令和7年 元日登山
雨巻山から高峯、仏頂山へと連なる茨城・栃木県境尾根を縦走した。
スタート地点は、雨巻山大川戸登山口。ご来光登山目的の人々だろうか、8:00で満車状態だった。
登山口から三登谷山へ、そして三登谷山から続く西側の尾根をつたって雨巻山山頂へ向かう。
雨巻山山頂には誰もいない・・・
雨巻山山頂
雨巻山山頂からの眺望、これから向かう仏頂山などの山並みを見ることができる。
雨巻山山頂から、高峯・仏頂山への縦走コースに入る。
まもなく木製の展望台が設置された休憩所へ出るも、周囲の木々が枝を伸ばし、眺望は今ひとつ。
木製・手作り感満載の展望台
展望台を過ぎ、比較的しっかりとした踏み跡の雑木林の中を下って行く。
この時期、急坂のトレイルは落葉で埋め尽くされており、何度もスリップする。
落葉した木々の中、誰とも会わない独り歩きを満喫しながら、標高を下げていく。
標高398.8メートル地点には、四等三角点が設置されている。
四等三角点を過ぎてしばらく進むと、今度は古い社が祀られている。
以前歩いた時はなかったが、誰かが屋根を付けてくれていた。
古社を過ぎ、背丈ほどの笹藪の中をさらに下ると深沢峠(県道深沢岩瀬線)へ出る。
鋪装された県道を左へ下ると大きな案内板があるので、その案内に従って高峯山方面へ進む。
鋪装された薄暗い林道を進むと、高峯山への道標があるので、道標に従い丸太(擬木)の急階段を登っていく。。
ちなみに、ここから下山するまで、この丸太の階段に何度も泣かされることになる。
急坂を抜けると山頂手前の好展望地に出る。
高峯山の山頂手前は、かつてパラグライダーの飛行場だったため、好展望地の休憩場所となっている。
南に向いた緩斜面は、陽当たり満点で、眺望は最高の素晴らしい休憩地!
東から愛宕山、館岸山、難台山、吾国山
西には加波山、筑波山などの山並みを望むことができる。
そして、誰もいない・・・
パラグライダー飛行場跡を後にして、急坂を下り、登り返すと高峯山の山頂へでる。
二等三角点が設置されている。
高峯山山頂
高峯山山頂をあとにして、丸太階段を何度も上り下りすると奈良駄峠へ出る。
鬱蒼とした樹林に囲まれて、道標だけがかつての名残をとどめる。
奈良駄峠
ここ奈良駄峠から、丸太の急坂(真に急な坂)をあえぎあえぎ登り詰めると仏頂山へ出る。
以前は暗い樹林の中を登っていたが、今は伐採され明るい斜面に変わっている。
仏頂山
伐採地からの南側(愛宕・難台山方面)の眺望
やっとのことで仏頂山の山頂へ。
仏頂山山頂は全く眺望が利かない。
山頂直下からは、最後の丸太の急階段を下り、40分から50分ほどで下山することができる。
下山口は、鎌倉時代からの古刹の楞厳寺(りょうごんじ)。
歩行アプリによると、約14.5キロのコースを6時間かけて歩いたことになる。