日光とその周辺

2024.11.04

奥日光の紅葉

 久しぶりに奥日光赤沼駐車場から早朝運行(5:30発)ハイブリッドバスを利用して千手ヶ浜へ。
 バスの料金が500円となり、前払い制へと変わっていた。
 赤沼の駐車場も、以前の無料から、タイムズ有料駐車場へと変わっていた。そのためか、未明の4:30に駐車場へ到着してもガラガラだった。以前は紅葉の時期はこの時間にはすでに満車になっていたのに驚きだ。

 目的の紅葉は、すでに終盤で、奥日光の広葉樹林はすでに葉をほとんど落としていた。
 一方、先日訪れた中禅寺湖は、今が盛りと見頃であった。

千手ヶ浜で日の出を迎える

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 陽が昇ると、周辺がオレンジ色へと変化する

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 地面は霜で凍りついている

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 千手ヶ浜の紅葉(終盤)です

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 千手ヶ浜から西ノ湖へ
 途中の千手ヶ原にある山神様を参拝する

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 これも久しぶりに訪れた西ノ湖・・・水がない!!!

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 西ノ湖からは、唐松の並木道を抜けて、小田代ヶ原を目指す。

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 黄金色に輝く小田代ヶ原

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 泉門池へ

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 戦場ヶ原を抜けて赤沼へ戻る

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2024.10.27

中禅寺湖一周 紅葉逍遥

 例年なら見頃の中禅寺湖畔の紅葉だが、今年はどうなのか・・・。
 歌ヶ浜駐車場(タイムズの有料駐車場となっていた)へ車を停め、約24キロの中禅寺湖一周を反時計回りにスタート。
 紅葉はいまだに“見頃”には程遠い現状だが、それでも、千手ヶ浜など所々ではみごとな紅葉に出会うことができた。

 まだ暗い5時15分・・・中禅寺湖一周をスタート。
 中禅寺湖北岸の中善寺温泉街を抜け、二荒山中宮祠に着くころにはだいぶ明るくなってきた。

 6時を過ぎると太陽が東から昇り、周囲は色鮮やかな世界へと一変する。

太陽の光で赤く輝く菖蒲が浜付近(いわゆるモルゲンロート状態)
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 すべてが輝いて見える!!

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まだ静かな菖蒲が浜
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 国道120号線を竜頭ノ滝へ
 あいにく陽の光が当たる前で、なんとも微妙な感じです。

竜頭ノ滝
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 竜頭ノ滝から再び湖畔の遊歩道へ。
 菖蒲が浜沿い(プリンスホテル跡)の紅葉はみごとだった。

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 菖蒲が浜プリンスホテル跡から湖畔の遊歩道へ
 竜頭ノ滝の喧噪が嘘のように静まりかえっている。

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 通称“赤岩”の展望台から

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 中禅寺湖北岸を進むと、湖畔随一のお気に入りポイントである“栃窪”へ出る。
 白砂の湖畔と、トチノキの巨木が林立する素晴らしい場所である。

栃窪全景
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栃窪
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 栃窪で小休止し、次のポイントである“熊窪”へ向かう。

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 高山からの下山口(高山への登山口)となっているのが“熊窪”
 ここも絶景の休憩ポイントである。

 おそらく、現状では湖畔随一であろう紅葉ツリーを愛でる。

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 熊窪から千手ヶ浜を目指す。
 途中のトレイル沿いにも色鮮やかな紅葉が・・・

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 千手ヶ浜は、早朝、ちょうど太陽の光を正面に受ける場所で、紅葉が一段と色鮮やかに見える。

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 千手ヶ浜から南岸を目指す。
 乙次郎橋を渡り、陽の光が眩しい西岸を、千手堂まで進んで行く。
 どこからでも湖面ごしの男体山を見ることができる。絶景コース。

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千手堂
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 千手堂を過ぎると、いよいよ南岸となる。
 これまでと比べて全体的に暗く、険しい岩場もあり、ひたすら長く感じられる辛いコース。

日光白根山が見えるようになる。
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 大日崎には石仏が中禅寺湖を向いて鎮座されている。

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 ひたすら長く困難な南岸も、社山の登山口ともなっている“阿世潟”へ出ると一安心。
 歩き易いトレイルとなる。

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 ゲートを過ぎると鋪装された道路となり、歌ヶ浜駐車場へはもうすぐ。
 八丁出島の紅葉と背景の白根山を眺めながら足を前へ出す。

 

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 8時間は辛かった。

 

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2024.09.22

奥日光 小田代ヶ原~戦場ヶ原へ

 暑さも落ち着いてきたので、久しぶりに赤沼から小田代ヶ原を経由して、泉門池、湯滝、そして戦場ヶ原を歩いてきた。
 有料(500円)となった赤沼の駐車場へ車を停め、戦場ヶ原へ。

湯川に架かる赤沼橋を渡り小田代ヶ原へ
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 小田代ヶ原の草紅葉はまだまだこれから

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 小田代ヶ原を周遊し、泉門池へ向かう

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泉門池
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 泉門池から小滝を経て、湯滝へ

