例年なら見頃の中禅寺湖畔の紅葉だが、今年はどうなのか・・・。
歌ヶ浜駐車場(タイムズの有料駐車場となっていた)へ車を停め、約24キロの中禅寺湖一周を反時計回りにスタート。
紅葉はいまだに“見頃”には程遠い現状だが、それでも、千手ヶ浜など所々ではみごとな紅葉に出会うことができた。
まだ暗い5時15分・・・中禅寺湖一周をスタート。
中禅寺湖北岸の中善寺温泉街を抜け、二荒山中宮祠に着くころにはだいぶ明るくなってきた。
6時を過ぎると太陽が東から昇り、周囲は色鮮やかな世界へと一変する。
太陽の光で赤く輝く菖蒲が浜付近(いわゆるモルゲンロート状態)


すべてが輝いて見える!!



まだ静かな菖蒲が浜
国道120号線を竜頭ノ滝へ
あいにく陽の光が当たる前で、なんとも微妙な感じです。
竜頭ノ滝

竜頭ノ滝から再び湖畔の遊歩道へ。
菖蒲が浜沿い(プリンスホテル跡)の紅葉はみごとだった。


菖蒲が浜プリンスホテル跡から湖畔の遊歩道へ
竜頭ノ滝の喧噪が嘘のように静まりかえっている。


通称“赤岩”の展望台から

中禅寺湖北岸を進むと、湖畔随一のお気に入りポイントである“栃窪”へ出る。
白砂の湖畔と、トチノキの巨木が林立する素晴らしい場所である。
栃窪全景

栃窪




栃窪で小休止し、次のポイントである“熊窪”へ向かう。

高山からの下山口(高山への登山口)となっているのが“熊窪”
ここも絶景の休憩ポイントである。
おそらく、現状では湖畔随一であろう紅葉ツリーを愛でる。





熊窪から千手ヶ浜を目指す。
途中のトレイル沿いにも色鮮やかな紅葉が・・・





千手ヶ浜は、早朝、ちょうど太陽の光を正面に受ける場所で、紅葉が一段と色鮮やかに見える。


千手ヶ浜から南岸を目指す。
乙次郎橋を渡り、陽の光が眩しい西岸を、千手堂まで進んで行く。
どこからでも湖面ごしの男体山を見ることができる。絶景コース。






千手堂

千手堂を過ぎると、いよいよ南岸となる。
これまでと比べて全体的に暗く、険しい岩場もあり、ひたすら長く感じられる辛いコース。
日光白根山が見えるようになる。

大日崎には石仏が中禅寺湖を向いて鎮座されている。

ひたすら長く困難な南岸も、社山の登山口ともなっている“阿世潟”へ出ると一安心。
歩き易いトレイルとなる。


ゲートを過ぎると鋪装された道路となり、歌ヶ浜駐車場へはもうすぐ。
八丁出島の紅葉と背景の白根山を眺めながら足を前へ出す。

8時間は辛かった。