
 南に向いた緩斜面は、陽当たり満点で、眺望は最高の素晴らしい休憩地!
 東から愛宕山、館岸山、難台山、吾国山 
 西には加波山、筑波山などの山並みを望むことができる。
 そして、誰もいない・・・

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 パラグライダー飛行場跡を後にして、急坂を下り、登り返すと高峯山の山頂へでる。
 二等三角点が設置されている。

高峯山山頂
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 高峯山山頂をあとにして、丸太階段を何度も上り下りすると奈良駄峠へ出る。
 鬱蒼とした樹林に囲まれて、道標だけがかつての名残をとどめる。

奈良駄峠
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 ここ奈良駄峠から、丸太の急坂(真に急な坂)をあえぎあえぎ登り詰めると仏頂山へ出る。
 以前は暗い樹林の中を登っていたが、今は伐採され明るい斜面に変わっている。

仏頂山
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伐採地からの南側(愛宕・難台山方面)の眺望
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 やっとのことで仏頂山の山頂へ。
 仏頂山山頂は全く眺望が利かない。

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 山頂直下からは、最後の丸太の急階段を下り、40分から50分ほどで下山することができる。
 下山口は、鎌倉時代からの古刹の楞厳寺(りょうごんじ)。
 
 歩行アプリによると、約14.5キロのコースを6時間かけて歩いたことになる。
 

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2024.12.29

久方ぶりの 雨巻山

 実に久方ぶりに雨巻山を訪れた。
 年末年始のトレーニング山行、まずは軽く雨巻山を周回する。
 雨巻山は、常用樹林が多く、夏場などは強い陽射しをさえぎってくれるので有難いが、一方で眺望が利かないのが残念なところ。
 しかし、冬場になると、西側の尾根すじから、富士山・浅間山・日光連山などを眺めることもできる。

雨巻山山頂
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 三角点と、誰が置いたか可愛いお地蔵様が・・・

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 山頂は広く、よく整備されている。

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 ただし、眺望は東側のみなのが残念

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 それでも、西側の尾根からは数カ所で眺望が利く場所がある。

富士山
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浅間山
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筑波山
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日光連山
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 話題が変わるが、堅くハイカットの登山靴が苦手な自分は、長いことローカットの柔らかめのトレランシューズを愛用している。
 このスポルティバの一足も長年履いているが、とうとう靴底がはがれ出した。
 令和6年で履き納めだろうか、いままでありがとう。

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