小滝
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湯滝
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季節は確実に秋へ

リンドウ
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 戦場ヶ原の木道から男体山を仰ぐ

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2024.09.15

奥日光 高山へ

 猛烈な残暑を避け、奥日光の高山(1667メートル)を訪れた。
 竜頭ノ滝の臨時駐車場(元のスキー場跡)へ車を停め、竜頭ノ滝経由で山頂までおよそ1時間半。
 急登が多くトレーニングにはちょうどいい。
 復路は、高山山頂から中禅寺湖斑の熊窪へ出て、湖畔沿いを楽しみながら戻る周遊コース。

カツラの木が甘い香りをはなつ駐車場
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竜頭ノ滝の下部の小滝
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竜頭の滝上部
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竜頭ノ滝上の高山登山口
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 山頂までは急登が続く
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 キノコ類が目立った。

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 高山山頂

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 山頂から中禅寺湖斑の熊窪を目指す。

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 中禅寺湖斑で一番のお気に入りポイント・・・「栃窪」
 トチノキの巨木が林立している。

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 湖畔も素晴らしい景色

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 およそ3時間の行程となる。

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2024.06.09

クリンソウ満開の千手ヶ浜へ

 あいにくの曇天ではあるが、見頃を迎えたクリンソウの咲く中禅寺湖千手ヶ浜を訪れた。

千手ヶ浜からの男体山
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 お目当てのクリンソウ

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 クリンソウ以外にも・・・

ギンリュウソウ
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レンゲツツジ
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ギンラン
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 陽が差すと大合唱を奏でるエゾハルゼミ

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 樹上からはアオダイショウがお出迎え

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2024.05.12

奥日光~芽吹き~

 奥日光では、待ちに待った芽吹きの時期を迎えている。
 赤沼駐車場から小田代ヶ原、泉門池(いずみやどいけ)を経て湯滝・湯ノ湖へ。
 帰路に戦場ヶ原を抜けて赤沼へ戻る周回コースを歩いた。

小田代ヶ原からの男体山
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 赤沼から小田代ヶ原へ向かうトレイル沿いでは、ヒメイチゲとタチツボスミレ、リンドウが出迎えてくれる。

ヒメイチゲ
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リンドウ
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タチツボスミレ
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 ヒメイチゲの珍しい八重咲きの花を発見!(傷んでいるが・・・)

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 小田代ヶ原は、カラマツの新緑が映えている。

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カラマツの新芽
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小田代ヶ原
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小田代ヶ原の芽吹き
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カラマツの美林
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 木々の名は知らねど、新芽はそれだけで美しい。

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キジムシロ(ミツバツチグリ??)も見られた。
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 戦場ヶ原の中にある湧水池の泉門池へ
 背景には男体山がそびえている。
 イズミカドイケではなく、イズミヤドイケと呼ぶ。

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透明な湧水池
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 泉門池から小滝を経て湯滝を目指す。
 この周辺ではミヤマカタバミが目立っていた。

ミヤマカタバミ
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マイズルソウ
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小滝
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湯滝:湯ノ湖から直接水が流れ落ちる
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 湯滝の滝上の湯ノ湖まで足を延ばす。

湯ノ湖
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湯ノ湖から豪快に水が流れ落ちている。

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この花の名は?
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 帰路、戦場ヶ原で見つけたもの

何種類はわからないが、カエルの卵だろうか?

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キビタキでしょうか?

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クロミノウグイスカグラでしょうか?
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 今回、赤沼を訪れて一番驚いたのは・・・有料駐車場になっていたこと。
 一回500円でした。ビックリ!

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2024.05.05

春の奥日光・中禅寺湖畔ウォーク

 春と言ってもやっと芽吹きが始まった中禅寺湖畔を訪れた。
 下界では30度を超す暑さのなか、過ごしやすい気持ちの良い時間を過ごすことができた。

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 菖蒲が浜スキー場の跡地へ車を停め、中禅寺湖畔を千手ヶ浜まで往復するおよそ3時間半の湖畔ウォーク
 湖畔の木々はやっと芽吹きが始まり、足もとには清楚な早春の花々が咲き出している。

 まずはウスバサイシン・・・独特の葉の形状でよく目立つ。根元を見ると独特の花?

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 湖畔のトレイルを歩く

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 今年は極端に中禅寺湖の水が少ないようだ。

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 ヤシオツツジは残念ながらすでに花期を終えていた。
 トウゴクミツバツツジはまだまだこれから。

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 中禅寺湖畔で一番のお気に入りの場所、それが「栃窪」
 トチノキの巨木&白砂の浜が続く

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 今日は桜(オオヤマザクラ)が絶妙なアクセント
 桜の下の浜辺に寝そべって一日ボォーとすごしたい。

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 陽当たりの良い湖畔では、ヤマカガシが日光浴

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 熊窪も気持ちの良い浜辺で、やはり桜がアクセントになっている。

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 熊窪と千手ヶ浜の間には、新緑が眩しい場所も

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 千手ヶ浜に人影はなく、ゆっくりと過ごすことができた。  
 周囲の唐松の新緑が輝いている

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沢沿いの桜
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男体山と桜

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 千手ヶ浜に群生しているフッキソウが開花している

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ヤマエンゴサクも群生しているぞ

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ハクサンコザクラ? そんなはずはないが・・・

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中禅寺湖 & 男体山 & 桜

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 帰り道、リンドウを見つけた。

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 帰路、駐車場からの一枚
 まもなく新緑&トウゴクミツバツツジが咲き出す季節へ

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2023.11.06

落葉の中禅寺湖畔へ

 奥日光の紅葉はほぼ終わっているだろうと覚悟を決めながら、中禅寺湖畔の歌が浜へ。
 予想していたとおりに、中禅寺湖畔の紅葉は落葉を迎え、曇天もあいまって、ものがなしい雰囲気しきりとなっていた。
 そんな中、歌が浜に車を停め、湖畔沿いのトレイルを、社山の登山口ともなっている「阿世潟(あぜがた)」を目指す。

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 普段は素通りする「英国大使館別荘記念公園」&「イタリア大使館別荘記念公園」の敷地内を散策する。

英国大使館別荘記念講演
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イタリア大使館別荘記念公園

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 湖畔沿いを進むと、鹿に角研ぎされ無残な傷跡が生々しい巨木を発見

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 それにしても寂しすぎる・・・

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 歌が浜から1時間程で阿世潟へ到着。
 阿世潟は湖畔の静かな砂浜で、訪れる人は社山への登山者ぐらい。
 中禅寺湖ごしに雄大な男体山の姿を望むことができる。

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 阿世潟で小休止ののち、天気も心配なため、ここで引き返す。

 帰路、残り少ない、まだ紅葉が残っている木々を撮影した。

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 今、日光の紅葉はいろは坂を降り、日光市内へと移っている。

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2023.10.22

奥日光の紅葉 2023

 久しぶり(数年ぶり)に紅葉の奥日光を訪れたが、タイミングも良く、改めて奥日光の紅葉の素晴らしさを実感できた。
 これまた久しぶりに赤沼駐車場に前夜車中泊し、5:30発の「わたすげ号」で千手ヶ浜へ。ちなみに低公害バスの運賃がいつの間にか500円になっていました。笑

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 6:00 千手ヶ浜バス停へ到着。
 トイレをすませ、千手ヶ浜へ向かう。

千手ヶ浜バス停
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 千手ヶ浜では既に朝陽が昇っており、湖畔の木々が朝日に照らされて燃えている。

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 冠石(かんむりいし)方面の木々は、まさにモルゲンロート!!

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 いつものように千手ヶ浜の奥へ向かってみる。

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 朝陽に輝く紅葉した木々・・・背景には中禅寺湖と男体山 最高の景色!

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 湖畔の山の神のところで、「仙人庵」の伊藤さんと・・・・・・
 「今年の紅葉は2週間ほどおくれていたが、このところの寒さで一気に色づいた。是非、千手堂まで足を伸ばしてもらいたい。」とのこと。
 その言葉に素直にしたがい、「千手堂」までいくことにした。

 とにかく、湖畔の木々の紅葉が朝陽をあびて金色に輝いている。

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 頭上にはコゲラ? アカゲラ?

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 中禅寺湖畔を進む。

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 「仙人庵」を過ぎると、「不動堂」へ

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 さらに奥へ進む。

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 昔の千手ヶ浜キャンプ場跡周辺の紅葉が素晴らしい!
 今から何年前(何十年前)だろうか・・・ここにキャンプ場があり、ここでよくキャンプを楽しんだものだ。

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 キャンプ場跡から千手堂へ。
 お詣りをして、今来た道を引き返す。

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  千手ヶ浜から小田代ヶ原へ向かう。
 途中の沢では、ブラウントラウトがペアリング中

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 小田代ヶ原周辺の広葉樹はすでに落葉しているものの、カラマツの金屏風が見事である。

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 奥の山の頂には雪?(どうも霧氷らしい)

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 赤沼駐車場へ戻るが、当然、「満車」である。

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2023.08.27

奥日光-湯滝逍遥-

 異常気象級の猛暑が続く夏・・・しばし涼を求めて奥日光へ
 最近訪れることのなかった、湯滝・湯ノ湖方面へ足を伸ばすことにした。
 車を湯滝直下の駐車場(有料500円)へ停め、歩き始める。

湯滝
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 湯滝が湯川に流れを変える所に、カリガネソウが一株咲いていた。

カリガネソウ
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 湯滝直下から湯川沿いに戦場ヶ原まで足を伸ばす。

湯川の流れ
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 戦場ヶ原は、なんとなく夏から秋へ変わり初めているようだ。

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 戦場ヶ原から湯滝方面へ戻る。
 途中、小滝で釣りを楽しむ3人組をしばし観察

小滝
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 湯滝へ戻り、さらに滝上の湯ノ湖へ
 20代・30代と、ロッドを片手に、休みの度に湯ノ湖へ通った日々を懐かしむ。

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 空模様がどんどん怪しくなり、車に戻った途端に猛烈な雨に・・・

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